しかし、参った。
先日、弁当のネタを書いたのだが、週末開けの月曜から昼飯用に弁当持参で会社に行く羽目になってしまった。(苦笑)
この週末もスキーに行っていた。
土曜日は練習で日曜日はスキーショップ主催の草レースの予定だった。
土曜日のポール練習はバーン割り当てが午後からだったため、朝イチからはフリー滑走をした。
表面がちょっと柔らかい割りに小さなころころが有り、それほど滑りにくいと言うほどでは無いが、ちょっとエッジが引っかかる感じの雪だった。
いつものように中斜面をフリーで滑り始めて、たぶん4本目だと思うが転倒してしまった。(^_^;
高速の大半径ターンで滑っていてその左ターン。
いつもよりも脚の内傾角をほんの少しだけ取り過ぎたかな?と思った瞬間に外足がなくなった。
オイラの感覚では突然板が外れた感覚だった。
実際のところは板が外れたのが先だったのか、エッジが抜けたあとに板が外れたのかはよくわからないが。
いずれにしてもその瞬間は一番内傾が深いポジションだったため、そのまま倒れ込んで左腰を雪面に打ち付けた。だが左スキーもきれいに外れてくれたため、速度こそ速いがそのままスライドするように雪面を滑落して止まった。
すぐにスキーを履いて滑り出したが、右脚のすね周りが少しじんじんしている。
む~ん。もしかしたらヤバイかも。。。
8年ほど前に転び方は全然違うが、右の脛を高原骨折したことがある。
あのときの感覚にちょっと似ているのだ。
1本リフトに乗って見たものの、右脚にはまともに加重できない。ゆっくりしたプルークレベルなら降りられるが。。。
とりあえず、バッグを置いた場所で少し休憩がてら様子を見ることにした。
時間にして15分程度だろうか・・・・
徐々に痛みが増してきて、脛が痺れる感じも強くなってきた。
向こうずねの膝下の付け根あたりが張っている感覚がある。もしかしたら膝が内に入った、もしくは外に曲がったかして関節に負荷をかけたのかもしれない。
少し様子を見ていたが回復する気配がないどころか痛みが増してきた。
う~ん。これはまじでヤバイかも。。。
怪我をするような転び方ではなかったのだが・・・・・
そうは言っても足が痛いという動かしがたい事実がある。
日曜日は草レースがあるのでなんとか出たいと思ったがこの足では仮に滑ったとしても出るだけ無駄だろう。。。
モタモタしているとどんどん悪化して帰宅するのも難しくなるため、潔く撤収を決意した。まだ9時を少し回ったばかりの頃だ。(^_^;
足に負荷をかけないように滑ってクルマまで戻った。
駐車場で歩くのがかなり困難なくらいの痛みになってきた。外したスキーとストックを杖代わりによたよたと車にたどり着き、なんとか着替えをする。
コンプレッションタイツを脱ぐと右膝がすでに丸く腫れ始めていることが一目でわかった。
たまたま親しいクラブの会長さんが通りかかり、モーラステープをくれたので貼ったものの気休めだろう。
スキー場近くの病院のリストももらったのでどこにしようか考えたが、結局、以前入院したところに行くことにした。
これから帰るにあたって高速に乗るインターの近くなので移動のロスは少ない。それに以前、大腿骨を折ったときに入院、そして手術をしてもらったところだ。設備や技術面で信頼できるはずだ。
とりあえず、出発前に電話で整形外科の外来診察をしてくれるか確認し、午前ならば大丈夫だというので行くことにした。
おっと、、、走り出す前にその日の宿泊をお願いしていた宿に電話して事情を話した上でキャンセルさせてもらった。悪いことをしてしまったものだ。(´ー`)┌フッ
病院に着いたのは10時半過ぎ。クルマからいざ降りようとして驚いた。膝の腫れ具合がかなりひどくなっていてまともに膝が曲がらないのだ。
なんとかクルマから降りたものの、入り口に近い場所に留めたにもかかわらず、なんて遠く感じるんだ。そう、痛みがひどくてまともに歩けないのだ。
幸い、入り口に貸し出し用の車いすがあったのでそれを借りてひと安心。(苦笑)
その後は受付をして診察を待った。
飛び込みの外来診察だったが30分も待たずに見てくれた。
パンパンに腫れた膝を見る鳴り、いきなり注射器の用意だ。(爆)
