オイラはものいじりが好きだ。バイクに関しては通常のメンテナンスは全て自分でやる。
そう言うタチなので、当然の流れとしてチャリをほぼ全バラしてメンテするくらいの事はやりたいし、それを出来るだけのツールとスキルを手に入れたい。
そう考えている。
昔からバイクや車はある程度いじってきたので通常のハンドツールの内、大概のものは持っているし、何をやるにしてもおよその勘所は全てわかっているつもりだ。
無いのは自転車特有の構造に関する知識と専用工具類。
自転車のメンテナンスを紹介するサイトはいくつもあるようだが、今のところはこの辺を参考にして勉強している。
http://www.cb-asahi.co.jp/html/maintenance.html
http://www.qbei.jp/info/
工具に関しては、スターターキットとしてそこそこ品質の良い工具セットを買った方がいいかなと考えていた。
しかし、先日、オイラのそんな与太話にコメントをもらった。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12282301233.html
通りすがりのロード乗りさん 旧名は猛犬漁師さんだったかな・・・・(爆) からのアドバイスではやはり使うものだけを、その代わり良いものを買いそろえていく方がいいとの事。
ネットでいろいろしらべて見ると確かにセット工具は割安感はあるが、すでに持っているものも入っていれば、恐らく使わないと思われる工具も入っている。
さらにチャリ用工具の場合、ツールごとにどこそこのものが使いやすいという風に先鋭化しているようで、いずれ買い換えたくなりそうだ。
大手ブランドでそろえておけば完璧・・・とはならないようだ。(まあ80点ではあるだろうけど、高く付くよなぁ。)
それにクルマやバイクと違って締め付けなどで工具にかかる力の大きさはぐっと小さくなるので、クランクやスプロケット周り以外に使う工具は少々品質がプアでも案外使えそうだ。
だから、ツールによって信頼できそうなブランド品とお安いものとを買い分ければお財布にも優しそうだ。(^^)v
もしも手に負えないときはプロショップに持ち込めばいいと割り切れば使う頻度に応じていいものを少しずつそろえた方が良さそうだ。
オイラが大昔、使い道もよくわからず買った工具も少しあるので、まずは自分のチャリとにらめっこしながら当面必要なものを洗い出してから考えた方が良さそうだ。
おいらの経験からも、素人ほどいい道具が必要だし、助けてもらえる。
安物は所詮は使わなくなるし、最悪は工具が駄目になるどころか相手の部品にもダメージを与える事があるのは何度も経験してきた。
そんなわけでポツポツと使いそうなものから時間をかけて買いそろえていく事にした。
まずは一番使用頻度の高い6角レンチセット。
これは昔から愛用しているKTCのボールポイントタイプをすでに持っているのであえて買う必要は無い。
ただし、チャリ用の工具はバイク用とは別セットでそろえるつもりなので、ベッセルのサイズごとに色分けされたものを買った。
ベッセルってのは昔はたしか日本ねじまわしなんている名前だったはずだ・・・・余談だが・・・・
ねじ回しと言えば、2番くらいのプラスドライバーもチャリ専用工具箱用に買っておいた方が良さそうだ。
で、この辺りからチャリ専用工具になるのだが・・・・
・チェーンカッター
・ミッシングリンク用プライヤー
・チェーン押さえ用ワイヤー?
