注意注意


すいません!

今回、愚痴のオンパレードです。

私が闘病中に言われてむかついた言葉が並んじゃってます。


今ようやく、「こんなこと言われちゃったわ~、AHAHA!」と笑い飛ばせるようになりましたので、記念に(?)記事にしました。


このブログは「子宮頸ガン」で検索して来てくださる方が多いのですが、もし今、病気の事で悩んでいる真っ最中であれば、この記事は飛ばしていただいたほうがいいかもしれません・・・。傷つけちゃうかもしれないので・・・。


「私もこんなこと言われた、ブチむかつく」という事がある方、よろしければ心の中だけに溜めておかず、ここで爆発させちゃってくださいね♪


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この病気になって子宮摘出手術を決めたとき、心ない人たちから色々な言葉を投げかけられました。




例えば

「普通は産むよね」(『よね』って何だ)

とか

「もうちょっと頑張りなよ」(何を・・・?)

とか

「私だったら頭がおかしくなっちゃうな」(失礼極まりない)

とかね。



あ、あと、

「私はそういうの気をつけてるから大丈夫なんだ~」

と言い切った方もおられましたが、何に「気をつけている」のかは知りませんが、おまえはいったいどういう神経をしているんだ。




でも、そういう悪意のこもった言葉はまだいい。


彼女達が何故、あえて私を傷つけるような言葉を投げてくるのかはわからないけど・・・。

「子供を産まない」という選択をした私がむかつくのかな?

私とダンナが泣いて悩んで決めた事に対して、よくそんな事が軽々しく言えるもんだと思うけど、「攻撃をしよう」という意思があってわざわざ言っている言葉なのだから、こちらはそれに対して怒ればすむ話だ。

ああ腹立つわ。プンプン。




それとは逆にどうにもやりきれない思いになっちゃうのが、(たぶん)悪意なく言われたときなんだよね。



私を思いやって発言してくれているんだろうけど、微妙にずれているというか、ちょっと余計に傷つくんですけど・・・みたいな言葉をかけてくれる友人に、怒るわけにもいかず、一人でモヤモヤしちゃった。。。




結構ガックリくるのが、

「かわいそうだね」

という言葉。


人から哀れまれるのはこんなに気持ち悪い事だったのかと、改めて実感しました。


言ってる本人は、もう泣きそうな顔しちゃって、「かわいそう、かわいそう、かわってあげたい」なんて言うわけですが、その言葉がどれだけ私を傷つけているのかは気がついてくれない。


そうそう、「かわってあげたい」も、かーなーりーガツン!!ときます。

同情って、するほうはよくても、されるほうは結構辛いんだよな。


ガンになったことはもちろんショックだったけど、それで自分が「かわいそう」だとは全く思ってなかったので、よけいにね。


ちなみに、

「頑張ってね!!」

も、実は結構つかれる。

これってウツの人にもNGワードらしいですね。

ウツの人は「こんなに頑張ってるのに何よ」って思うらしい。


私はちょっと違って、「そんなに頑張らなくちゃいけないの?」って思ってた。

手術前に言われたときは、「うん、頑張る!」って思えたけど。


普段は病気の事って怖いから、あんまり考えたくないんだよね。

「私は大丈夫。」って言い聞かせて、のほほ~んと過ごしているときに

「頑張って!頑張って!」って連呼されると、自分が重病人になったみたいですごく焦るのよ。

「そんなに頑張らなくちゃいけないほど、私はひどいんだ・・・」ってね。

ほら、心の奥底にはマイナス思考の沼があるからさ・・・。






それから

「おかあさんもショックだろうね、孫とかさ・・・・」

これも辛かった。正直むかついた。

そんな事は私が一番わかっている。

頼むから、そういう事は私のいない所で言って欲しいわけだ。






私の「もともと子供がそんなに欲しくなかった」という気持ちは、なかなか女性には理解してもらえなくて(まあ仕方ないけど)、一生懸命「どうにか産む方法」を考えてくれた友達もいた。


「向井亜紀みたいな感じで代理母出産にしようよ。

お母さんとかに頼んでみたら?

