物欲マックス~ロードバイク編・その1
物欲マックス~ロードバイク編・その2
・・・・の続きである。
このしつこさがオイラの業の深さというか欲の強さを表していると思ってもらって差し支えない。(爆)
前号では、スペシャのルーベSL4スポーツというモデルにロックオンし、比較的安値で売り出しているお店にサイズ52の在庫があることを突き止めたというところまで書いたと思う。
迷った・・・・だが、せっかく在庫があるのにもたもたしていては安く買えるはずのものが結局は高くつくことになる。
思い切って貯金を切り崩して買うことにした。(^_^)v
そう、オイラ、決める気になったら案外すっぱりと決めてしまうタチなのだ。
そしてついに腹を決めたというわけだ。どうせ買うなら、すぐに買えば夏の間から楽しめる。
今年の夏休みはブルーサンダー号での北の大地ツーリングは行かないので夏休みは時間があるのだ。
・・・・と言うわけで先週の金曜日に買う気満々でお店に行ってきた。
実車を見せてもらい、サイズ合わせをするとまあイケそうだ。身長を基準にした適合表ではおいらの身長だと、フレームサイズは52か54か微妙なところではあるが、オイラはアシは短めだし、なんと言ってもロードバイクの場合、シートポストが長く出ている方が何となくかっこよく見える。(爆)
まあ、そんな事も有り、在庫が52サイズでまあイケそうなので即決してきた。
そして日曜日の午後に受け取ってきた。
もともとくみ上げたものを店内に展示してあったものなのでくみ上げる手間は無かったという訳らしい。
ある意味、展示品だし、もうすぐ(カラーリングだけの変更らしいが)型落ちになってしまうと言うこともあって定価の20%オフ。
フルカーボンでシフト周りはシマノの105が組んでる事を思えば安い買い物だろう。(ブレーキとクランクはなんだか良くわからんものが付いてるが)
受け取りには電車で行き、乗って帰ってきた。約10km程度の距離なので問題なし。
もっとも猛暑日だったのでうちに着いたときは汗だくだった。
慣れないバイクだからとゆっくり走ったんだがなぁ。(苦笑)
ちなみに電車で行ったことも有り、スニーカーなので安物のフラットペダルを持っていってそれを付けて乗ってきたのだが、まあアシが滑ること。
普段のチャリ通ではSPDのビンディングを使って居るのでビンディングの恩恵をあらためて感じた。
それはそうとポジションがかなりおかしい。
サドル高さはまあ我慢して家まで乗れる程度にあわせて有るがそれ以外がまるで駄目だ。
このお店はこの界隈では老舗だし、結構有名店なんだが、納車の時にポジションあわせはまったくしてくれなかった。後述するが担当したにーちゃんもかなりいい加減な仕事ぶりなのでかなり信頼度を下げてしまったかなぁ。
小物も含めてわりと品揃えはあるし、比較的安いので今後もパーツ購入などでは利用するとは思うが、バイクの点検やメンテは信用する気になれないなぁ。
話は帰宅途中に戻る。
もともと装着されているブレーキが実に利かない。ネットでも悪評高い代物だったがまさにそんな感じ。
さらにそれに拍車をかけているのがレバーブラケットの向きが悪く、レバーが遠くてまったく力が入らないのだ。
ハンドルの取り付け角が上を向きすぎなのでレバーブラケットに手を置く分にはむしろ上体が起きた楽なポジションだが、より強いブレーキをかけようとして下ハンを持とうとすると角度が上を向きすぎているのでレバーの先端にまるで指が届かない。
おまけにブレーキワイヤーの調整がかなりパッツンパッツンなので尚更だ。
信号待ちで右足だけペダルに乗せた状態でこぎ出せるポジションにしていると僅かにハンドルを切っただけでバーエンドが膝に当たる。
ハンドルが上向きでこれだからまともにしたらかなり窮屈なはずだ。
下ハンがまともに握れないのはハンドルが手前過ぎるのも影響しているかもしれない。
みるとステム長さが80mmのものが着いているが、オイラには少し短いのかもしれない。
90ないしは100mmくらいをつけることも検討してみよう。100mmだとハンドルパイプ1本分前に出るイメージだな。。。
まあ、いずれにしてもあちこちチェックしながらも、とにかく帰り着くまでと思いゆっくり慎重に走った。
盆栽化以前に正しいポジション出しが最初の仕事だろう。。(苦笑)
ちなみに速度が遅い中での第一印象だが、路面からの突き上げがかなりマイルドな乗り味だ。
フレームの途中に入っている緩衝材が効いているのかもともとのカーボンフレームのしなやかさなのかはロードバイクの乗り比べをして見ないとよくわからないが、オイラのクロスバイクよりは明らかに乗り心地が良い。(^_^)v
