米津玄師さんのライブのオーラス参加しました。
リセールで注釈付席での当選で、2日前に参加できることに。
注釈付席だけど3階バルコニー席で快適でした。
以下ネタバレを含みますので海外公演が初参加の方、また今回参加されておらず映像化を心待ちにしていてネタバレNGの方は回避してください。
会場がぱっと暗くなり、雷のSEが流れ、ご本人のご登場。
衣装は白いダボっとしたジャケットに、同じく白のダボっとしたパンツ、ベージュのシャツにベルトという感じでした。前髪センター分けはご健在。
ステージに出てきた時、1塁側の客席に少し手を振る仕草が見られましたが、肉眼で3階席から見たため、違ってるかもしれません。
・RED OUT…最初から声がはち切れそうなほど出ていたので、1曲目から鳥肌ものでゾクゾクしました。赤の照明が衣装の白に反映されていて、赤に包まれていました。
・感電…花火みたいな演出に、ダンサーさんたちのノリノリなダンスも印象的でした。途中、ギターの中ちゃんが楽しそうに跳ねてる様子が見えました。
・マルゲルータ…CDではアイナさんと歌っていらっしゃいますが、ライブはお一人なのでアイナさんのパートも米津さんが歌っていらっしゃいました。
色気が半端なかったです。曲の中では、「甚だXOXO」「XO、XO」の部分をお客さんたちにレスポンス求めていらっしゃいました。
・アイネクライネ…この曲は1日目のセトリでしたので、まさかこの曲が来るなんて、と思い驚きました。ギター弾きながら優しく歌ってくれました。(ライブ後、男性2人組が、「アイネクライネやってくれて嬉しかった」と感動してました)
・LADY…ピアノの前奏がジャズテイストでおしゃれで印象的でした。MVのように揺れながら花道歩いて歌ってました。
まるで花道散歩を楽しまれていらっしゃるようにも感じました。
MC(ニュアンスなので違っている部分も多々あると思いますのでそこはご愛敬で...)
楽しんでますか!?
今日のことを忘れてしまっても,感覚?体?がどこか覚えていてくれたら...今日のことをいつか忘れてしまっても良いんだと思えるような、そんな日になればと思ってます
最後までよろしく!
・Azalea…モニターの白いアザレアのお花が素敵でした。サブステ来て歌ってくれました。優しさ溢れてる、優しく心に語りかけてくれるそんな歌い方をして下さいました。
・ゆめうつつ…モニターは夜、都会のビルが立ち並ぶ演出でした。こちらの曲もサブステで歌ってくれました。
白い布がふわっと降りてくる演出がありましたが、こちらはゆっくりお眠りというシーツをイメージされたのでしょうか?ふわした雰囲気で、優しい子守唄のようでした。
・さよーならまたいつか!…ダンサーさんたちが袴姿みたいな衣装、「生まれた日から私でいたんだ」で自分は自分なんだと気付きました。最後の横ピースもご健在、笑顔に横ピースが素敵。
・地球儀…包み込んでくれる壮大さがあり、会場全体が地球儀となった雰囲気...個人的に、現在の世界情勢も重ね考えさせられました。
2019年に宮崎監督からお話が来て、この曲の制作を始められたそうですが、そっか、今はその頃からは想像もつかない未来になってしまったな、と感じました。
・YELLOW SHOT…「まだ............ ......触らないで」
この部分のボーカルに、はっとさせられました。黄色い照明が白い服に映えて素敵でした。
・M87…空想とはまた異なる演出で、今回も素敵でした。果てない空の中にいる気持ちになりました。
米津さんも、ステージから見える客席も含めた演出も含め、自らも楽しみながら歌ってたのではないかと思いました。
・Lemon…思えばこの曲をきっかけに米津さんに興味を持ちましたので、しみじみ聞いておりました。まるで、ふんわりレモンの香りが漂って来そうな優しい雰囲気に会場が包まれました。2番のアレンジは空想と同じでした。
・海の幽霊…アニメ映像がモニターで流れておりました。
米津さんもステージでゆらゆら波のように動きながら、本当に「海の幽霊」のような雰囲気で歌ってくれました。
不協和音のようなサウンドも愛極まり、ゆらゆら不安定な波の動きのある海の深くにいる感覚になりました。
この曲は歌声の迫力がすごくて、はっと息を呑み痺れ、鳥肌が立ちました。
この曲は、客席もゆらゆら波のように揺れる照明があったので、そちらの演出を見ながら楽しみながら歌われていたのかな、と感じました。
MC
(大体ニュアンスです、メモ取ってないので...)
今回ドームと聞いて他人事に捉えていました。
中学くらいから曲作ってネットに投稿していて、地元でバンド組んでライブもやりましたが......
やがてニコニコ動画に曲を投稿するようになり、そこから再生回数が数百回、数千回あると嬉しくて、コメントも嬉しくて、時に誹謗中傷のようなコメントもあったけれど、それすら嬉しかった
やがて初音ミクでボーカロイドをやるようになり、その延長で今があります
夜中に聴いてくれてる人もいたけれど、その中には、自分のように閉塞感を感じてる人がいたり、もしかしたら、「明日なんで来なくて良い」と思ってる人もいたりするのかと考えながら......そんな夜の時間が好きでした。
この中にもそんなふうに感じたことのある人も多いと思う(そんな風に感じたことのある人、とは、眠れない夜を過ごしたり、とても辛い経験をしたり、そういうニュアンスかな)
なにが言いたいかと言いますと......