それが無理なら、やっぱり他人に頼むしかないよね。

うーん、どこに申し込めばいいんだろう?私、ちょっと調べてあげようか?」

ごめんなさい!

心配してくれる気持ちはありがたいけど、こう言っちゃなんですがツッコミ所満載だし(お母さんって・・・)、ずれてますし、余計なお世話でございます・・・。

子供が欲しくて仕方がないって人には心強い言葉かもしれないけれど。


ま、どうしても、「子供が産めないなんて辛いに違いない、かわいそう」って思われちゃうのは仕方ないことなのかもしれないですね。




私がこの病気になったことで、友人の女の子たちは他人事じゃないと思ってくれたのか、ガン検診を受ける人が増えた。

「ヒカちゃんの話を聞いて、私も受けなくっちゃって思って・・・」

そういってもらえると、私もちょっとは役に立てたんだわって嬉しかった。


そんな中、某SNSサイトで友人になったMちゃんも、私の話を聞いてガン検診を受けにいってくれたらしい。

そしたら、結果がクラス3aだったらしいんだよね。


クラス3aが出ても8割は自然に治る。

きちんと経過観察していれば、そんなに怖いクラスじゃないんだけど、私が「クラス3a」→「ガン」だったという事を知ってしまっているMちゃんは、めちゃめちゃ取り乱してしまった。


そんで、某SNSサイトの日記に書いた。

タイトルは「ヒカちゃ~ん!助けて」


何事かと思って読んでみたら、腰がぬけるかと思ったよ。


前半部分は、「ヒカちゃん助けて、クラス3aが出ちゃった、どうしたらいいんだろう?」みたいな内容。


問題は後半部分。



「私はガンになる。私はもうダメだ。人生終わった。

きっと子宮も摘出しなくちゃいけなくなると思う。

子供を産めない女なんて、生きている意味も価値もない。

私はもうオナベになるしかない。」






はぁ!!!?





これはもう本当に、どこに住んでるのかしらないけど、今から行ってタコ殴りにしてやろうかと思ったぐらい、むかついちゃったわ。


クラス3aが出てショックだったのはわかるけど、いくらなんでも取り乱しすぎだろう。


題名でわざわざ私を呼んで、私が日記を見るってわかってて、よくこんな事書くなぁ。

生きてる意味がない?価値がない?人生終わった?


もちろん、Mちゃんがそう思うのは勝手だ。

そういう考え方をする人は、世間にはたくさんいると思う

それは仕方のないことだ。


だけどね、私に見えないところで書けよ、そんな事・・・。

面と向かって(るようなものよね)、人生終わったとか、意味がないとか言われた人間の気持ちを、少しは考えてみてくださいよ・・・。


だいたいオナベになるしかないって何だよ。

私にもオナベなれってこと?

オナベバーは楽しいから大好きだけど。そういう事じゃなくってね。



てか、わざと言ってるの???




ああ~~本当にむかついたわぁ~。

これが今回のベスト、じゃなくて、ワーストむかついた一言だわ。






あ、最後にもう一個あった。


術後元気になって、いきつけのスナックへ飲みに行った時のこと。

その店、ママやホステスさんはみんな良い人で大好きなんだけど、マネージャー(男)は元々イヤミな所があるヤツだったのよね。


そいつが言った。


「これからは、生で中出しし放題できるじゃん!いいなぁ!」



ブ・チ・殺・す!








逆に闘病中嬉しかったのは、やっぱりいつもと変わらない態度で接してくれること。


病気の事はもちろん辛いけど、人にどうにかしてもらえることじゃないんだから、自分一人で乗り越えるしかない。

私は普段通りに、病気の事は考えないようにしながら過ごしているのに、「どう、病気・・・」とか暗~~い表情で言われると、どうしてもへこんでしまう。

「ヒカちゃんは病気で辛いんだから、私が楽しそうにしていちゃいけない」と考えちゃうのか?