特にケツに来るショックが少ないのはシートポストにもつけられている緩衝材が良い仕事をしている感じだ。
履いているタイヤが太目なのも乗り心地に貢献しているはずだ。700x26cというのがデフォルトだ。
これならある程度長めの距離を走っても疲れは少ないだろう。期待通りだ。
バイク自体は手に持った感じでは明らかにオイラのクロスバイクより軽いし、ホイール周りの回転慣性重量も軽いのが効いているのだと思うが、走り出しが軽い。上りもぐいぐい昇る。
やっぱりクロスバイクよりかなり楽だ。
スニーカー+フラットペダルでは足が滑りまくるのでこわごわとペダルを踏んでいたがそれでも明らかな差を感じた。(^_^)v
帰宅後、早速ブレーキの確認と調整。
たしかシマノ105はレバーポジションの調整が出来たはず。だが付属の説明書?には書いてないみたいだし、ネットで探した方が早いので情報を集めて、早速調整した。
オイラ、手の指は短い方なのでとにかくレバーポジションは出来るだけ手前に来るようにした。
そうなると当然、ブレーキワイヤーの調整も必要になるのだが、この時点で、ビックリ。。。
リアのブレーキはクイックリリースがオープン状態でワイヤー調整してあったらしく(それでもなおかつパツパツだったが。)、もう論外。
開いた口がふさがらないとはこのことだ。
安全に直結するブレーキの調整をこんなにないがしろにしている店は信用できない。
だいたい納車の時にサドル高さ以外のポジションあわせを何一つチェックしようともしなかったのはスポーツチャリを販売する店としては失格だろう。。。
まあ、それはともかく、ワイヤーの固定部分を緩めて張りの調整をし直して、なんとか良い感じになってきた。
レバーブラケットが空を向いているのはとりあえず、ハンドルの取り付け角を下向きに調整してなんとか下ハンを握ってレバーに指が届く感じにした。
後は乗ってみて少しずつ調整だ。
そう言えば、帰宅後にチャリの重さを量ってみた。
別に軽いモデルにこだわったつもりは無いが、やはりフルカーボンフレームなんだからそれなりに軽くないとがっかりなので・・・・(苦笑)
体重計を使っての測定だから最小重量表示は0.1kg単位。
重さにこだわるチャリダーはグラム単位でパーツが軽いの重いのとやるらしいのでそれと比べたら、超ざっくりレベルだ。
はじめに体重を量り、次にチャリを持ってもう一度量って差を求めるという感じ。±0.1kg弱は誤差かな。
まずは通勤用のクロスバイクを量ってみた。スペシャのシラススポーツ。
キックスタンド付き、サイコン付き、樹脂製ボトルケージ2ヶ付き、リアのリフレクター付きという状態。ライトはステーバンドだけ。前後のハーフフェンダーも着いている。
この状態でジャスト12kg。。。
全て外して11kgというところかな。
まあ、こんなもんだろう。これでもタイヤを軽いものにしてあるのでオリジナルのままだったらあと0.5kgくらいは重かったはずだ。(苦笑)
そして肝心のニューバイク。スペシャのルーベSL4スポーツ。
フラットペダルは付いているが、リフレクターやライト、サイコンなどは何一つつけてない状態。
予想外に軽く、8.2kg。
オイラはこのモデルは9kg近いのかなと思っていたのでまあまあだな。
基本装備状態で9kgくらいになる感じかな。
大昔に乗っていたクロモリフレームのスポルティーフはたしか当時のカタログ重量で10.5kg位だったから今時のチャリの軽さに驚く。。。
その後、ペダルはビンディングタイプに交換し、ガーミンのサイコンだけはつけた。
ライトやフラッシュライトなどは乗るときにクロスバイクから移植すれば良いかなと言うことで、当面は買わずに使い回しで我慢だ。(笑)
納車の時の説明も不足していたが、よく見ると特別に磨いてくれたわけでも無いらしく、シートチューブにオイル汚れがあったり、トップチューブに小さな傷があったり・・・・・
まあ、オイル汚れは脱脂して拭き取れば良いし、展示品のようなものだったのでこの程度の小さな傷は気にしないから良いんだけど、ますます今回のお店への信頼感は無くなったのだけは間違いないな。
オートバイ関連で言うと、古くは上野の光輪パーツ、今ならばレッドバロングループに対するイメージとかなり被る。(爆)
お店のステッカーが貼ってあったが、こんなものを貼ったまま乗りたくないので速攻ではがしたのは言うまでも無い。
今後は自分で手に負えないメンテなどはクロスバイクを買った方のお店に持ち込むことになるだろう。
何はともあれ、次の週末に少し走ってポジションあわせをするのが第一優先事項だな。(´ー`)┌フッ
まじめにチェックしてからだがハンドルが近いようならば90mmか100mmのステムを買ってみるようだなぁ。