いわゆる「血抜き」である。50ccの注射器でぶすりとやり、内出血している体液を吸い出す。注射器を2回おかわりしたから100cc以上は抜けたらしい。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
だが内圧でパンパンだった膝周りがだいぶ楽になった。車いすの足置きに足をおける程度までは膝も曲がるようになった。(^^)v
その後レントゲンを撮ったわけだが、やはり脛骨の高原骨折と診断された。ただし、今回はクラックなどはなく、関節の受け面が陥没していた。
そう、脛の陥没骨折だ。
痛み止めのロキソニンを処方してもらい帰宅した。
医者からのアドバイスは、土日は痛み止めで耐え抜いて月曜日にもう一度、自宅から近い病院へ行けとのこと。そこで手術をするかどうかを決めた方がいいと言う。
ちなみにこの医者は自分なら間違いなく手術を勧めると言っていた。陥没した部分は自然には治らないため、放置すると関節機能に障害が出たり、痛みが残るという。
まあ何はともあれ、クルマまで戻るのに松葉杖がないと歩けない。
以前ここで世話になったときは松葉杖はレンタルだった。しかし今はレンタルはしていないらしい。
ついにマイ松葉をゲット!! ←いやそうじゃ無い・・・・(-。-) ボソッ
何はともあれ帰宅。
家に帰る途中で食材を買い込んだ。どのみち、しばらくの間はそうそう出かけられないのだ。
それに松葉杖をつけば歩けるとは言え、両手がふさがる以上、ものを持って歩くことはできない。
だから冒頭で書いたように会社には弁当持参で行く必要があるのだ。
おまけにオイラの部屋は2階にある。松葉で上り下りする回数はミニマムにしたい。(´ー`)┌フッ
土曜日に買い込んだ食材を使って日曜日は朝から弁当のおかず作りに励んだ。
さすがにまだ2日目なのでアイシングしているとは言え、膝はパンパンに腫れてくるし、痛みもある。
だから休み休みいくつか作り置きできるものを準備した。
・牡蠣の佃煮
・牡蠣の煮汁を使った炊き込みごはん
・玉ねぎと挽肉の炒め物(これがあるといろんな料理に使える)
・牛肉といろいろ野菜の鍋
・茄子のにびたし
これで今週いっぱいくらいは十分持つはずだ。(´ー`)┌フッ
そして今日、月曜日。
朝イチで診察の受付をしておき、いったん帰宅してから診察時間にもう一度行った。近所の病院でその昔、大腿骨からチタンの棒を抜く手術をしてもらったところだ。
幸い、それほど待たされずに済んだが診察結果は同じ。陥没骨折。CTスキャンを取り直したのだが、以前のプラトー骨折のあとが今でもわかることに驚いた。てっきりくっついてわからなくなっているのだとばかり思っていた。(苦笑)
わかりにくいが外側のくぼみの中央部が陥没している。
まあそれはともかく医者のおすすめも同じだった。
手術した方が良い、しかも出来るだけ早く・・・というものだ。
どのみち、スキーをやめるつもりはさらさら無いし、自転車に乗るにも膝のピロボールの受け面がへこんだままではスムーズな動きができるわけもないし、力も入れられないだろう。
正直、手術は嫌だが後々のことを考えたらやった方が良いのは当然のことだ。
お昼前に出社して職場で調整(と言うほどのことはないけど)した結果、今週の内に切ってもらうことにした。
私、絶対に失敗しないので・・・
そんな医者がいたらいいのだが。(爆)
病院に電話して日程調整をした結果、木曜日から入院して金曜日にオペすることにした。そうすれば土日をまるまる回復する時間に充てられる。経過が順調ならば月曜日、普通の展開ならば火曜日には退院できるはずと言う作戦だ。(^^)v
手術では陥没したところに人工骨をいれて固定するらしい。術後は膝周りが腫れるだろうからすぐに歩くのはムリだろうがそれでもある程度荷重はかけられるはず。
最短できちんと直すための選択だ。(^^)v
早めに加重できるようにならないとこれから良い季節だというのにちゃりに乗ることもできない。。。。(苦笑)
焦っても仕方ないが自然治癒だと時間がかかる上に、今回のケースでは陥没した穴は未来永劫残るからなぁ。切るしか選択肢はないのだ。(´ー`)┌フッ
しかし、あんな転倒の仕方でどうしてこんなダメージを負ったのかなぁ。板が外れたあとのブーツが雪面を捕らえてしまった瞬間に衝撃的な荷重がかかったとしか思えないなぁ。。。
ま、起きたことをぼやいても仕方ない。。一日でも早く直すことを考えよう。。。