優しいんだよね。

でもね、ごめんね、反対なんです。

私の場合はね。


中には、人にたくさん心配してもらって、みんなに励ましてもらわないとダメって人もいるから、その判断難しいけど。。。

上にあげた「頑張ってね」も、言われてうれしい人もいるだろうから。



とにかく私は、普段と変わらない友人達に本当に助けられました。

彼らと、それからダンナがいてくれたから、私は乗り越えてこれたんだと思う。


感謝、多謝。みんな大好きです゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚





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手術から2ヶ月、私の生活はすっかり元に戻りました。




心配だった子宮の病理の結果も問題なし。

私の子宮に、ガン細胞は残っていなかった。


今後は1ヶ月に1回病院に通って、腫瘍マーカー(血液検査)を受けるだけでいいとの事。

5年ぐらいは定期的に検査が必要だけど、術前のガンの状態や今回の結果から考えて、今後の再発はまずほとんどないでしょう、とも言ってもらえた。


心の底からほっとした。

これで全部終わったんだ、と思うと一気に力が抜けた。

もう、ガンに怯えて暮らさないでよくなったんだ。

あとはオナカの傷口さえキレイに治れば、何もなかったように生活ができるんだ。

そう思うと、全身に安堵感が走る思いがした。

術後、私の中で劇的に変化したことがある。

ちょっと、自分のバカさ加減と恥をさらすようでアレなんですが・・・。



私、1年ほど前から、PMS(月経前症候群)がひどくて、すっごく困ってたの。

PMSとは、要するに排卵から生理になるまでの間の心身の不調の事。

症状は人により様々なんだけど、私の場合は軽い頭痛と全身の倦怠感、それから心の不調。

体の痛みやだるさはちょっと我慢すれば乗り切れる程度なんだけど、心の不調だけは本当にまいった。

私は排卵痛がひどいので、排卵があるとすぐにわかっちゃうのね。

あ!今タマゴ生まれたぁ!イテテ・・・

みたいな感じで。

そうして排卵がくると、まるで目に見えるように、イライライライラする気分が湧き上がってきて、ずんずん溜まりはじめる。

心の中にどんどん高く高く、イライラの山が出来上がっていくの。

イライラの対象は何故だか主にダンナ。

ダンナが何をしても、何を言っても、極端に言えば動くだけで、むかついてむかついて仕方がなくなってしまうのだ。

もうね、めちゃめちゃ怖いんですよ。自分が。

だって、明らかにおかしいもん。

異常なんだもん・・・。

前の日までは、「スキスキ~~♪」だったはずのダンナに対して、排卵と同時に

「・・・・ほんっとーに、ムカツク!!!!何なのコイツ!!もうイヤ!!!」

と思ってしまう。

そう思ってしまうと、後はとめどなく悪い事ばかり目について、イライラをためまくってしまう。

そして、普段なら何とも思わないような、ごく普通のダンナの行動(例えば仕事で帰りが遅くなったとか、本当にその程度)をキッカケにして、私のイライラは爆発して暴走してしまう。

ダンナもビックリだよね。

いつも通りに生活していたら、突然妻から

「もうムカツクんだよ!!!」

って怒鳴られて、その後妻のヒステリーがヒートアップ、なじられてけなされて、もうどうすりゃいいの?みたいなね。。。

そのイライラの火山が一度爆発してしまうと、散々怒鳴り散らして、からみまくって、泣いて暴れて、もうどうにもならなくなってしまうのだ。

ダンナもたまらなかったと思う。

私は私で、自分の頭がどうかしてるという事はわかっていても、止めることができない。

自分が何に対してこんなにヒステリーを起こしているのかも、すでにわからない。

ただただむかつく、イライラする・・・

最初の頃こそ、私の怒りが静まるように、一生懸命なだめたり謝ったりと努力してくれていたダンナも、半年も経つうちに、その理不尽な怒りに我慢の限界が来た。

私のイライラが爆発し始めると、背中を向けて無視するようになった。

私はその態度にまた傷ついて、更に激しくダンナを責めてしまう。

こっちをむいて、私をなぐさめて、私を助けて!!