(大きな声で)
みんな、今日まで生きていてくれてありがとう!!すごい嬉しい
(ちなみに途中、どこかで祝福を復讐と言い間違えて「ふくしゅ…祝福」と訂正されてました)
・とまれみよ…MC最後に盛り上げて下さい、とリクエストがあったので盛り上がりました。
あの部分の笑いながらの歌い方も現在で、生歌なのでよりリアルで迫力がありました。
・LENS FLARE…サブステきて歌って下さいました。赤と青の照明も相極まり、色気が出ておりました。
・毎日…冒頭踏切音もあり、「とまれみよ」も彷彿とさせる前ぶり、そして椅子に座ってご登場。椅子に座ってると足長いのがよりわかりかっこよかったです。お客さんに曜日の部分を歌ってもらうレスポンスがありました。
・LOSER…とても盛り上がり、冒頭から「ここからのセトリ、果たしてどんな流れが待ってるんだろう」と胸躍りました。後半はまた高い足場のようなところに登る演出がありました。
・KICK BACK…LOSERからの流れが神すぎ!!この曲もとてもテンション上がってノリノリ、ダンサーさんたちの動きもすごかったです。最後のアレンジ、空想と同じでハイテンションでした。
・ピースサイン…まさかこんなにノリノリの曲が続くとは…会場中ピースしながら盛り上がった
・ドーナツホール…イントロ流れた時の客席の最初の歓声すごかったです。とても盛り上がりました。
この曲の生歌は尊い......バックには動画のアニメーションが流れてました。
・がらくた…廃品回収アニメーションの「ドーナツホール」からの「がらくた」という流れが、ドラマ性を感じ感慨深かったです。
優しく包み込んでくれる歌い方、そして深く凄まじい声量の歌い方、歌い声に鳥肌たって痺れた、泣きそうになりました。
いったんご本人たちが裏方にはけて、アンコールの手拍子が。
その時の会場は、青とオレンジの雰囲気で、Hypeタオルを掲げてる方が多くいましたが、とてもしっくり来ました。
アンコール
・BOW AND ARROW…「ドーナツホール」→「がらくた」からのこの曲は、お客さんたちに向けた応援ソングのようにも聞こえた
「ありのままのあなたで良いんだよ」というメッセージを伝えてからの「さあ行け」と背中を押してくれる応援ソングのようにも聞こえた
アニメとても面白いので見てください、とご本人より
MC
メンバー紹介をされてました。
迫力がありそしてきれいな早打ちのドラムの堀正輝さん
細やかで繊細でとても巧みなお洒落な音が印象深いキーボードの宮川純さん
深い海の底をイメージさせる安定感のあるベースの須藤優さん
そしてそして、米津さんのサポートメンバーでもあり、小4からの「ハイパー幼馴染」でもある、ギターの中ちゃんこと、中島宏士さん
そこから中ちゃんがお話され、米津さんはニッコニコで楽しそうにしてました。
中ちゃん話してる最中、米津さんが何故か腕を気にする様子をされており「?」と思ってたら、Appleウォッチのアラームが起動したとのことで、それを止めていたそうです(その様子がなんか可愛かったです)
中ちゃんはサブステまで行かれてお話もされてました。
お客さんがどこから来たのか聞かれ、北海道、東北、関東、関西、九州四国、中部、北陸、海外...まで訪ねていらっしゃり、海外から来られた方も結構いらっしゃってびっくり(あれ?沖縄抜けてたような...)
そして次の曲はガンダムの映画の主題歌でもあり、4月8日から放送されるアニメ版の主題歌でもある「Plazma」
「とても面白いので見てください」と仰ってました。
・Plazma…とてもテンション上げて謳われてました。歌詞の何度も出てくる「もしも…」の部分を自分に当てはめて考えた方もいらっしゃるかもしれません、ね(私は考えた)
「もしもあの時ああだったら、自分は今日この会場にいなかった」といった具合に...
間奏のキーボードのプレイもすごかったです。キーボードの宮川純さん、気になって調べたら、大野雄二 & Lupintic 6のメンバーとのことでびっくり。昔何度か大野雄二さんのライブにお邪魔したこともあるので、何か運命的なものを勝手に感じました)
・LOST CORNER…黄色い車に乗ってご登場の演出が最高!車に乗って歌ってるのが、もう、もう、カッコよすぎでした。
しかもしかも、ドーム公演では車がアリーナ(1塁側)に降りてきて、外周を1周(1塁側→3塁側)しましたが、アリーナ降りて来た時すごいテンションが上がりお客さんたちも大盛り上がり感動しまくりました。
黄色い車はゆっくり移動し、米津さんも時に手を振ったりしてくれてました。
またあの状態で本人に接触しようとするファンが確認されなかったの民度高すぎでした。
メインステージに戻られると車から降り、ねこちゃんを客席(1塁側アリーナ)に向けて投げてました。
お迎えされた方が羨ましすぎます♪
最後は「おはよう」が流れてエンドロールが流れました。
今回のツアー、バラードでは広いドームに凄まじい声量を聴かせてくれて、会場中が息を呑み感動に包まれておりました。
ノリノリの曲も声量がすごくて、こんなテンションで飛ばしてしまって大丈夫なの?ここまでサービスして下さって大丈夫なの?と思うレベルでした。
ライブがすごく楽しくて、そして米津さんが「自分が一番楽しんでると思う」といったニュアンスのお言葉を仰って下さったことが、とても嬉しかったです。
米津さんって、「無条件で受け入れてくれる」包容力があるなと改めて感じました。
さよいつ、がらくた、Azaleaの歌詞といい......
「あなたはあなたのままでいい」というメッセージを頂いたような気持にもなりました。
本当素晴らしすぎるライブをありがとうございました。