そもそも、ちょっと待った。


2月に、先生から「3aから下がらない」と言われたんだけど、

その後診断書を取り寄せたら、先生の話と違う。


「7月・10月の検診ではクラス1~2」


あれ?3aじゃないじゃん。


それから思い出した。

12月に受けた、会社のガン検診。

ま、あの検診を信じていいのか疑問だけれど、いちおう

「子宮ガン:異常なし」。


結局2月の検診で再度3aがでて、

それからちぎったり切り取ったりして

バタバタとガンが発覚したわけですよ。


でも、子宮頸ガンに関するサイトで勉強する限り、


「子宮頸ガンは非常にゆっくり、5年10年かけて進行する」


とある。


という事は、12月以降にいきなりガン細胞が発生して、

そこからウワ~~~~!!っと一気に進行したのではなくて、

もう何年も前から、私の中にガン細胞はあったんじゃないかと思うの。

なのに、それが発見できていない。

3bも、4も5も一回も出てない。


どうして?

これじゃ、検診の意味がないじゃん!


ガン検診は、子宮の入り口を綿棒みたいなものでこすって、

その細胞を調べるらしい。

だから、たまたまガン細胞の無い部分をこすってしまうと、発見できないらしい。


とは聞いてたけど、1年に1回の検診ならともかく、

私はこの1年で5回も検診をうけたんだよ。

それで3aが2回でたのみ。


それなのに、切ってみたらステージ1a期まで進行している。


そんなの納得できん!!


何年も前から、ガン検診は定期的に受けてきてたのに。

もっと早く、わかっていてもよかったはずなのに。

ひどすぎる。


まさか結果が間違っているなんて思わないから、

すっかり信じて、私は大丈夫だって安心していたのに

突き落とされた気分。。。


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昨年9月に、私達夫婦は某会社の医療保険に入った。

ガン保険もつけた。

だから、ガンで入院すると

・入院1日1万円・ガン入院で更に1日5千円プラス

・手術費用

・ガン保険300万

が、おりるはずだったよのぉ~~~!!


前回退院したときに担当者に聞いたら、

「保険加入して間もないけど、加入後90日過ぎていますので、ちゃんと出ますよ。」

とのことだったので、とりあえず前回の入院分とガン保険分を請求した。


そしたら、返ってきたのはビックリ回答。

「告知義務違反により、お支払いできません。

契約も強制的に解除いたします。」


ええ!?

告知義務違反!?


彼らがいうには、ガン検診でクラス3aが出たことって、

告知する必要があったんだとか。

確かに私、保険に入るとき、3aが出たこと言ってない。


し、知らなかったよ~~~あせる


だって、保険に入った9月の時点では、総合病院の先生に

「大丈夫、問題ナシです」

って言われてたんだもん。

治ったんだと思ってたし、そもそも、すでにガンの事なんてサッパリ忘れてて、思い出しもしなかった時期だよぉ・・・。


しかもね。

2月に先生が「ずっと3aから下がってない」って言ったけど、

その後取り寄せた診断書を見ると、7月・10月の検診結果は「クラス1、2」。


先生と診断書どっちが正しいのかわかんないけど、診断書を信じるなら、

保険に入ったとき、本当に問題なかったって事だよね。


ま、実際は私の体の中にはガンがあったわけだから、

検診結果は間違っているんだけど(それもどうかと思うけど)

そんな事、私にはわからない。


治った事についてまで告知する必要があるなら、

例えば肺炎になったって、

「以前に風邪をひいた事があると告知されてないからダメです」

って話になるんじゃないか。


私は病院でも問題ないと言われたし、

問題ないことをわざわざ最初に話すわけがない!