そう言いたいはずなのに、私の口から出てくるのは彼を罵る言葉のみなのだ。

そして、その後の激しい落ち込みと後悔。

果てしないマイナス思考の海に落ちていってしまう恐怖。

もうね、最悪でしたよ・・・。

もちろんダンナはもっと最悪だったと思うけど・・・。

生理が来ると、嘘みたいにそのイライラとマイナス思考はおさまる。

私は何もなかったように、いつもの生活に戻る事ができる。

ダンナを見てもイライラしない。当たり前だ。だって好きなんだもん。

でも、ダンナの心には、私の言葉によってつけられた大きな傷と、私への不信感が残ったままだった。

うちのダンナは、菩薩のように穏やかで温和な性格をしている。

同じ会社で2年一緒に働いてきたけれど、その間、怒っている彼を一度も見たことがない。

他人の悪口も絶対に言わない。

私が人の悪口を言うと、

「ヒカコちゃんがそう言うなら、きっとそういう部分もあるんだね。

でも、その人の他の部分も見てみなよ。きっと、いいところがいっぱいあると思うよ。

人の事を、嫌いだって思っちゃったらもうそこまでだけど、好きになれるかもしれないって思ってみると、いろんなことが良く見えてきたりする。

嫌いな人がいっぱいいるより、好きな人がいっぱいいるほうが、生きてて楽しいじゃん!」

なんていう人なのだ。

常にニコニコして前向きに生きているダンナを、私は尊敬していた。


そんな彼が、

「もう、イヤだ。お前、むかつくし、もう好きじゃない。」

私に対してそう言った。


いつものように、私の意味のないイライラが爆発した夜の事だ。


もうだめだ。

このままじゃだめだ。

全部なくしてしまう。


私は眠れなくなった。


マイナス思考の海に落ちて溺れながら、必死につかめる藁を探した。

心療内科にも行った。

婦人科で漢方薬ももらった。

PMSに効くというサプリも山ほど買った。

ヨガが良いと聞き、ヨガ教室に通った。

音楽が心を癒すと聞き、ヴァイオリンも始めた。

自己啓発本も山ほど読んだ。

でも、ダメだった。

生理から排卵まではニコニコと機嫌がよくても、排卵がくると一気に落ちてしまうのだ。

私はダンナに泣いて頼んだ。

「お願い、排卵日から生理が来るまでの間、私、頭がおかしくなるの。

ノン君にひどい事言って傷つけちゃうのに、もう自分では止められないの。どうにもならないの。

だから、排卵日がきたら、生理までの間、私から離れて生活してほしい・・・」

手術に対する不安の一つに、子宮を摘出した後、PMSに終わりが来るのか、という事があった。

今は生理があるから、なんというか「リセット!」みたいな感じで、気持ちの切り替えができる。

あ~~生理がきた!これでイライラも終わりだ!みたいなね。

実際、それでイライラは終了していたわけだ。

でも、これからは生理がこなくなる。

卵巣は残るので排卵はあるわけで、排卵日からこれまで通りにPMSが始まったとして、いったいいつまで続くんだろう?

生理でリセットできないと、ひょっとしていつまでも続いてしまうんじゃ・・・・??

でも、術前は他の事で頭がいっぱいで、もうなるようになれ!!って状態だったのよね。

もう知ら~ん!みたいなね。

で、めでたく手術も終わり、術後の生理予定日も無事過ぎ、気がついたら術後2ヶ月。

その間、排卵3回。

あ、あら!!!?

私・・・・・





イライラしてな~~~い!!




気分の落ち込みもない。

あの悪魔が乗り移ったようなイライラとヒステリーが、キレイさっぱり消えてなくなった

排卵日に、いつもの「イテテ・・」って排卵痛が来て、それで終わり。


ダンナが何をしても、いつも通り「かわいいわ、うふふ」としか思えない(オイ)。

な、なんでだろう・・・。

何があったんだろう。

何がって手術したんだけど、それだけでこんなにも変わるものなの!?

