3月9日(土)にフリースキー中に転倒し、怪我をした件は既報である。
https://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12446068773.html
11日(月)に地元の病院で見てもらった結果、早めの手術を勧められたことも有り、14日(木)から入院して来た。
初日は事前検査のみで15日に手術をした。
それにしても久しぶりの病院のベッドは蒸れて暑い。
汚れ防止のためだろうが、腰のあたりに防水シーツがあるため背中が蒸れるのだ。
入ったのは四人部屋だったが、初日は独り占めだった。
静かな夜を過ごせるかと思いきや、夜中近くまでどこかの部屋からばばあのだみ声が聞こえてくる。そして朝早くに再開だ。
延々とどら焼きがどうのこうのと言っている。元気なものだ。
看護士たちはドラえもんばあちゃんとよんでたっけ。(爆)
そして二日目になって同じ部屋にジジイが来た。整形外科の患者だけのフロアの筈だが、すたすた歩いてるから脚では無さそう。手も問題なさそうなので不思議・・・
顔つきがちょっと危ない感じするなぁと思っていたら案の定、警察に出頭するとか確認結果がどうとか、免許取消とか・・・・よくわからないことを延々としゃべり出した。
話し方を聞いてると少しボケが始まってる感じ。
無免許 飲酒 事故か?
しばらく様子を見ていたがやっぱりぼけてる。同じことを何度でも繰り返すし、誰彼かまわずに同じ話をする。
終いにはオイラのところに来て延々と愚痴をこぼすのではじめは適当に相づちを打っていたが、さすがに面倒になってやんわりと追い返してしまったよ。(苦笑)
そしたら今度は看護師を捕まえて、またくどくど話し始めた。
他の病院に一月以上いて、やっと出たと思ったら今度はここに入院だ!
こりゃ人権問題だぁ!!
明日出たら新聞社に投書してやるっ!!
オレはもう40日も床屋に行ってないんだよっ!!
だってさ。ヽ(´ー`)ノ ハア
前日の夕食以降は絶飲食で迎えた手術当日。
オペは午後の3番目という事で結局お呼びがかかったのは午後6時過ぎだった。
オペ室に連れて行かれて、点滴に麻酔が入るとあっという間に落ちてしまうから不思議だ。
オペそのものの時間は1時間半程度と聞いていたが、肩を叩かれて目覚めたときに時間を聞いたら午後8時過ぎだった。
あの点滴で入れる麻酔というのは入れるのをやめると比較的すぐに目覚めるらしい。
手術直後の晩だけはナースステーションのとなりの病室に寝かされる。
カーテンで仕切られているが他にもふたり手術後の患者がいた。
となりのばーちゃんが延々とイタイイタイと言っていた。
かくいうオイラもさすがにイタイ。。。
膝下に人工骨を入れてそれをプレートとボルトで固定したようだが、そのために健康な筋肉をかっさばいているのだ。痛くて当たり前だ。(苦笑)
脚をどの向きにしてもズキズキと痛むし、脚にかけられた毛布と布団の重さだけでもイタイ。しかも切った脚が熱を持っているのに布団を掛けられているため、暑くてさらに痛む始末だ。
途中から布団はどけてもらったがそれでも痛みでなかなか眠れない。少しまどろんでは目が覚めるという感じ。
痛み止めとして座薬を入れてもらったあとはようやく朝まで眠れたが。ふー。
朝食の前にベッドごと自分の病室に戻り、ようやく朝ご飯だ。
この病院のあさめしは8時と遅めなので、木曜の18時に取った夕食から実に38時間ぶりの食事だ。
当然、おかゆ+αだがあっという間に完食。
手術明けの土曜日はさすがになにをしても、どんな姿勢でも脚がじんじんと痛み、結局、寝ているのが一番楽なのでできるだけ眠るようにした。(^^)v
もっともそのせいで土曜の晩はなかなか寝付けず、日曜の朝まで浅い眠りを繰り返すだけだったけどね。(苦笑)
日曜日。手術後2日目の朝になるとさすがに痛みにも慣れてくるし、脚の状態がどうなのかが自分でわかってくる。
とにかく脚全体がパンパンに腫れているのだ。
午後の回診(と言ってもちらっと見るだけで診察すらしないけど)の時に、ぐるぐる巻きだった包帯を外されたのでようやく状況がわかった。
切った傷跡は膝の内側が約4cm、外側が6cmx2ヶ所。
ホチキスではなく、縫ってあるわけでもないようだ。(あとで聞いたら医療用接着材だそうだ)
それを幅広のセロテープみたいなので覆ってある。
膝上から足首まではパンパンに腫れている。すね周りは皮膚とテープの限界まで内圧が上がっている。
