⚫︎8月中の院長休診、特別休診の予定はありません。
※8/31(水)〜9/7(水) の期間、特別休診を予定しています。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
我が家の高1長男、夏休みで3週間ほど帰省しておりました。
通っているのは『地域みらい留学』で選んだ、島根の高校です
7月の下旬、帰省して間もない頃
長男の左1趾(→医学用語で足の親指のことをこう呼ぶ)に絆創膏が巻かれていることに気が付きました。
それ、どうしたの?と聞くと
「川遊びした時にケガした」
と本人。
学校や寮のすぐそばには清流日本一に輝いたことのある川が流れており、生徒はそこでしばしば遊んでいると聞いてもいたので、まあそんなこともあるだろうなと。
痛くなったり腫れてきたりしている訳でも無いようなので、ふーん、おだいじに、くらいでスルーしました。
その1週間後くらいだったか
長男の左1趾には相変わらず絆創膏が巻いてありました。
あれ、まだ治っていないの?と聞くと
「ああ、うん。ちょっと。」
と長男モゴモゴ。
2週間以上治っていない傷となると少々心配。風呂で洗ってから母さんに見せてね、と言ったものの
その後家事だの仕事だののあれこれでバタバタしていたらコロッと忘れてしまいました。悲しきアラフィフの記憶力。
そして、運命の8月14日 日曜日。
帰省終了までカウントファイブを切っていたその日。
風呂上がりの長男の左1趾に絆創膏を認めた瞬間、医者母さんの勘がゲゲゲの鬼太郎の妖怪アンテナばりに
ビビビビッ
と何かを感知しました。
長男
「な...なに?」
その足を、見せなさい。
「え、べつにだいじょう」
今すぐそのカットバン剥がせ母の目の前で
「....ハイ」
カットバンを剥がした左1趾
(グロいの苦手な人のために、ジクジク部分は目隠し)
ちなみに、切り損なった爪が下の青線のような具合に食い込んでおりましたそら治らんて…
ちなみに「巻き爪」と「陥入爪」がごっちゃになっているのが世の人々の約9割ですが、このふたつは定義が異なります。
ちなみに我が家の長男は巻き爪+陥入爪の合わせ技タイプ。
そもそも爪切りで失敗したのが原因とのこと。
川遊び関係ないやん
まあ、自宅にいた時から、ちょっと深爪気味だったのを見咎めた私から
あんまり深く切るんじゃないよ、食い込んで痛くなるよ
と口うるさく言われていたのに、本当にまんまそうなってしまい
ほら見たことか、と言われるのが嫌で隠していた、と
まあそんな事の次第だったわけです。
そんな母さんだと思わせてしまったこちらの失策でもあるので
お詫びの気持ちを込めて
翌日、即、局所麻酔下に食い込んだ爪を切って差し上げました。
処置後の長男氏
「爪を切ってもらったら、一気に楽になった。こんなことならもっと早く言うんだった。でも麻酔がメッチャ痛かった。」
それを聞いた夫氏
「まあ、お母さん怒ると怖いから、言いにくかったんだろうけどさ。お医者さんだし、患者さんには優しいから。せっかく親がお医者さんなんだからそのメリット活かさないと。」
幸い、長男の足は、適切な処置を施した直後からメキメキ回復の途をたどっておりました。
完全に治る前に寮に戻る日が来てしまいましたが、まあ何とか大丈夫でしょう。
ただし、食い込んだ爪を切った分、極度の深爪状態になっている訳です。
この先爪が伸び切るまでの間、横の肉を押さえておくためのテーピングが必須だということはキッチリ言い聞かせましたが、さあ継続するや否や。
次の帰省は、年末。長男よ、お大事に。
そんなこんなで、別離の感情に浸っているどころじゃない母でした
皆さんのお子さんの足には、何か隠されていませんか???
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