時々、質問がある姿勢分析について、
「胸椎後弯と猫背ってどう違うんですか?」
「猫背とどう見分ければいいですか?」
骨格ボディメイクの仲間のSちゃんが、
たまたま背中がガチガチすぎてと
セッションにきてくれて、
同じ人で、猫背と胸椎後弯の差が撮れたので
お写真お借りしました。
さてどちらが、
猫背でどちらが胸椎後弯でしょうか?
▶︎左より右の方が、
カラダのラインや顎ラインは、
明らかに美しいですよね。
猫背と胸椎後弯は似て非なるモノ
▶︎赤左→
後弯のチカラが下にずり落ちているような印象なのがわかりますか?
胸椎後弯は、バネのチカラがあるはずですが、
猫背なので、そのチカラは、ありません。
なので、頸椎がストレートに
なって顎が下がっています。
▶︎青右→
胸椎後弯の湾曲ポジションが少し引き上がり、
張り感がみてとれます。
胸椎後弯が復活したことで、頸椎の前湾曲も
できあがり、顎の位置が変わりました。
そして、
見るべき追加ポイントは、
左赤→
胸骨が下向きになって、肩が巻いています。
体幹が潰されて、お腹の引き上がりは、ないです
右青→
胸骨が上向きになり、肩の巻きが減りました。
胸椎後弯ができたことで、お腹が勝手にひきあがっています。
今回は、写真説明だったので、
見た目の説明になりましたが、
動きや実物分析するときは、
見た目に騙されないというのも1つです。
例えば、
▶︎本人が意識して、胸を引き上げている!
▶︎脚を踏んだチカラで胸が引き上がってくる!
は、
カラダのチカラのベクトルや
チカラの初動の生み出し方は、全く別モノです。
こういった細かい分析のチカラをつけていくには、
物理の理論の理解、カラダの理解、視点の理解、
を現場で数を見ていく事が1番の近道ですね。
12月スタート!
半年スクール限定のテクニカルコースでも
こういった事を深めるためにも、
学びをしつつ、現場を見るという事を
同時進行で進めていきたいと思っています。