記事の2ページ目を見落としていましたあせるすみません。追記いたしました。

 

 

 

テックインサイトからです。

http://japan.techinsight.jp/2017/07/yokote201707161106.html

 

【海外発!Breaking News】元警察署長の息子 連続動物虐待死事件で懲役16年の実刑(米)

 

元警察署長の息子、ネコ連続虐待致死事件で懲役16年(画像は『CBS News 2017年7月15日付「California man sentenced to 16 years in prison for killing 21 cats」(CBS SAN FRANCISCO)』のスクリーンショット)

 

 

猟奇殺人を起こす人間が動物を虐待死させた過去を持つことはこれまでにも幾度となく伝えられている。今は動物がターゲットでも人間に牙をむくのは時間の問題ということか、アメリカでは「親は子供の執拗な動物虐待行為をみたら必ず専門家に相談を」と強く認識されている。カリフォルニア州で2015年に起きたネコ連続虐待致死事件について、このほど裁判所は警察署長の家庭で育った男に懲役16年の実刑判決を言い渡した。『CBS News』ほかが伝えている。

事件が起きたのは、カリフォルニア州サンノゼのカンブリアンパークという非常に平和で閑静な住宅街。約2か月の間に21匹ものネコが次々と誘拐され、身体的あるいは性的な虐待を受けた末に殺されるというもので、2015年10月8日にロバート・ロイ・ファーマーという若い男が容疑者として逮捕されていた。

 

乗っていた車のセンターコンソールにネコのものとみられる毛皮、血液と毛皮が付着した手袋、狩猟用ナイフ、そして丸まった茶トラ猫の死骸があることを警察官に発見されて現行犯逮捕となった次第だが、この男がサンノゼ警察の元署長ジャック・ファーマー氏の息子であることが判明すると、市民が驚いたことはもちろん署内にも激震が走った。

 

起訴に当たって罪状は動物虐待にからむ重罪ばかり21におよび、有罪答弁を済ませたロバートに検察側は容赦のない懲役16年を求刑。「警察は身内びいき」という批判も強いなかでこれは大きな注目を集めた。このほどその裁判がサンタクララ郡高等裁判所で開かれ、現在26歳になっているロバートに対し判事も求刑通り懲役16年の実刑判決を言い渡したという。

 

※以下追記※

 

繰り返しになるが、日本においても東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤、神戸連続児童殺傷事件の“酒鬼薔薇聖斗”、池田小児童殺傷事件の宅間守などはいずれも過去に動物虐待行為があったことが確認されている。執拗に動物を虐待する癖のある人物について周囲はそれを軽視せず、適切な機関に相談するなど注意深い観察が必要であろう。ネコ連続虐待致死事件に対してなぜ懲役16年もの重い刑罰が下ったのか、このたびの事例から学ぶものは大きいはずだ。

 

画像は『CBS News 2017年7月15日付「California man sentenced to 16 years in prison for killing 21 cats」(CBS SAN FRANCISCO)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

 

 

※追記以上※

 

 

~転載以上~

 

 

以下はTRTより。

http://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2017/07/17/amerika-mao-nue-sha-fan-nicheng-yi-16nian-772214#.WW1mw7Vu4ik.twitter

 

【アメリカ】 猫虐殺犯に懲役16年

アメリカのカリフォルニア州で、猫21匹を殺したロバート・ロイ・ファーマーに懲役16年が言い渡された。

 

17.07.2017 ~ 22.07.2017

 

サンタクララ郡上級裁判所で行われた裁判で、26歳のファーマーは、出所後も10年間は猫を飼ったり世話をしたりすることが禁止された。

 

地元紙のマーキュリーニュースの報道によると、サンノゼにあるカンブリアンパーク地区で2015年9月より、不可解な形で姿をくらませ始めた猫が死んだ状態で発見されたことに関する捜査で、ファーマーが2015年10月8日にサンノゼで車の中で寝ているところを逮捕され、罪を認めた。

 

サンノゼ警察は、凶悪な虐殺犯が捕まったとき、車の中には狩猟用ナイフと死んだ猫がいたと発表した。

 

 

~転載以上~

 

 

日本でも動物虐待事件が多発しています。過去に起きた人間に対する凶悪事件の容疑者が、過去に動物虐待を行っていたというケースも少なくありません。

 

現在も、兵庫県、滋賀県をはじめ各地で小動物の惨殺事件が続いています。

虐待の様子を動画で公開、という事件もいくつもありました。

 

容疑者が検挙されても、なかなか裁判にすらならない日本。

動物に関する法律や事件に詳しい弁護士さんでも、「動物の殺傷事件だけで実刑判決を受けたケースは寡聞にして知りません」とおっしゃっていました。

 

 

アメリカは広く、法律や動物福祉の進み具合は各州で様々ですが、「動物虐待」は50州全州で「重罪」となりました。

 

FBIも、これまで軽犯罪とみなされてきた動物虐待を重罪に指定する決定を下しています。さらに、犯罪統計に動物虐待のカテゴリーを追加し、追跡調査を開始、動物虐待者のデータベースを強化しています。

 

 

アメリカにおける動物虐待事件の判例に関して、反響の大きかった過去記事をリンクいたします。

日本の判例との比較やFBIの決定に関するリンクなどもありますので、よろしければご一読くださいませ。

 

犬の虐待で逮捕された男に60年の懲役刑/車中に2時間犬を置き忘れた罪で捕まる~米国 日本との差

 

犬7匹を惨殺、切断した男に懲役28年の判決 米ネバダ州

 

犬を撃ち線路に縛り付けた少年に懲役7ヶ月と動物への接触禁止の判決 米フロリダ州

 

 

 

動物虐待と凶悪犯罪との関連について興味深い過去記事も併せてどうぞ。

 

新たな犠牲を生まないために… 日本の警察・司法は動物虐待行為を重大視すべき!