全国的に厳しい暑さが続いており、各地に高温注意報が出されるなどしています。

 

ペットの熱中症に関する記事をお伝えしたばかりですが…

ペットを車中に放置して、熱中症にさせてしまう事故が増えています。

 

昨日も、愛犬を連れて旅行中、車中に置き去りにした6匹の子たちを死なせてしまったという投稿がネットで拡散されていました。

 

飼い主のSNSには、「めちゃくちゃ悔やんでも後悔しても仕切れません」というコメントと共に、亡骸の画像が掲載されていました。(あえてこちらでは載せません。個人的には、このような投稿に違和感を覚えました。葬儀の際の愛犬たちへのメッセージなど見ても、反省しているのか疑問で、今後がとても気がかりです…)

 

子どもの車内放置が問題となって久しく、ペットも同様に危険であることは容易に想像ができますし、啓発もされています。知らなかったでは済まされない常識ではないでしょうか。

 

数年前にも、テレビの人気犬と兄弟犬あわせて7匹が、エアコンの切れた車内に放置され、

亡くなる事故がありましたね。

報道はされなくても、もっと多くの事故が起きているのではと思います。

 

 

JAF(日本自動車連盟)が行った実験によると、気温35℃の昼に4時間車を放置した結果、車内の温度は50℃を超えていたといいます。

また、車の窓を開けていても、車内の気温は45℃を超すことが分かっています。

 

たとえ短い時間であっても、窓を開けていても、クーラーをつけていても…絶対にペットを車内でお留守番させないでください。

 

また、夏場のアスファルトは高温になり、肉球を火傷する子が増えているそうです。お散歩の時間帯などにも十分気をつけてあげてください。

 

悲しい事故がなくなりますように…。

 

 

かなつ久美(星乃美玲)さん

 

 

 

 

ペット里親会

 

 

 

★関連過去記事

 

「私の不注意で愛犬3匹を殺してしまった…」飼い主の悲しい告白を真剣に受け止めたい

 

炎天下の中、車内に取り残された犬。これを見てもまだ愛犬を車の中に放置しますか?

 

ペットの熱中症、環境省が注意呼びかけ 気をつけるべき5つのサイン

 

熱中症で犬猫を死なせないための知識

 

 

 

 

★関連リンク

 

多くの親に見てほしい 炎天下、車内に卵を放置した結果にゾッとする

 

【ビデオ】真夏には厳禁! 車内にペットを放置する危険性を獣医師が身をもって警告

 

「ボクたちはハダシだよ...」炎天下の犬の散歩は肉球の火傷のもと。ペット保護団体が呼びかけ

 

動画) ペットの熱中症対策

 

 

【必見!愛犬🐶の熱中症のサインと応急措置方法】(ペロリンより)

 

 

 

 

日本では、車内にペットを放置し死なせた飼い主が罪に問われることはないように思います。

 

アメリカでは、多くの自治体がペットを車の中に置き去りにすることを禁じています。

 

ミシガン州立大学の調査によると、駐車中の車の中に動物を置き去りにすることは、少なくとも26州で禁止されています。

 

また、緊急事態に介入した人の責任を問わない「良きサマリア人法」は、車に取り残されたペットの命を救うために行動した人にも適用されます。(CNNニュース

 

★参考過去記事

 

放置ペット救出のための車破壊、法律で免責に 米テネシー州

 

 

ペットを車中に放置して死なせるなどした飼い主が逮捕され、処罰されるケースも珍しくありません。

 

 

◆今月、米アラバマ州トラスズビルにあるスーパーの駐車場で、犬を7時間以上も車内に放置し熱中症で死なせたとして、女が動物虐待罪で逮捕される。(AL.COM

 

 

 

 

 

 

こちらは過去記事より。

 

犬の虐待で逮捕された男に60年の懲役刑/車中に2時間犬を置き忘れた罪で捕まる~米国 日本との差

 

 

◆米メリーランド州アナポリスのモールに、15歳のヨークシャーテリアを車中に2時間置いて買い物へ出た女。犬は熱中症がひどく多機能不全に陥ったため、安楽死される。

 

軽犯罪の域に留まり、90日以下の拘留、または千ドル(約十万円)以下の罰金、もしくはその両方の刑が予想される(法廷で決まる)とのこと。(こちらは数年前のケースになり、どのような刑が下されたのかは不明です、すみません)

 

 

置き去りにした飼い主に悪意はなかったのでしょうが、名前も顔写真も公表されています。

 

ちなみにメリーランド州のケースでは、飼い主が、犬がぐったりしていることに気づいてからの流れはこのようなものでした。

 

①慌ててペットショップに犬を連れていき緊急手当てを頼む。
②事情を聞いた店員が警察に通報。
③警官が来た時点で犬が瀕死の状態だったため、犬の保護権は飼い主から警察へ移り、地元のアニマル・コントロールに連絡、職員が現場へかけつける。
④犬は動物病院へ運ばれたが、熱中症がひどく多機能不全。獣医の人道的配慮により、安楽死が実施された。
⑤死後、犬の遺体の保有権はアニマルコントロールへとうつり、検死解剖にまわされる。

 

犬を熱中症に至らしめた時点で、犬の所有権が飼い主から奪われてしまうんですね。

 

 

 