ということをダンナと2人で力説。

ついでに、12月に受けた会社の健康診断の結果

「子宮ガン:異常ナシ」も見せて力説。


保険調査員がどうやら病院まで話を聞きに行ったみたい。


でも結果はダメ。

「やっぱり、どうしても最初に、クラス3aが出たということをお話してもらわないといけなかったみたいです。

というわけで、これまでにお支払いいただいた保険料はすべてお返ししますから、

解約、ということで。」


撃沈・・・。


加入するときに、

「これまでに受けたガン検診で、異常があるといわれたことがありますか?」

って聞いてくれてたら、思い出したのになぁ。


それにしても、保険会社はさすが、ガッツリ調べてくれちゃうのね。


ま、世間知らずだった私が悪うございました・・・。

保険が全部おりてたら400万円弱。


切ない~~~。


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入院はだいたい術後2週間ぐらいだよ言われたんだけど、同じ手術をした人から話を聞くと、どうやらみなさん2週間以上は入院しているみたい。

迷ったあげく、海外旅行用の馬鹿でかいスーツケースに荷物をガン詰めして持っていく。


病院入院グッズヒミツ


◆前開きの寝巻き(浴衣タイプ) ×3着

  →術後すぐはパジャマが着れないため浴衣指定。

   持ってなかったから、売店で購入。枚数は病院から指定された。


◆お風呂セット・歯ブラシ&歯磨粉

  →洗面器、ボディブラシも忘れずに。病院のお風呂には何にも無い。


◆洗顔セット・化粧品

  →病院は乾燥するので、保湿系ローションは必須!

   ボディローションもあるとウレシイ。

   鏡は手鏡よりも、立てられる物が良いです。


◆コップ・箸・スプーン、食器洗い用スポンジ

  →最初の入院時、必要だって知らなくて慌てたよぉ

   病院の食事、箸やスプーンはついてなかった。。。

   お見舞いの方用紙コップ・お茶もあると便利です。


◆置時計

  →術後は時間が気になるのです。。。


◆スリッパ

  →これも最初は持って行ってなくて

   パジャマ&ハイヒールで売店へ行く羽目になったデス。

   退院時に捨てても惜しくない物で。


◆耳かき・爪切り・毛抜き・カミソリ・綿棒

  →ヒマツブシにボディケアをしたくなる事多し。


◆ウェットティッシュ

  →食べこぼしを拭いたり、何かと使える。


◆ヒモパンツ!

  →T字帯が外れた後用のパンツですが、

   お腹周りのしめつけを調節出来るヒモパンツがお勧め。

   普通のパンツだと傷にあたって痛いかも。


◆ダボっとしたワンピース

  →退院時用に必須です。

   私はデニムしか持って行かなかったため、

   退院のときに大後悔。。。


◆ビニール袋

  →洗濯物を入れたり、ゴミを入れたり・・・

   結構使う。


◆ハンガー

  →ワイヤーの、形を変えられる物が便利です。


◆耳栓

  →大部屋の場合、ワイルドなイビキ・寝言が聞こえることありです。


その他、ティッシュ、腹帯、T字帯&生理パッド、クリーンコットン、楽飲み、筆記用具、ヒマツブシ用本、洗濯洗剤

タオルは多めに持っていくと良いかも。

ノートPCDSも、暇つぶしに助かりました。

病院からは「介護おむつ」をもってこいと言われ、なんとなくプライドが傷つく・・・。

術後、おもらししちゃうことがあるらしい。結局使わなかったけど・・・。


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手術をする。


って決めたら、私のグラグラ揺れまくっていた心もようやく安定した。


ガンセンターのN先生が何度か携帯に「大丈夫?その後どうですか?」って連絡をいれてくれて感激。

ガンセンターに転院の手続きをして、入院・手術の日もトントン拍子に決まった。

決心からたった1週間。早い。


すっきりさっぱりした私と対照的に、ダンナの落ち込み様が微妙に気になる。

ダンナの同僚からも、「彼、元気ないけど大丈夫かな?」って相談される始末。

仕方がないので、お酒を飲ませて励ました。


「あのね、私は確かにもう子供を産めなくなるよ。

でもさ、あなたは違うじゃん。

あなたは、作ろうと思えばいつでも作れるんだよ。他所で。

だからね、どうしてもどうしても子供が欲しくなったら、他所でつくっていらっしゃい。

私が引き取って育てますからね。」


ま、嘘だけどね。


「子供がいない夫婦というのはね、どうしていないかというと、

子供がいないほうが幸せな人生を過ごせるから、神様があえて子供を授けないんだよ。

逆に子供がいる夫婦っていうのは、子供がいたほうが幸せに生きていけるから、神様が子供を授けるんだって。

ということは?

