ドラマ小説/ 嫡嫁千金(全八冊)台湾版 千山茶客 墨雨雲間 台湾書籍
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原題 墨雨云间
2024 全40話+番外編
呉謹言 ウー・ジンイエン
王星越 ワン・シンユエ
陈鑫海 チェン・シンハイ
このドラマのタイトルの意味は
「黒くて厚い雨雲の間」
だそうです。
前々から X で情報を見ていて気になっていたドラマ。
結果、面白いです。
胸キュンはそんなにないのですが、男主と女主が出会い、
女主が復讐のためにやっている事が、結果男主がやっている
事と同じ目的で、最終的に助け合いながら目的を達成
していく・・・みたいな感じ。
とにかく、ウー・ジンイエン演じる女主が賢い。
なので胸キュンがなくても楽しめた。
女主が賢いドラマは面白いんです。
そして、映像が奇麗です。
男主の赤と黒を主張した衣装にも目がいくし、全体的にも
赤が目立つドラマだと思った。
風を使って奇麗に演出されているのも目がいきました。
愛し合っていたはずの夫に不義密通の罠にはめられ
生き埋めにされる薛芳菲
姑や義妹の罠かと思っていた芳菲は
夫に理由を聞くが、[あの方には逆らえない]というだけ。
そして父も弟までも殺されていたことを知る。
しかし土の中からからゾンビのごとく
はい出した芳菲を
たどり着いた川辺で助けてくれたのは姜梨という女性。
彼女は幼いとき犯した義母と弟殺しの罪ほろぼしのため
尼寺に送られたいたの。
姜梨は継母の罠で
そんな罪を着せられちゃったんだけれど
10年も親元から離れ規律の厳しい寺で
苦しい生活を送るも、正しいことを貫く強い女性だった。
しかしそんな彼女が芳菲を救うために規律を犯して
食べ物を持っていこうとして見つかり重い罰を受けてしまう。
中国ドラマあるある
ボウタタキの刑。
弱っていた彼女はその後亡くなってしまう。
芳菲は罠にはめられた姜梨と自分を重ね合わせ
二人を滅ぼしたそれぞれの敵への復讐を誓う。
芳菲は姜梨の身分を自分のものとし
この寺を脱出し、姜梨の冤罪を晴らすため
また自分を殺した夫とその家族、そしてその背後の黒幕を
暴くため動き出す・・・。
おりしも
その寺に塩密売人を追ってやってきた肃国公
を利用してこの監禁寺から脱出をすることに成功する芳菲。
姜梨となり切った芳菲は、姜梨の侍女とともに
10年ぶりに彼女の家に帰ることになるのだったーー。
いやぁ~やっぱり吴谨言て賢い女がピッタリ
姜梨の家では彼女を追い出した継母との
表には見えざる戦いになるんだけれど
ウラをかいてぎゃふんと言わせるので
スカッとします。
芳菲をその夫に殺させたのは皇帝の妹・婉宁公主なのだけれど
またこの女性がその地位を傘にきて
傲慢極まりない嫌な女です。
情けない元夫・彼もずっと関わってくるし
最初知らない俳優さんばかりで皆若いから
同じ顔に見える症状ぼっ発。
まぁ何話かすると
区別できるようになった。
見慣れた方もいるし
トントン進むストーリー面白いし
日本上陸したら人気出そうなドラマだと思う。
日本では9月1日からNetflixで配信されるそうです。
本当かはわかりませんが。。。
個人的には
この方の演技がとてもうまかった。
ネタバレになるかもしれませんが最終話・・・
やっとのことで、姜梨と薛芳菲、二人分の無念を晴らし、
蕭蘅と皇帝の長年の敵も殲滅されて、全てが終わったと思いきや
、蕭蘅は代国との戦へと向かわされる。
それに同行した陸璣と文紀、、、
いや、最後の最後で、この愛らしい二人のその姿は
観たくなかったが、敵に囲まれた蕭蘅も、
おそらく命を落としてしまったのだろう。
一人だったし、、、
髪を梳かしに来たのもそういうことなのだと思う。
「花が咲く頃に凱旋する。」
そう言って戦に旅立った蕭蘅は、最後に、
咲き誇る花となって戻ってくるが、馬で駆けて来たのが
幻なのか分からないまま本編は終了する。
これだけを見ると、視聴者に委ねる系のラストだと
思わされたものの、番外まで観ると、夢なのか、
または現実なのか、その後の二人の様子が見られる。
どちらにしても委ねる系だった笑
面白かった。
敵である公主と沈玉容の背景の描写と、その役柄を
しっかり掴んで演じた役者が巧みだったせいで
、複雑な思いが交錯したドラマだった。