◆気温が30℃もあるカナダ、ノヴァスコシア州のハリファックスで、車の中に置き去りにされ苦しそうに鳴いていた小型犬を、見かねた通行人が窓を破って救出。飼い主には700ドルの罰金が科される。(GlobalNews

 

 

 

 

車内に放置された動物たちの苦しみはいかばかりでしょうか…

日本でも、動物たちを守るための法や条例の制定、飼い主の処罰など検討すべきではないでしょうか。

 

 

沖縄タイムスからです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00285791-okinawat-oki

 

生きた猫をごみ袋に入れ捨てる ガムテープで自由を奪い… 「飼育が大変だった」

7/19(木) 10:10配信

 

浦添署は18日、生後約4カ月の雌の猫にガムテープを貼って身動きできないようにし、ごみ袋に入れて捨てたとして、動物愛護法違反の疑いで飼い主の無職の女(68)を那覇区検に書類送致した。

【写真】誰がこんなことを… 鼻に吹き矢刺さった猫を保護

 「猫を8匹飼っていて、飼育が大変だった。ごみ収集業者が見つければ何とかしてくれる思った」と容疑を認めているという。収集業者が猫の鳴き声に気付いて発覚し、無事保護された。

 容疑は5月26日午前8時50分ごろ、猫の目や両手、両足にガムテープを貼って、燃えるごみの回収日に袋へ入れて自宅前に捨てた疑い。鼻はテープで覆われず、呼吸できる状態だったという。

 保護された猫は、発見した従業員が飼っているという。

 

ねこちゃんホンポからです。

https://netallica.yahoo.co.jp/news/20180719-05667429-necohonpo

 

猫や犬を10頭以上飼う時は届出を!多頭飼育崩壊を防ぐ条例

2018/7/19 11:00

 

多頭飼育崩壊はなぜ起こる?

母猫とたくさんの子猫たち

猫は1年で16〜24匹出産できる

猫ちゃんは繁殖能力がとても高い生き物です。その生殖率は90%以上と言われ、しかも、年に4回の出産が可能です。一度に産まれる数は4〜6匹程なので、1年で16〜24匹増える計算になります。

 

この多頭飼育崩壊を起こしてしまう人は大抵が猫好きで、避妊・去勢手術をしなかったばっかりに増え続け、手が回らなくなり崩壊するパターンが多いのです。

猫10頭以上の飼育は届出が必要

ソファーに座るたくさんの猫たち

 

この、猫の多頭飼育崩壊を防ぐため、現在、埼玉県、茨城県、山梨県、千葉県、佐賀県、大阪府、長野県、滋賀県などの県は、「10頭以上飼育する際は役所へ届出を」という条例を制定しています。

届出をする方法

猫を多頭飼いする際に届け出が必要な件である場合必要な用紙に必要事項を記入し届出をする必要があります。県によって方法が違いますので多頭飼いする時はお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

 

埼玉県

大阪府

長野県

山梨県

千葉県

佐賀県

新たに名古屋市も

最近ニュースになった名古屋市の多頭飼育崩壊。この多頭飼育崩壊では、全部で45匹の猫ちゃんが保護されることとなりました。この多頭飼育崩壊を起こしてしまった人も猫好きさんで、45匹全員健康状態も良く、ほぼ全ての猫ちゃんに名前もついていたそうです。

 

名古屋市はこの事態を重く受け止め、「10頭以上は届出を提出する」という条例を来年度から施行する動きが出ています。

 

実際に制定されたとしても、きちんとみんなが届出を出すかといえばそんなことはないでしょう。全ての多頭飼育崩壊を防ぐことは難しいかもしれません。

 

ですが、多少の抑制効果はあるはずです。こういった試みをする県が増えていけば、多頭飼育崩壊は減っていき、不幸な猫ちゃんも少なくなるのではないでしょうか。

猫を飼ったら避妊・去勢手術を

獣医師に診察される猫

 

猫ちゃんを飼い始めたら、生後6ヶ月以降を目安に避妊・去勢手術をしましょう。
完全室内飼いの1頭飼いでも、手術はしておいた方が良いです。

 

メスなら発情期は1日中大きな声で鳴きっぱなしになりますし、もし脱走してしまったら戻ってきた時には妊娠していたなんてこともあります。オスならマーキングをするので壁や家具全て台無しになります。マーキングの匂いはおしっこの匂いよりさらに強烈です。

避妊去勢手術はデメリットよりメリットの方が多い

手術をする猫

 

確かに、避妊・去勢手術は麻酔を使うので全くリスクがない訳ではありません。しかし、手術をすることにより防げる病気もあるのです。ですので、デメリットとメリットを比べてもメリットの方が多いといえます。

補助金制度

お金と猫

 

手術費用が高くてキツイという飼い主さん、市によっては避妊・去勢手術の補助金制度を設けているところもあります。手続きは紙に必要事項を記入するだけととても簡単ですので、金銭面で迷っている方は是非利用しましょう。

まとめ

ソファーでくつろぐ猫と夫婦

 

猫が好きで飼い始めたハズが、あっという間にどんどん増えてしまい、結果劣悪環境で飼育=虐待という事態にまでなってしまった…なんて悲しすぎますよね。

 

可愛くてついたくさん飼いたくなる気持ちは分かりますが、生き物を育てるというのは1匹だけでも大変です。


最後まで責任を持ち、変わらぬ愛情で育てられるように、増えない努力をすることはとても大切です。