どうもコーチミンです。 -5ページ目

どうもコーチミンです。

どうも、コーチミンです(ホーチミンじゃありません)。
人間誰しも、ちょっと道から外れる事にスリルを感じると思います。通常の明るい場所からほんの少し外れるだけで感じるワクワクを一方的に発信できたらな~と思っています。

「ニコンのレンズでフィルム写真を撮りたい!」

先日の投稿でも触れたついに「ニコン・デビュー」である

 

自分は東京っ子だが、杉並区生まれなので江戸っ子ではない

同じ東京都内でも皇居を境に東の下町と西の山の手・・更に自分が生まれた杉並等はほぼ地方と言って良い程雰囲気が変わる

 

もちろん情緒満載なのは下町の方だ

 

 

今回のフィルムカメラ散歩は「品川の舟溜り」
梅雨の晴れ間、初夏の雰囲気がとても似合う

品川駅周辺の近代的高層ビル群とは全く違う、雑居ビルが並ぶ昭和的景色が広がる

 

 

この場所には何度も訪れているが、とても好きな場所だ
記念すべき「ゴジラ」第一作のロケ地でもある

 

 

厳密に言えば東海道の最初の宿場町で江戸の街ではないのだが、海に面し、昔からの運河など、雰囲気は下町情緒満載のエリア

 

 

使用カメラは”Nikon FM10”

レンズは”Ai Nikkor 50mm F1.4”と”Ai Nikkor 85mm F2”の2本

フィルムは”Fujicolor 400”

 

 

自分レベルではレンズの色なのか、ネガフィルムの色なのか、詳しい事はよく分からないが、フィルム的な画質は最高である

 

 

この画質を見たくてフィルム写真を再開したと言っても過言ではない

フィルムで撮影するには情緒ある場所だ!

と短絡的な思考で浅草橋、神田川の舟溜りに向かう


使用カメラは”Fujica ST801”

レンズは”SMC Takumar 50mm F1.4”

フィルムは”Kodak Ultramax 400”



秋葉原から総武沿線沿い隅田川方面に、まだまだ下町情緒が残る好きなエリアだ



浅草橋を超えて更に西方に数百メートル進むと、緑色の特徴的な”柳橋”



元は江戸中期に掛けられ、現在の橋は昭和4年(1929年)95年の歴史を持つ橋だ

柳橋を超えると神田川の終端、隅田川との合流地点



このエリアには東京湾観光用の屋形船がずらりと並ぶ


まだまだフルマニュアル・フィルムカメラに慣れていないので慎重に露出、シャッタースピードを調整、後は思いっきりしかない



フィルムを使うだけで、令和の景色が一挙に昭和感マシマシになると思うのは自分だけか

フィルムシュミレーションではなく、文字通りのフィルムの質感

また、タクマーの写りもフィルムにピッタリと合う



最後は隅田川までたどり着き、お約束の東京スカイツリー

隅田川橋梁を走るJR総武線、屋形船とオールスターを一枚に収める


フルマニュアルカメラとフィルム写真・・・これは楽しいぞ!

せっかく、フィルム写真を始めたからには、#ニコン の #オールドレンズ でも撮ってみたいと言う衝動に駆られ、ニコンレンズ用の #フィルムカメラ も購入してしまう


”F6”と並ぶニコンの最後のフィルムカメラ「FM10」
実際はコシナのOEM品で、80年~90年時代辺りのニコンカメラ全盛時代のカメラに比べるとチープさは否めないが、ニコンレンズ使用が目的の自分には問題ない
中古品で1万~2万円程度とお小遣いで購入出来る値段も嬉しい

本音では”FM2”が欲しかったのだが、前記した80年~90年時代辺りの名機は中古でも高く、程度の良い機種だと5万円程・・”FM3”など10万円もざら・・流石に機材マニア&コレクターでは無い自分にとってレンズ使用の為だけにこの金額は出せない

ちなみに、自分が所有するニコンのオールドレンズは

Ai Nikkor 50mm F1.4
Ai Nikkor 85mm F2

最近のデジタル補正有りきのレンズと違い、完全光学性能のみのガチ勝負

「もの造り日本さいこ~日本の技術やばすぎ~」時代、ニコン不滅のFマウントの名玉だ

いつもはソニーのミラーレスに取り付けて撮影しているこれらのレンズ、早く梅雨が終わって、このレンズ越しの映像をフィルムを焼き付けたいと、気がはやる今現在なのである

フィルムからデジカメになって一番大きく変化した事は「とりあえず撮っておく」事が増えた
つまり無駄な写真が増えた
ただ、フィルム時代は違った

 

 

今の様にメモリーカードに何千枚ものデータが保存される夢のような事はなく、一本のフィルム撮影枚数は多くて36枚、フィルム本体も小さいとは言え1本1本嵩張るし、保存も気を使う

飛行機を乗る時のセキュリティ通す時にも気を使った

 

バックパッカー時代の長期海外旅行中なんか、常時20本のフィルムを持って、撮影し終わったフィルムは現地で現像、出来上がった写真とネガフィルムはその都度、日本の実家に送るなんて事をしていたものだ

 

前投稿でも書いたが、本当に撮影する時の1枚1枚の重みが違った
フィルムも今に比べれば安いとはいえ、現像代も含めれば一本あたり千円ぐらいのコストが掛かり、プロで無い限りバシャバシャと何枚も撮影出来る事は出来なかった

 

そして、デジタル全盛の今、そんなフィルム当時の手間や撮影をやってみると楽しい
ファインダーを覗き、構図の選定・・失敗は許されない
かと言って、撮影した写真をすぐには確認出来ない・・自分の設定や腕を信用するしかない

 

 
レインボーブリッジ遊歩道からの夕日
構図、設定など、一発勝負
レンズも古いと言う事もあるが、デジタルで撮った様なギラギラ感もなく、まさに「フィルム写真」の色と雰囲気だ

撮り上がった写真の愛着が違う
一枚の写真の愛着度がめちゃくちゃ大きい!
 
いいね~アナログは!

超久しぶりのマニュアルフィルムカメラに戸惑うてへぺろ

 
一枚一枚の撮影にも気合が入る。
何と言っても今現在のカラーネガフィルムの品薄&価格高騰は凄いえーん
 
時代なのだと言っては元も子もないが、今は36枚撮りのカラーフィルムが一本二千円近く、アマゾンやネット転売では三千円近くもするし、しかも一人何本までの制約付き
 
撮った写真もすぐには確認出来ない。。でも、昔はこれだった
 
出来上がった写真の雰囲気は抜群な気がする爆笑
佐原の町並みと相まって、フィルムの良さが出まくり
 
それにしても、今のデジカメと違って、一枚の写真に対する思いが違う。今回、使用した富士フイルムのST801には露出計が付いている事が助かった。まぁ、何となくちゃんと撮れていて良かった
 
今回はカメラは先の説明通りに富士フイルムのST801,フィルムも同じ富士フイルムの感度100の36枚撮り、そしてレンズはタクマーの55mmf1.8
 
 
タクマー55mmはだいぶ湾曲が酷いが、これもオールドレンズの味爆笑爆笑
久しぶりのフィルムカメラまだまだハマりそうです
 
てか、フィルムの入手が問題だよな