これがあればチェーンのメンテは出来そうだ。
チェーンカッターは値段と品質のバランスを考えてsimanoPROツールのものを、ミッシングリンクプライヤーとチェーンフィクサー?はバイクハンドというブランドにした。このメーカーはお手頃価格でほどほどの品質のようなのであまり負荷のかからないツールはこう言うメーカーのもので安くあげる作戦なのだ。(^_^)v
あとはチェーンの伸びを確認するゲージも手にいれた。
ミッシングリンクプライヤーはスナップリングプライヤーで代用できそうだし、もっと言うならばウエスを先端に巻いてやればラジオペンチでも十分出来そうだったけど、どうせチャリ専用工具箱に放り込むんだからやはり専用ツールがいずれ必要になるだろうし、チェーン周りのメンテナンスは一番頻繁にやりそうな気がするので買う事にしたのだ。
バイクハンドというブランドはメイドイン台湾らしいが、値段が安い割に評判も悪くないようだ。
余談だが今回買ったチャリを見ていて最初に驚いたのがこのミッシングリンク。(という名前自体知らなくて最近覚えたんだが)
自転車のチェーンってのは全てピン圧入タイプだとばかり思っていたが、いつの間にかこんな便利なものが出来たんだなぁ~と。(苦笑)
あまり何回もつけ外しをするとがたがたになりそうだが、1、2回なら再利用できそうなのでチェーンを外して洗うと言う事がやりやすそうだ。
一応、予備のリンクも買ったし、ピンも買った。(ちゃんと型?があっているかどうかは若干怪しいが。)
タイヤレバーはパナレーサーのを以前から持っているのでそれで十分だろう。
それから、リアスプロケット周りの工具は必要だな。
・チェーンがついたヌンチャクみたいなやつ、スプロケット押さえ工具
・センターロックナット用ソケット
これがあればリアプロケット周りをバラしてメンテナンスできる。
このあたりの工具は値段もピンキリだが、とにかく固着してしまった場合でも無理なく外せるようにアーム長が長いものを探して買った。
PWTというブランドだ。これもお値段と機能のバランスで選んだ。
後はハブ用のスパナ・・・
昔は安物のハブスパナのセットを持っていたんだけどチャリを処分したときに確か捨てちゃったんだよなぁ。(苦笑)
これまたピンキリでたくさんある中からこれを選んだ。
グリップラバーが付いている点がポイント高く、値段もそれほどでは無かったため、選んだ。
ワイヤーカッターも買おうかなと思ったが、今回買ったチャリはディスクブレーキなのでシフト用ワイヤーを交換するときくらいしか出番は無さそうだからとりあえず今回は見送った。
その代わり、simanoの油圧ディスクブレーキ用のミネラルオイルを交換するグッズを買ってみた。
これはたぶんオートバイにつけているマグラの油圧クラッチのミネラルオイル交換にも使えるかもしれないという下心もあったのは内緒である。(爆)
ここで、あらためてチャリと見比べてみると、昔、買った工具はほとんど役に立ちそうも無い。
おそらく昔持っていたMTBに使うつもりで買ったのだと思うが、もはやそれすらも忘却の彼方である。(爆)
たぶんBBが外からナットで締めているタイプだったようなかすかな記憶が・・・(苦笑)
その他、フロアポンプとか通常の道具はひと通り持っているもので問題ない。
しいて言えばエアゲージはバイク、車用の4barくらいまでしか測れないものしか持っていないので高圧対応のものが欲しい・・・・
パナレーサーのデジタルが使いやすそうだが電池が切れると役立たずだ。フロアポンプにもエアゲージはついているので,専用のエアゲージの出番はたまにしか無いはずだし、そのときに電池切れでは困るのであえて古式ゆかしいアナログタイプを購入した。(苦笑)
あとは、1/4インチのラチェットハンドルとビットのセットを買いそろえた。自転車はほとんどが6角レンチで済むがL字レンチでは作業効率が悪い場合もあれば、もっと力を入れたい場合もあるはずなのでいざとなったらエクステンションバーを使えるようにソケットレンチが使えるビットホルダーは必須に思えたのだ。
バイク用は3/8インチのKTCで揃えてあるし、バイクツーリング用は無印の1/4インチを揃えてある。
それらとはまた別にチャリ用に揃えたという訳だ。
この辺はあまりブランドにこだわらずともいいのは経験で知っているので値段とセット内容でそろえた。特にソケットはどうでも良かったのだが、ビットセットは充実しているものを選び、当然ビットアダプターも買いそろえた。
あ、何かにつけて万能で重宝するから、あご部にガタの無いしっかりしたプライヤーもひとつ買い足しておいた。超安物だけど・・・・(-。-) ボソッ
モンキーレンチもあった方がいいが、大きいサイズはもともと持っているバイク用工具箱にあるし、使う頻度を考えて手頃な200mmのものを買い足した。
これはロブスターを選択。
バイクいじりでモンキーレンチなんて使う事は滅多にないがままチャリだとインチサイズのナットとか出てくるからね・・・
・・・・とまあ、大体のものがそろってきたし、そのボリュームもイメージできたのでホームセンターで手頃な入れ物も買ってきた。
あとはダブって持っている小物を突っ込んだらだいぶ良い感じだ。(^^)v
当面はこれで十分だろう。
クランク周り以外はほとんどの箇所の分解整備が出来るはずだ。(^_^)v
あとは必要に応じて、追い追いに・・・・
バイク用工具に関しては、思い起こすとかなり高い授業料を払ってきた。(^_^;
安物買いはしなかったつもりだがやはり中途半端なものに手を出すと結局買い換える羽目になったのは数知れず。。。。
写真に乗っていないものも多数あるんだよなー。(爆)
まあ、ガレージ付きの大邸宅に住んでいるオイラとしてはバイクやクルマは天気と相談しながらでないとメンテナンス作業をやれないが、チャリならば部屋の中にスペースさえ確保すればいつでも出来る。
ぼちぼちと盆栽いじりを楽しんでいこう。。。(´ー`)┌フッ