【クリニック休診・院長休診のご案内】
4月 火曜午後： 保険診療休診
人員不足のため、4月中の火曜（4/5、4/12、4/19、4/26）午後は、保険診療の受付をお休みいたします。
午前中は通常通り保険診療に対応しております。
ご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろし
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
先週は、金曜土曜とわたしは休診させて頂きました。
前回記事で書いた通り、『地域みらい留学』で遠方の高校に進学する長男。
その入学式に出席するのが目的です。
雲ひとつない青空。
辺りに広がるのは里山の風景。
学校の前には清流日本一に輝いたこともある川。
式後の空き時間、親子でぷらぷらと歩いていた時に、長男がふと呟きました。
「静かだね」
そうだね、キミが生まれ育った街は、夜昼問わず音や光が溢れているからね。
入学したのは県内で一番小さな高校。
新入生の半数近くが寮生活。
寮生の出身地も、県内遠方のほか、兵庫、大阪、千葉、神奈川、東京などなど。
東京都文京区で生まれ育ち、今まで一度も引っ越し経験のない息子にとっては、十二分に多様な環境と言えるでしょう。
住まいは学校から徒歩3分の寮。
全室個室、バストイレエアコン付き、ロフトベッドと勉強机付き、3食付き。
控えめに言って最高。
しかし、個室なので自分の部屋は自分で管理せねばならず、かつ半年に一度部屋替えもあるので破滅的に汚くすることも許されません。
どうするどうなる長男のセミ一人暮らし。
ただ、小さい頃から色々な家事を手伝ってきてくれた彼だから、きっと何とかなるだろう、と、そこだけは不安なく送り出せる私がいます。
「ユニットバスの排水口の毛は掃除を忘れずに。働き者のこびとはそこに居ないから。」
そんな贈る言葉も、余計だったかもしれん。
そもそもそれが贈る言葉ってどうなの
新幹線の駅に向かう高速バスの乗り場で見送ってくれた長男と、ガシッと握手をして別れました。
大きくなった手の感触。
あんなに小さかったのに。
バスの中で自分の手のひらを見つめたら、不意に涙が溢れました。
うちの長男を、よろしくお願いします。
道端の桜に祈りを込めて。
どうか、幸多き高校生活でありますように。
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