先日、ダンナにしみじみと

「最近ようやく、昔の明るいヒカコちゃんが返ってきたって感じがする。元気が出たね。よかった。」

そういわれて、私はうっかりボロボロ泣いてしまった。


この1年、どれだけ私の言葉と態度で彼を傷つけてきたかを思うと、もう何でもしますからホント許してくださいって気持ちになった。

ここまで我慢してくれたダンナはなんて出来た人なんだと、尊敬の念が強まってしまった。


先生に聞いたら、「PMSはこの先どんどん軽くなっていくと思いますよ」とのこと。

生理がなくなっただけなのにね。

本当に、女性にとって生理って、重要なことなんだなあ~って心の底から実感する今日このごろでした。



PMSがひどくなった約1年前、ちょうど最初のガン検診 の後ぐらいの時期なんだけど、ひょっとしたらその頃から、私の体の中でガン細胞が増殖を始めたんじゃないかな?と思う。

根拠は何もないけれど。

あの激しいイライラ、心の痛みは、私の体が異変のサインを出して、それに心が反応していたんじゃないかと思うのです。


今年の2月に「ガンかもしれない」ってなってからは、私は割と普段通りに生きてきたつもりだけれど、心の奥底では「ガン」に対する恐怖、ストレスがものすごかったんだと思う。


ガンの恐怖、それから実際のガン細胞が消えたから心が落ち着いたんだと思うと、なんかわかるような気がする。




とにかく、先生の言うとおり、このままPMSがキレイになくなってくれることを祈るわ・・・。


もう、あんな思いはしたくないし、ダンナにも、させたくない。





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退院から1週間、自宅に戻ってすっかり元気になった私は、高額医療費の請求をするため、社会保険事務所まで出向きました。



高額医療費というのは、


・同じ月に

・同じ病院の同じ診療科目で


支払った額が自己負担額を超えると、差額が戻ってくるという素晴らしい制度らしい。

※入院費と外来費は別で、食費や個室料も含まれない。

詳しくはhttp://insurance.yahoo.co.jp/social/info/medical_major_04.html (yahoo社会保険)



自己負担額は、世帯の収入だとか年齢だとかいろいろな要素によって変わるらしく、ネットの海をさまよっても、自分の自己負担額が結局いくらになるのかイマイチよくわからない・・・。


ただ、保険屋が言うには、だいたい8万円以上払えば返ってきますよとのこと。

チクショウ、保険屋め。

キミんとこが保険料を支払ってくれてれば(いやまあ私が悪いんだけど)。


ああ思わず嫌なことを思い出しちゃったけど、それはまあいいとして。




今回の入院は、5月22日から6月1日まで。


・同じ月に


とのことなので、6月1日にかかった料金は含まれない。


くそー!

1日ずれて、5月21日から5月31日までの入院だったら、全額対象だったのに!

と、たかが1日分ながらちょっと悔しい思いをする。



また、入院と外来は別とのことなので、入院前の通院にかかった料金は含まれない。


うむぅ~~、納得いかん!



ちなみに、ヒカコはゴールデンウイークに某離島で原付に乗った際、スネにけっこうな火傷を負いましてですね、その怪我でも何度か病院に通ったのよね。

だから、この5月に支払った医療費の合計額って、今までにないぐらい、かなりの高額だったのよ。


だけど、「病院別」「診療科別」「入院・外来別」とのことで、結局対象になったのは入院分だけ。

もちろんもちろん、もらえるだけ有難いお金なんですけどね・・・。



今回の入院のうち、5月中にかかった費用から食事代を引くと、\230,410。

なんてお安い。

子宮摘出するとだいたい40万ぐらいかなーなんて話を聞いていたので、支払い時には本当にビックリしたけど、退院がかなり早かったからその分安くすんだみたい。

体が丈夫で頑丈って素晴らしい!レディ的にはイマイチかもだけど!




