伊黒：不死川・・・。
俺は前から思っていたのだが。
伊黒：お前は胡蝶が好きなのか？
実弥：・・・・‼︎
（咳き込む）
実弥：伊黒、てめェ！
何を言い出すかと思えば。
そんなことあるわけねぇだろ。
伊黒：そうなのか？
だって、不死川はよく・・・。
（伊黒さんの回想）
伊黒：・・・って、やってるから。
だから、俺は、
てっきり不死川は胡蝶に気があるのかと
思っていた。
実弥：ち、ちげぇわ💢
あいつには姉がいて。
伊黒：姉？
伊黒：ああ、前の花柱だった人か。
聞いたことがある。
確か、上弦と戦って・・・。
実弥：ああ、そうだ。
そのカナエがな・・・。
（実弥の回想）
カナエ：不死川さん！
カナエ：また稀血を使って戦ったのね。
傷が増えてるわ。
実弥：俺のことは、放っておいてください。
どうせ、俺が死んだって悲しむやつはいねェ。
一体でも鬼を倒せりゃ、本望だ。
カナエ：不死川さん。
あなたがいなくなったら、私は悲しいわ。
大切な仲間ですもの。
お館様も、悲鳴嶼さんも、
宇髄さんも、きっと悲しむわ。
カナエ：それに、あなたには
弟がいると聞いたわ。
私にも、妹がいるのよ。
実弥：妹？
カナエ：しのぶっていうの。
とってもとっても可愛いのよ♡
実弥：・・・、そうっすか。
カナエ：私、あの子には、
ずっと笑っていて欲しい。
つらい思いをたくさんしてきた子だから。
そのためなら、なんだってするわ。
カナエ：あなたもよ、不死川さん。
今は、離れていても、会えなくても。
生きていれば、
きっと分かり合える日がくるわ。
カナエ：だから、もっともっと
自分を大切にしてね。
そう言って、カナエは
花のように笑ったんだ
実弥：その後、カナエが
あんなことになって。
俺は胡蝶が不憫でな・・・。
伊黒：つまり、お前は
その胡蝶の姉が好きだったんだな。
実弥：いや、だから、
そうじゃねぇって。
伊黒：不死川・・・、お前はいい奴だな。
実弥：おーい、伊黒、
急にどうしたんだァ？
実弥：伊黒のやつ、変なことを
言いやがって・・・。
気にしちまうじゃねぇか。ん？
実弥：胡蝶。帰るとこかー？
しのぶ：あら、不死川さん。
しのぶ：甘露寺さん、
いえ、蜜璃ちゃんと、この後
スイーツを食べに行く約束をしているんです。
しのぶ：今日は誕生日なので、
お祝いしてくださるそうで。
ありがたいことですね。
実弥：そうか❗️それは良かったな。
しのぶ：はい。
実弥：胡蝶、おめでとうだな。
女子で楽しんでこいよー。
しのぶ：はい、ありがとうございます。
しのぶ：不死川さん！
実弥：ん？
しのぶ：いつも、気にかけていただき
ありがとうございます。
実弥：何言ってんだぁー。
甘露寺が待っているんだろ？
早く行け。
しのぶ：ふふっ。はい。
不死川さんもお元気で。
ということで。
おしまいです
この後、しのぶちゃんは
蜜璃ちゃんとスイーツを食べて
楽しく過ごしたことでしょう
カナエさんの思い、
さねみんの思い、
しのぶちゃんの思い・・・
伝わったなら、とても嬉しいです
改めて、
胡蝶しのぶちゃん、
ファンの皆様、
お誕生日おめでとうございます🎉
楽しい一日をお過ごし下さい
