お茶のお稽古で

 

その月の心の学びとして

床の掛物を「今月の一節」として

先生の心に留った言葉をご紹介くださるのですが

 

12月は「洗心」

 

言葉通りに、心を洗うこと

自分自身の心を掃除して

心の曇り、心の塵を洗い流すという意味ですが

 

今回はなぜか深く心に刺ささりました

 

心の塵

 

それは人それぞれ

 

こうでなきゃという囚われの心かもしれないし

怒りや優越感、劣等感などもそうかもしれない

 

怠慢な心も、もしかしたら人によっては

そうかもしれない

 

先生は

「生きてきたら、そんな感情が湧いたとしても

それは仕方のないこと

生きるために必要だったかもしれない

でもちょっと立ち止まって

自分の心に向かい合って

さっぱりと洗い流して、まっさらな心に

たちもどるのも、また大切なことですね」

 

と仰いました

 

本当にそう

 

12月、大掃除だけでなく

心の塵や汚れも洗い流して

 

さっぱりと新しい気持ちで

新年を迎えたい

 

12月のテーマ「洗心」

今から心がけよう



秋の散歩道