【院長休診、診療予定変更のご案内】
●保険診療休診日
6/21(火) 午後
6/28(火) 午後
上記日程で、都合により午後の保険診療をお休みいたします。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
超名門バレエスクールが近隣にある影響か
当院には開業以来、時々クラシックバレエガチ勢の患者さんが来院されます。
本格的にバレエにいそしんでおられるかたは、素人目にも所作が違います。
一番よく分かるのは、診察台に上って足を見せてもらうとき。
足の出し方がThe 優雅。
つま先まで美しく伸びた足は白鳥の首を思わせるしなやかさ。一分の隙もない。
ただし、そんな皆様なので、ご来院の主訴はおおむね
「踊りすぎて足が痛くなりました。〇〇日までに何とかしたいんですけど...」
ってなかなかハードル高い依頼が多いのも事実
治療する側としても悩みどころで、だいぶ前にも知り合いのつてでバレエダンサーさんにお話を伺い、ブログにまとめたことがあります。
ここから1週間ほどの間の連続記事。
これらの記事から7年超。
残念ながら治療や予防の方法に関して、私のほうでは取り立てて目立った進歩はございません。
削れる魚の目やタコは削り、起きた炎症を鎮める治療をし、出来た傷は湿潤治療の基礎に基づいて適切な保護剤で被覆するのみ。
で、なんとなくここにきて気が付いたのは
そういえばプロのバレエダンサーの患者さんで、繰り返し受診することってほとんど無いよね
ということ。
同じ患者さんが比較的頻繁に来院するケースは、バレリーナ志望の10代女性のほうがずっと多いような気がします。
痛みに悩むバレリーナの卵に出会うたび
やっぱり、正しい足の使い方や予防法の指導をバレエスクールでガッチリ教えてあげるべきなんじゃないの???
と素人考えで思うことしきりでした。
と、ある時
医学部同期と久々に再会する機会がありまして、彼女の娘さんが通う仙台のバレエスクールの先生が、面白い指導をしてくれているようだ、と話してくれました。
「今の先生は、足のトラブルが減るような体の使い方を、解剖学的に分析して具体的に説明してくれるんだって。
前に通っていた教室でそういう話を聴いたことはなかったから、先生によってずいぶん違うんだなと思った。」
へー!!と驚き、それってまさに私が日ごろやってほしいと思っている内容だ!と感銘を受けました。
ぜひ、その先生に直接お話を聞いてみたいと考えた私は、友人にお願いをしてその先生と繋いでもらいました。
そして、先日オンラインにて、めでたくお話を伺うことができました。
貴重なお話を聞かせてくださったのは、仙台でバレエスタジオを主宰する
定永 綾先生。
定永先生のバレエ教室はこちら
先生から伺う話は、バレエ門外漢の医者である私にとって、興味深いことが目白押しでした。
続きます
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