池袋暴走死傷事故 遺族のブログ

池袋暴走死傷事故 遺族のブログ

平成31年4月19日、池袋において発生した交通事故。10人が重軽傷を負い、私の最愛の妻と娘の尊い命が奪われました。
再発防止について活動して行きます。
何卒よろしくお願いいたします。

1月11日は、莉子の5歳の誕生日です。
5本のバラを買ってきました。

生前、妻の真菜が「莉子の誕生日には、年齢と同じ数のバラをプレゼントしてあげてほしい」と言いました。妻と約束しました。


1歳の誕生日です。バラを1本プレゼントしました。


2歳の誕生日は2本。

3歳の誕生日は、3本プレゼントしました。

今日で5歳です。莉子ちゃんお誕生日おめでとう。

本音を言えば「もし2人が生きていたらな」と考えてしまいます。しかし過去は変えられません。愛する2人の命だからこそ、誰かの命を照らすものにしたいです。

私がこういったブログを書くことや取材を受けることは、加害者への怒りや憎しみを皆様に持って欲しい訳ではありません。

一番伝えたいことは、
「当たり前が一瞬でなくなってしまうのが交通事故だ」
ということなのです。

今生きている方々に交通事故を現実的に感じてもらい、各自の方々に愛ある優しい運転をして欲しい。
そして更に、私たちの交通事故撲滅の活動を応援していただけたら嬉しいです。

誰かが交通事故の被害者にも加害者にも、遺族にもならずに済むのであれば、私はそれが救いです。人はいつか必ず別れが来ますが、それが交通事故での突然の別れであって欲しくないです。

もちろん、遺族としてまずは裁判に臨みます。
次は1月19日、第4回公判です。

裁判への思いは以下ブログで書きました。

コロナ禍で緊急事態宣言下ですが、皆様のご健康を心からお祈りしております。

【関東交通犯罪遺族の会ホームページ】
共に交通事故撲滅や、交通事故ご遺族支援のために活動しています。


【以下は私のSNSです。】

Instagram:https://www.instagram.com/ma_nariko/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100041754971061


【1周忌で公開したyoutube動画】:https://youtu.be/wlu0K3TSpbo


【TBSが作った今までの報道まとめ】:https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/ikebukuro/



昨年中は沢山の方々にお世話になりました。多くのご支援、ご声援を頂きました。心から感謝いたします。

今年も引き続き裁判が続きますが、ひとつひとつ向き合っていきたいと思います。

本年も何卒よろしくお願いいたします。皆様にとってより良い一年になりますようお祈りいたします。
クリスマスの思い出の写真を眺めながら、改めて考えていました。

なぜ私は裁判に「被害者参加制度」を使って参加しているのだろう。
何故、毎回記者会見なんてやっているのだろう。
意味はなんなのだろう。

実刑判決が出たら、私の心は晴れるのでしょうか。天国の2人の無念は、真の意味で晴れるのでしょうか。今の私には分かりません。

少なくとも今の私に分かること。それは、裁判がどんな結果であっても、愛する二人の命は決して戻らない。そんなことは、私たち遺族は毎秒毎秒痛感しています。そして、裁判中に目の前で加害者と向き合うことははっきり言って苦痛です。

では何故私は裁判参加するのか。3つ理由があります。

1つ目は、「今出来ること」だからです。
愛する2人を亡くし生きる事を辞めかけました。それでも生きていくと2人に誓いました。その時その時、今出来る事をやれば、今は辛くても遺族の心の回復に繋がっていくと思うからです。それが今は裁判なのだと思います。

2つ目は、私はこの裁判を高齢ドライバー問題という「社会問題の縮図」だと思っているからです。社会の人々に投げかけたいのです。
誰しもが交通社会に生き、誰しもが平等に老いていく。この問題は、本当は国民全員が当事者なのではないでしょうか。

加害者は高齢であるが故に、仮に実刑判決が出たとしても収監されない可能性が高いと報道されております。刑事訴訟法428条で、年齢70歳以上であるときは執行の停止が出来るとされているからです。つまり、罪と向き合うという贖罪に残された時間は短いです。
「だから悔しい」とかそういった次元の話ではなく、それが高齢ドライバー問題の考えなくてはいけないところだと思うのです。

私は高齢者の方々をいじめたいのではないのです。
過去のブログで具体的な意見は述べていますので、簡単に言えば、「適正な運転能力の無くなってしまった人は運転を手放して頂く代わりに、官民で社会として多方面からサポートをしましょう」というお互いに思いやりのある社会を望んでいます。

3つ目は、「向き合って欲しい。」ということです。
もちろん加害者には無罪主張をする法的な権利があります。推定無罪の法則もよく知っています。私はその権利を否定しているのではないです。

事故後からずっと、2人の命や私たち遺族の気持ちに真の意味で向き合おうという姿勢を感じないのです。そして私は被害者参加をした事で、裁判にでている証拠を見られます。それを見た上で、あまりに荒唐無稽な主張に感じるのです。

もちろんこれは私の主観でしかないでしょう。もしかしたら、本人からしたら向き合っているのかもしれません。しかし当事者である立場として、そう思ってしまう程度の行動しか今まで無かったということです。

命が戻らないのは痛いほど分かっています。だから最低限ふたりの命と、遺族の無念と向き合って欲しいと言う「最低限」の気持ちすら叶っている気がしないのです。
裁判という場で私は加害者と向き合いその最低限を伝えたいです。

とはいえ最終的には、加害者の心は加害者が決める事です。私が決めることではないです。どんな心持ちであるかは好きにすればいいと思います。多くの人が傷つき苦しんでいる事を知った上で、加害者自身が心の持ちようを決めたらいいと思います。


これら3つの思いを果たせるという意味で、苦しみの中で「被害者参加制度」という権利を勝ち取ってくださってきた過去の犯罪被害者の方々や支援者の方に感謝の意を表します。

私の今出来ることは、上に挙げた3つの意味を持ちながら、裁判参加する事です。
そしていつか裁判が終わったら、交通事故撲滅のためにその時出来る事をやりつづけます。

こんなコロナ禍でのクリスマスではありますが、皆様にとって楽しいクリスマスになりますように願っています。

2人とのかけがえのない思い出は忘れません。愛し感謝しています。メリークリスマス


【関東交通犯罪遺族の会ホームページ】
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【1周忌で公開したyoutube動画】:https://youtu.be/wlu0K3TSpbo


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