サンタさんはいないんだ!
小4になると、発達障害の特性が
見事に現われてきました。
少し元気の良い、
にぎやかなクラスになった息子は
学校に行きたがらなくなりました。
元々、遅刻の常習犯ではありましたが
学校に行きたくない、という訳ではなく
見ている限りは、
朝は遅刻しないギリギリの時間には起きているも
気づくと間に合わない時間になっている
という風情。
何だか、時間通りにはいかないんだよね?
という状態から、
学校には怖くて行けない!というようになり
話を聞いてみると
授業中、頻繁に先生から注意される子がいて
そのたびに、自分が注意されるような気持になり
気分が滅入るし、
その注意される子が、
物を投げたり、机に上ったりして
騒ぐから、落ち着けない、イライラする、怖い
ということでした。
一度そんな気持ちになってしまうと、
悪循環の始まりです。
ますます、朝は体は動かなくなり
学校を休みがちになると
友だちともぎくしゃくし始め
勉強へのやる気も失い・・・・
この時期に、続けていた習い事
(スポーツ少年団)も
止めてしまいました。
同級生が、メキメキ力をつけてきたのに
息子は、下の学年に馬鹿にされるくらい上達せず、
練習もついていけなくなりましたし、
練習以前に、集団行動をする、とか
整理整頓をする、とか、
準備片づけに遅れない、とか
そういうことができない状態でした。
その上、ものをはっきり言いすぎる傾向が強まり
弱いくせに、そんなこと言うか?
口だけ、立派!と思われるような態度もあり
段々親子で居心地が悪くなってきていました。
私は、スポーツをする団体に所属したことがなく
スポーツをする子どもをサポートする親
というのを
身近に感じてこなかったので
いい悪いではなく
強い子の親と、そうでない子の親には
とても大きな温度差があるし、
目標が達成できると思える子と
思えない子の間の
何にを重視するかの価値観が違うのだと
つくづく感じました💗
スポーツ少年団をやめて、
一番ほっとしたのは私かもしれません。
さて
ものをはっきり言いすぎるエピソードですが
クリスマスについてです🎄
小2くらいで、
我が家にくるサンタさんを疑うように😭
プレゼントは親が用意している
サンタさんなんかいないのに
馬鹿みたいな子供だまし・・・
サンタさんがいるのではなく、
親に付き合っている子どもがいるだけ等と、
サンタさんを待ちわびる娘と私の会話に
割って入り、
楽しい雰囲気を毎回毎回ぶち壊していたのでした。
今日はクリスマスですが
小4には
サンタさんやクリスマスを
楽しみにしている妹を🎁
やりこめて泣かす・・・ということがあり
その年から、
息子にはサンタさんは来なくなりました🎄
「サンタさんを信じている子のところにしか
サンタさんはプレゼントを
届けてはくれないんだよ」と
妹にだけ、
クリスマスのプレゼントがあるのは
可哀そうなので
息子には、お母さんとお父さんからだよ
とプレゼントをあげることにしたのです。
クリスマスの不愉快から解放された私ですが

ちょっとは、親として、大人として、
モヤモヤは残ります。
その対応でよかったのか、
クリスマスのたびに思います😳
この時期、ものをはっきり言いすぎることで
実は沢山の友達や先生を不愉快にしていたはず。
今思うと、このものの言い方が
クラスになじめない原因となり
不登校へと繋がっていったのだと思います。
小4の頃から始まった不登校は
起立性調節障害や、メンタルの落ち込み、
成長期、昼夜逆転、激しい癇癪、
体重の減少、幻聴、湿疹、暴言、暴力・・・。と
少しずつ状況を悪化させ
私たち家族を追い詰めていきました。
この小4の時期に自閉症スペクトラム症
(ASD強め)と診断され
症状合がひどい時は向精神薬を処方され、
この薬を始める時も、
やめる時も副作用に苦しむことになりました💊
この時期から、中3まで
不登校の時期を繰り返していきますが
この5年の間に
息子の暴言暴力に悩まされ、
子どもにこんな仕打ちをされるなんて
生きている意味があるだろいうか?とか
息子がこのまま大きくなったら、まともな大人になれるわけがない
いっそ、二人でいなくなってしまう方が世の中のため、と考えたり
鬱になり、私自身メンタルクリニックに通院することになりました。
昼夜逆転の息子のために、私の睡眠もままならず
通勤電車にのることができなくなり
何回目かの退職をすることになったのですが
地獄のような日々は、
退職して不登校の息子と二人で過ごすようになると
ますます深刻になりました。
結局、不登校時期と不登校時期は交互に繰り返され
私のメンタルや、体調もその波と同じように揺れ動き
パートに出てはやめ、パートに出てはやめ・・・のような生活が
私のスタイルになりました。