というわけでこの制度を使うと、医療保険はもらえなかったけど(シツコイ)、10万以上戻ってくるみたい。


これは請求しない訳はないわね。


ちなみに、何もしないともらえません。


たくさん支払った人全員に、自動的に案内が来て手続きが始められる訳ではありません。

自分から請求しにいかなくっちゃいけないのよぉ~


知らないでそのままにしてる人多いんじゃないかな?って思っちゃう。


私も保険屋が教えてくれるまで、そんな制度があるなんて知りませんでした。

世間知らずなワタシ。

ありがとう、保険屋さん。

保険はもらえなか(シツコイので以下略)





時は年金問題まっさかり。

社会保険事務所には、年金がもらえるのかどうか、不安でいっぱいのおじいさんおばあさんが押し寄せていた。


事務所の中で、「年金問題はこちら」っていうスペースがあったんだけど、そこはもうギュウギュウ詰め状態。

入り口で番号札が発行されていて、その横には「現在2時間待ち」って書いてあった。


年金以外の窓口には誰も並んでおらずほっとする。


でも、私が申請書を書いて、病院の領収書と一緒に窓口のおじさんに提出したら、

「あっ!!あの窓口も使えるんじゃないか!!」

と思ったらしいお年寄りが、こちらの窓口へどっと押し寄せてきた。

しかも、私が順番を守ってないと勘違いしてるのか、横目でにらんでくる人まであり。


「アンタ、わしはもうずいぶん前から待ってるんだけどねぇ!?どれだけ待たせるんだ!?」

窓口のおじさんは慣れたもので、

「すいませんねぇ、年金はあちらでお願いしますねぇ。すいませんねぇ。」

とあしらっていた。

大変だなぁ・・・。



そんなこんなで無事申請も終わり(てゆうか申請書と領収書を提出しただけだけど)、さていつ戻ってくるんだろう?と思っておじさんに聞くと、

「うーん、今うちの事務所もこんな状態だから、半年ぐらいかなぁ~。」


は、はんとし!?


くそう、年金問題め!!許さん!!



この申請って、「医療費の申請してます」みたいな控えとか、「申請番号」みたいな物を何ももらってないんだけど、、、今回の請求について問い合わせしたい場合なんかはどうしたらいいのかしらね?


てか半年も待つうちに忘れそうなんだけど。

半年後にきちんと振り込まれればいいんだけど、このまま何もなかったことになりそうで嫌だわ。

だって年金だって消える時代だもんね。


社会保険事務所で順番待ちしてたおじいちゃんおばあちゃん、みんな上手くいきますよーに!





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子宮頸がんの新しいワクチン、効果は9割

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2245733/1728620




子宮頸がんの原因である、HPVウイルスに対する予防ワクチンの効果が証明されました。


イギリスでは、12歳以上の女子に接種を義務付けるようになるかも、とのこと。


いいなぁ・・・。


あと何年もしないうちに、子宮頸ガンにかかる人なんていなくなるんじゃないだろうか。

私も、そのワクチン打ちたかったよダウン


こういうニュースを聞くと、やっぱりちょっとへこむわ。

自宅に戻ってすぐ、生理予定日が来た。


子宮を取ると、子宮のあった場所には腸が移動してくる。

子宮の出口(要するに膣の一番奥の部分)は糸で縫い合わされる。


http://www.ladys-home.ne.jp/faqsite/ans-files/FAQ-G/FAQ-G8.html

(↑このサイトにわかりやすい説明があります)


なので膣を縫い合わせた傷が治って完全にふさがってしまえば、膣はただの袋状になるわけで、体の中からはもう何も出て来ない。

当然生理も来ない。


卵巣が残っているので排卵はあるけれど、タマゴがピュッて出た後に行くべき子宮もないし、通るべき卵管もないので、タマゴはそのまま体内に吸収されちゃうみたい。

私はもともと排卵出血がひどくて、ナプキンが必要になるほどだったのだけど、それも、体内に出た後は吸収されて終わりらしい。


そうかそうか、もうナプキンとは一生オサラバなわけね。

楽チンだわぁ♪


とは言いつつ、生理予定日はちょっとドキドキ・・・。

同じ手術をした人の話を聞くと、生理痛があったって人、結構いたんだもん。


それってつまり、子宮はもう取っちゃって絶対に生理はもう来ないのに、脳みそはうっかり間違えて指令を出しちゃうのか?

