【食育リレーブログvol.52】乳児用液体ミルクについて | ママスタート・クラブ(Momstart club) ブログ

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名古屋市を拠点として活動を行っている育児支援団体「ママスタート・クラブ」のスタッフがお届けするブログです。
子連れで参加可能な講座やイベント情報の発信、講座内容のレポートや活動情報などをお届けします。

こんにちは!

 

毎月19日は食育の日。
今月の食育リレーブログは管理栄養士 清水が担当させていただきますニコニコ

(愛知県一宮市で自宅料理サロンをしています♪)

 

 

 

先日3月11日、東日本大震災から8年を迎えました。

私自身は当時横浜に住んでおり、結婚したばかりでまだ子どもがいませんでしたが

それでも困ったことがたくさんありましたし、

その時経験した恐怖というのは今も心に残っています。

 

今回は防災をテーマを選びました。

子育て中のママが防災についてもう一度見直すきっかけになればと思います。

 

 

 

まず始めに、

液体ミルク

ってご存じでしょうか??

 

 

日本では人工乳といえば粉ミルクが主流ですよね。

熱湯で溶かして流水で冷まして…

結構面倒だったり、パパやおばあちゃんにお願いすると作り方が雑だったり熱すぎたり…(苦笑)

外出するのも、熱湯と白湯と持ち歩いて荷物が増えることもありますよね。

 

液体ミルクはすでに調乳された状態のものなので

そのまま飲めるミルクです。

海外では既に日常的に使われており、フィンランドでは人工乳の90%が液体ミルクだとか。

 

 

日本で注目が高まったのは

2016年4月に起きた熊本地震のときです。

フィンランドから届いた支援物資の中に液体ミルクがあり、

その後、国内製造を求める声が急増。

 

これを受けて、ついに2019年3月11日に

江崎グリコから日本初の液体ミルク発売!

関連URL:https://www.glico.com/jp/enjoy/contents/ekitaimilk/

 

となったのです。

※グリコさんから画像お借りました。

 

明治さんも4月下旬に全国発売となるようですキラキラ

 

 

 

なんといっても

・常温保存可能

・調乳がいらず、スピーディー

というのが最大のメリットでしょうか。

 

災害時だけでなく、外出時にも便利ですよね。

 

使用方法も画像をお借りしましたので掲載します。

 

 

こういう情報を知っておくことも、災害の備えには必要なことですね。

その他、ほんの少しですが災害への備えについて、下記にまとめました。

最低限のことですが、もう一度見直しです😊☝️



<子育て中の親がしておくべき備え>

①家の中のチェック

・家具は固定されているか

・寝室に倒れるものや重たいものが近くにないか

・防災グッズはすぐに持ち出せる所に置いてあるか

 

②普段から気をつけておくこと

・夫婦間で行き先を告げておく(出張先や出掛ける先など)

・家族の連絡先や学校・保育園などの電話番号は紙に控えて財布などに入れておく

(携帯がつながらなかったりバッテリーが切れていると使えません)

 

③防災グッズの見直し

・食料品は賞味期限が切れていないか

・子どもの成長に合わせた食料やミルク、オムツに変えているか

(オムツがサイズオーバーしていたということもありますので見直しを)

 

 

特に2歳未満の子どもがいるご家庭は

離乳食やオムツ、ミルクなど特別に必要なものがありますよね。

 

授乳中のママは、母乳でも震災によるストレスや栄養不足により

母乳の出が悪くなったり、避難所生活では他人の目もあり思うように授乳ができなかったり、、

予期せぬ事態も起こり得ますので

完全母乳の方もミルクの備えは必要ですし、赤ちゃんが哺乳瓶に慣れておくことも必要かもしれません。

 

 

お住いの地域のイベントや親子向けイベントなどで防災フェアなども開催されていますので、

家族で出かけてみて見直してみるのもいいかもしれませんね^^

 

 

 

ここの場でも、またこういった情報をお伝えしていけたらと思いますニコニコ