●臨時休診日
10/12(水)〜10/14(金) 学会出席のため休診いたします。
●手島院長休診日
10/17(月)午前
非常勤医師(形成外科医)の診療となります。
●スタッフの人員不足のため、次の日程において受付人数の上限を設定させていただきます。
10/6(木) 午後
10/11(火) 午後
10/18(火) 午後
10/20(木) 午後
10/25(火) 午後
上記の日程では、受付人数が上限に達した場合、時間内であっても受付を終了いたします。
ご不便をおかけし申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
てしまクリニックは『みんパピ!』の活動を応援していて、クリニックにもパンフレットを常備しています。
『みんパピ!』は
『みんなで知ろうHPV(ヒトパピローマウイルス)』プロジェクトの略。
そもそもHPVって何なのか
どのような予防法があるのか
HPVワクチンって、安全なのか
と言った疑問に答え、ワクチンで予防できる『子宮頸がん』という病気で悩む女性が1人でも減ることを願って活動している団体です。
てしまクリニックでは、HPVワクチンの接種を行っていません。
なのになぜ、この啓発活動に協力しようと思ったか、と言うと
接種対象年齢の小6~高1女子や、キャッチアップ接種が適用される若い女性にとっては、
小児科や婦人科よりも、皮膚科のほうが受診機会が多いんじゃないかしら?
と直観的に思ったからです。
実際、みんパピ!のリーフレットを手に取ってくださる人は多く、嬉しいことに定期的に補充させてもらっています
さて、昨日こんなニュースが報道されました。
9価HPVワクチンとは、9種類のHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を予防することが出来るワクチンです。
これまで定期接種は2価または4価のワクチンでした。
すでに接種を済ませた人は、こんな風に感じてしまっていませんか?
「それなら、9価を定期接種できるまで待っていればよかった!打って損した...」
接種を判断するのは多くの場合親御さんでしょうから、この思いは親御さんが抱いているのかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
HPVワクチンの有効性に最も影響するのは
「初めてのSEXの前に接種できるかどうか」
ということです。
そして、2価や4価のワクチンも、若年で発症する子宮頸がんの予防には十分な効果を発揮することが確認されている、優れたワクチンです。
多くの専門家のかたがたも言っています。
今一番大事なのは、9価を待つことではなく、接種率を上げることだと。
2013年以降、定期接種のお知らせが対象者のご家庭に届くことのなくなっていたHPVワクチン。
今年の4月にようやくそれが再開されたばかりです。
お子さんの身体を守るため、いち早く接種の決断をされた親御さん、
どうか「打って損した」なんて、思わないでください。
皆さんの行動は、決して間違ってなんかいません。自信を持ってください。
私は女の子の母親ではありませんが、今年高校1年生になった長男には
中学卒業祝いの一環として、HPVワクチンを自費で3回接種させようと、前から決めていました。
ワクチンを打ってくれたのは、近所の内科クリニック。4価のガーダシルです。
日本における、9価定期接種の流れは素晴らしいことで、これを機に男子の定期接種化が本格的に検討されたら本当に嬉しいとも思います。
でも、私はこの時期に、長男にちゃんとHPVワクチン接種を受けさせることができ、副反応も全然なかったことを、何よりも喜ばしいと感じています
痛い注射を3回も頑張った長男にも、拍手!
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