臓器はないけどホルモンは出てるから。


「あっ、生理のホルモンが来た!

 はい~~生理ですよ~~~おなか痛いですね~~~」


みたいな感じで、脳みそが生理指令を出したとして、実際は生理にならない事で何か妙なパニックになったりしないのかしら、ってちょっと心配だったのよ・・・。


それに、手術前のこと。

子宮がなくなるという事は、女性にとって想像以上に心の負担になるみたいで、「すでに子供もいるし」と覚悟を決めて手術に望んだのに術後にショックで錯乱したとか、パニックになって大暴れしたとか、あまりの喪失感に心を病んでしまったとかいう話を聞いてしまった。


「残せるチャンスが少しでもあるなら、残したほうがいい」って、私も散々言われた。


それよりも子宮を残して再発の恐怖の中で生きていく方が嫌だ、と思ったから手術を決心したわけだけど、すでに子供を産んだ人でさえそんな風になってしまうのなら、子供のいない私はもっとひどく混乱して取り乱したりしちゃうんじゃないだろうか。


なんて、実は子宮を取るという事に対して、ちょっぴりビクビクしてました。

ダンナと母にも、「私、ショックで錯乱するかもしれないよ。大暴れするかもしれないよ。」って。

「傷の痛みより、心の痛みのほうが大きいらしいから、その辺のケアよろしく」なんて頼んだりして。


母は同じ女性として気持ちがわかるのか、術後に何度も「心は大丈夫?落ち着いてる?錯乱しそう?」って聞いてきた。

そのたびに、ん~~どうかな?って考えるんだけど、私の心はスッキリ平穏。

むしろ手術の前よりも落ち着いたんじゃないかというぐらい、安定してた。

ちょっと自分でも、こんなに落ち着いてて何ともないなんて逆におかしいんじゃないかって、妙に思ったりもしてたのよね。


今はこんなに安定しているけれど、生理予定日がきた時、脳みその「生理なはずなのに生理が出せない!何でだ!」ショックが引き金となって、一気に後悔とか混乱とかパニックとかが襲ってきたらどうしよう、と思ったのであります。



で、生理予定日。

なんとなんと、生理が来た。


いや~~~、ビックリしました。


「ええ!?」って声にまで出しちゃった。


どっから何が出たんだ!?ってプチパニック。

まず思ったのは、傷が裂けた?って事。

それ以外には考えられない。


トイレでしばらくピキーン!って固まる私。

かなりドキドキしつつも、よく観察すると、完全な血というわけではない。

多めのおりものに色がついてる感じ。

量も、生理にしてはかなり少ない。


もしも傷が裂けたりしたんだったら、もっとちゃんとした血がいっぱい出るに違いない。

というわけで、様子を見ることにした。


子宮はもうなくて膣だけなんだから、これは膣から分泌されてるんだよな。

膣からもこんなにおりものが出るなんて知らなかったけど、、、

あ、でも確かに、膣からも何かしら出ないと、この先イロイロと困るもんなぁ。


これは多分、脳みそが出した「生理ですよ~」指令に、膣が素直に反応して、おりものを出したに違いない。

そんで、完全にふさがってない傷口からの血がちょっとついたに違いない。

そう勝手に素人判断してほかっておいたんですけど、後の検診で先生に聞いたら「まあそんな感じ」とのことでした。

「しばらくは生理みたいな感じでおりものが多くなるかもしれないけれど、だんだん少なくなるから気にしないでね。」

よかったよかった。


術後2回目の生理予定日には、おりものもほとんど出なくなった。

脳ミソ君、やっと気がついたみたい。


心配していた錯乱・混乱・大暴れも・・・・

今のところ、大丈夫♪

なんて図太い心の持ち主なんでしょう、ワタクシ・・・。






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