どうもツバメです。
大学のレポートなんですが、書いても書いても終わらない・・・
今学期に入ってもう二桁のレポートは書きましたよ。

そのためか、此処の所。更新が不定期ですねぇ。

まぁ、学生の本業はあくまでも勉学ですからね。
サボる気はありませんよ。

今後も不定期に気楽に書く気でいますので今後ともよろしくお願いします。

あと脚本大賞ですが無事に投稿できました。

ではまたいつか、
「4番、4番、」

独房には似つかわしい明る過ぎる部屋で俺は起きた。

「4番、起床しろ。」

俺を起こしたのはまるで感情など無いかのように振る舞う看守だった。
そいつは俺を起こすとさっさとどこかへ去った。

独房に看守。そこから導かれるのは俺は囚人だという事実、それも数少ない死刑囚の一人だ。
名前を奪われて今は4番と呼ばれている。

「何もすることが無いのにどうして起こすかねぇ?」
「それが規則だ、小僧。」
「おや、2番さん。おはようござんす。」

俺の愚痴に口を出したのは金網越しの老人だった。
名前を奪われた俺と同じようにその老人は2番と呼ばれている。
異様な存在感を醸し出す老人もまた俺と同じ死刑囚の一人だ。

「それにすることがないというが、小僧がわざと働かないだけだろう。」
「つい看守さんにイラっときちゃって、ついね。」
「奴らはあくまでも雇われ人、不平不満をぶつけようと意味をなさん。むしろ自分の印象を悪くするだけじゃぞ。」
「そいつは懲役刑を喰らったやつに話すべきだな。俺は死刑なんだから関係ないね。」

この独房に入る前、俺は人を全国を駆け巡り殺してまわった。正確には気に喰わない連中を片っ端から殺しただけだったがな。
世間じゃあ連続殺人鬼なんて呼ばれたりもしていい気分だったんだが、どうにもそれは許される行為ではなかったらしい。
警察に捕まって、裁判所で時間を潰していたら此処に連れて来られていた。んで、死刑執行まで待てって言われて待っている最中でね。

「ちょ~暇、何かすることねぇの?2番さん。」
「何をすればよいか?我はわからん。」
「なんか話をして、」
「話か、」

ふむ、といって考え込むこの老人を俺はいたく気に入っている。
話し方も内容も古臭くてきな臭いがこの老人は決して頭ごなしに否定はしない。
俺が看守を半殺しした時も、俺が今までの殺人を嬉々として語っている時も、この老人は怖がりも訝しむこともしない。
ただ、事実を飲み込むだけ。

「そういえば我は小僧の経歴をきいたが。我の事は未だ話しておらんかったな?」
「ん?そうだったか?」
「そうだ、それは不公平だな、我の事を話そう。」
「そりゃぁ、いい!話してくれよ!」

俺がテンション上げて言うと老人は口端を器用に上げて奇麗に笑った。

4番の若い死刑囚と2番の老いた死刑囚の死ぬまでの物語。
墓を見ているその目は優しかった。

口を開いてないのに思い出を雄弁に語っていた。
声などないのに、耳を熱心に傾けた。
熱など微塵も感じないのに触れ合っていた。

彼女の中に僕はいない。

「・・・そろそろ行きましょうか?」
「うん、」

すたすたと前を歩く彼女が酷く寂しく見えた。

彼が亡くなって、僕が彼女を支える人物になった。
彼女にとってなくてはならない存在になったと自負している。

「一周忌・・・だったわね。、」
「えぇ、そうでしたね。」
「長いような、短いような。不思議な一年だったわ。」

彼女は僕の返事など聞いていなかった。

「でもきっとあの人もこれで満足している筈よ。」

死者しか視界に入らない彼女は本当に生きているのか?

否、例え生きていなくてもいい。
どうせ、僕も彼女もいつか死に、あの人の下へいくのだから。
白と黒が対峙する。

黒「我等は戦争をした、それを間違いと捉えるか?」
白「あぁ、避ける事が出来た。つまりは間違いだ。」

黒は嘲る、白が憤慨して問う。

白「何がおかしい!?」
黒「すまない、矛盾しているように聞こえた。」
白「矛盾?」

白は咄嗟に考える。

黒「戦争を間違いだと認識するなら、戦争で散った命も間違い。つまり無意味だと言っている。」
白「!?それは意味が違う!私が言ったのは、」
黒「何が違う!!戦争が無意味だとお前は言ったな?ならば問おう戦争とは何だ?」
白「戦争とは・・・戦いだ、」

黒が立ち上がり追撃する。

黒「そうだ!戦いだ!戦争では一体何を賭ける?金か?土地か?矜持か!?すべて違う!!」
白「何だという?」

白の質問に黒は声を荒げて答える。

黒「命だ!!奪われればすべて0になる、命こそ戦争に賭ける事が出来る唯一対等に扱われるモノだからだ!!戦争を無意味と説くなら命とて同じだ!!」
白「なぜだ!何故命を賭けなければならない?」
黒「・・・、さもなくば自身の命を奪われるからだ。」

黒の追撃に白は打つ手が無かった。
一息ついでのツバメです。

やっと書き終えました。
とある脚本大賞に応募するための作品を、準備期間二ヶ月丸々使ってギリギリ間に合いました。

知っている人は知っている脚本大賞ですが、落選確実なので詳しくは話したくはありません。

始めて本格的に脚本を書いたんですが、面白いですね。
小説とはまた違う味があります。

いつかこの作品の小説版をアップしますのでその時はお手柔らかに。

それではいつかまた、