とにかく内圧が上がっていたいので土曜日からずっと冷やしている。
アイスノン2ヶ攻撃だ。(爆)
日曜日も冷やし続けて居る内に腫れ具合に変化はないものの僅かに内圧が下がったらしく、痛みはいくぶん軽くなり、日曜の夕方くらいにはじっとしている分にはあまり痛みを感じなくなった。もちろん痛み止めは飲んでいるが。
そして月曜日。ベッドに横になった姿勢から起き上がって地面に脚を下ろすと一気に血が下がって内圧が上がる感じはまだかなりあるが、下ろした直後の圧の上昇に伴う痛みを数十秒耐えればあとはけっこう動けるところまで来た。
そして月曜午後の主治医による回診であっさり退院許可が出た。(^^)v
手術した方の脚もゼロ荷重ではなく、20~30%荷重まではOKとのこと。それなら両松葉とは言え、軽く足を付けるので安定感がかなり違うから楽だ。
ちなみに月曜になるとだいぶ痛みも和らぎ、少なくともじっとしている分にはほとんど痛むことなく、姿勢の自由度もかなり上がった。
ベッドから降りて経った直後に血が脚に集まって圧が上がる感じは相変わらずだが。(苦笑)
それでもベッドの上でゴロゴロしている分にはまったく問題なくなった。
入院にあたり、仕事用のノートPCとiPhoneを持ってきた。進行中の案件の状況が多少なりともわかるようにしておきたかったからだ。
それに加えて自前のスマホと、さらにアメリカに目の敵にされているHUAWEIのタブレットも持ってきた。
結論から言えばタブレットでできることは自前のスマホで全てできるのだが、画面が大きいのでKindle本がいい暇つぶしなった。(^^)v
本体が重いのだけが難点かな。
まあ何にしても午後早い時間の回診で退院許可が出たのでその日のうちに家に帰ることにした。(^^)v
結局、会計結果がでて病院を出たのが午後3時半すぎ。自宅までは500m程度なので通常ならば5分もあれば歩けてしまうのだが、さすがに松葉杖。しかもじっと立っている分には軽く足をつくこともできるが歩きながら付くとなるとかっさばいた向こうずねの筋肉が伸び縮みするのでとんでもなく痛い。足をつくどころではない。(苦笑)
仕方ないので完全に足を浮かせたゼロ荷重歩行だ。(^^)v
だが、さすがに疲れるので何度も立ち止まって休憩しながら帰宅した。
結局、マンションの2階にある自宅に戻ったのは4時。それから荷物をよろよろと整理して、あり合わせで晩飯だ。
まだ脚は腫れまくっているが、まあ良いかなと晩酌もしてしまった。(^_^;
点滴の針が刺さっていたところが内出血で青あざになっている。
今回の入院は4泊5日。想定していた中では最短日程で済んだ。
だが、余裕を見て翌日まで仕事は休みをもらっていたのでとにかくその日は呑んで食べたら目覚ましをかけずに爆睡したのは言うまでも無い。
明けて火曜日。。。。
午前中に近所のスーパーに行き、当面の食材をまとめ買いしてきた。
少々重くてもなんとか歩けるようにザックを背負って行ったがやはり松葉歩行では重いものを持つとずっしりくる。疲労感が倍増だ。orz
それでも次の週末の分くらいはいろいろ買い込んだので帰宅後にさっそく調理開始だ。
水曜日からは会社に行くわけだがまたお弁当を持っていく必要があるため、弁当のおかずになるものを中心に作った。
筑前煮(の様なもの)
胸肉のチーズ焼き
焼きそば
そのほかにもいろいろ食材はあるので必要に応じて作れば良い。
しかし、料理が一段落してから気づいたのだが、入院中と打って変わって立っている時間が長かった影響だろう。。。
脚がウランちゃん、もしくはサリーちゃんになっているのだ。(驚)
膝の少し上から足の甲までの全てがあり得ないくらいに腫れているのだ。(苦笑)
足の指なんて風船から生えているみたいだ。(爆)
まあ仕方ない。痛みそのものはたいしたことは無いのでひたすらアイシングするしかない。
幸いにして骨折部分の接合は終わっているので物理的なコンストラクションとしては一応治療は完了している。もちろんすぐに負荷はかけられず、骨が固まる2ヶ月くらいの期間をかけて全荷重に少しずつ増やしていくだけだ。
それよりも、かっさばいた傷とそれに伴う筋肉の腫れ、そして内圧上昇による痛みの方がヤバイ。(^_^;
しかし、こればかりは時間だけが唯一の薬だ。なるべくムリな動きは控えて、ひたすら冷やすのみだ。
過去の経験から言うならば、2週間我慢すれば脚もだいぶしぼむはずだ。
焦りは禁物だ。(´ー`)┌フッ