私達は、子供ナシで、2人だけで生きていくほうが幸せだって事なんだよ。

神様がそういうんだから、そりゃ間違いないよ。

だから、無理に他所で子供をつくったりすると、きっと不幸になるよ。わかった?」


言ってること、完全に矛盾してる私。


でもちょっと、ダンナは元気が出たみたい。


実際、それからメキメキと元気を取り戻し、いつものダンナに戻った。

役に立てたみたい。


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2月の組織診からずっとこの病気の事で頭がいっぱいで、夜も満足に眠れない状態が続いている。

もう、いい加減スッキリしたい。


私は、今後の予定、摘出した場合としない場合のメリット・デメリットを紙に箇条書きにして、ダンナに渡した。


「もう、私だけでは決められない。あなたが、どっちにするか決めてほしい。

私は子供がそんなに好きじゃないって昔から言ってきたけど、もしもあなたが絶対欲しいというなら、もちろん頑張って産むよ。

そのメリットとデメリットを天秤にかけて、あなたの考えを、まず教えてほしい。」


私はずるい。

子宮を残した場合のデメリットを見た時点で、絶対にダンナには「産もう」なんて言えないってわかってて、紙を渡した。

そして最終選択を任せた。

でも、ちょっとだけ、もしも「じゃあ産もう!」って言われたらどうしようかと、ヒヤヒヤ・・・。


ダンナは絶句。


「こんなの、本当に子宮は残せるの?・・・」


「どうする?」


「・・・決められない・・・」


そのまま、ダンナは黙り込んでしまった。


そしてダンナは先延ばし作戦に出た。


「どうしたらいいかわからない・・・」

「また今度考えよう・・・」

「もうちょっと待って・・・」


最終的に、「もう一回、別の病院で聞いてみよう。」


ダンナが望んでいる事、医師から聞きたい言葉は、聞かなくてもわかる。

「もうこれで完治ですよ、これ以上何もしなくてもいいですよ、問題なく子供も産めますよ。」

そう言ってもらいたいのだ。


でも私がガンになったこと、それはもう動かせない事実。

どれだけ他の病院へいったって、「ガンじゃなかったですよ」なんて言ってもらえるわけはない。

ダンナだってわかってるはずなのに。


「そろそろ、現実をみてよ。

私は、ガンになったの。

あなたには申し訳ないけど、この事実はもうどうしようもないの。変えられないの。

子宮を残すなら残す、取るなら取るで、これからやらなければならないことが変わってくるの。

いつまでも先延ばしにできないの。

だから、この先2人でどう生きていくか、ちゃんと話し合おうよ。」


んー。これって、本当は、ガン患者である私が言ってもらうべき言葉なんじゃなかろうか。

と思いつつ、力説。


ダンナが泣いているので、私も泣けてきた。

この人、本当に子供が欲しいんだ。

でも、とてもじゃないけど欲しいなんていえないんだ。。。


産もうか。


その言葉がノドまで出たところで、ダンナが言った。


「子供、すごく欲しかったけど、それで君が元気じゃなくなるかもしれないなら、もう欲しくない。

きもちは、正直言うと49対51ぐらいだけど、でもやっぱり、君が元気で生きてくれているほうがいい・・・」


よく言った!

49対51ってのがちょっと微妙だけど・・・。

(ちなみに私は、「産む5 対 産まない95」 ぐらいだった)


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