報告が遅れましたが新しい保育園が完成しました
『モコ掛川保育園』です
現在のモコ宮脇保育園の隣に敷地に90名定員の認可保育園を4月1日に開園しました。
新しいお友達も元気に登園してきています
今後とも宜しくお願いします
日頃から、モコ保育園の保育をどうしたら保護者の方に伝えていけるかを日々考えて発信しているつもりではいたけれど・・・
なかなか伝わらないのがもどかしい
最近良く思います。
保護者と保育者とでは、子どもを見る視点が人によってはかなり違うのではないか。
1枚の写真を見ても、可愛いと感じる視点は様々。
(*^^)vこんな顔が映っていないと可愛いとは言えない保護者も多いのでは
保育者は大泣きしている写真も、背中しか映っていない写真でも、手先しか映っていない写真でも、その写真の背景で何が起こっているのかを考えるのが面白く、その子のその時の想いに 「かわいい」「面白い
」「素敵
」・・・と感じてキュン
とするのです。
「その写真の背景を想像し、その子のその時の想いを知る」ということを保護者の方におすすめしてきたいのです
子どもを見る視点が違えば、保育園の保育や行事に対しても、ご理解いただけない可能性があります。
ご理解いただくためにも保育者が子どもを見る視点を理解いただけるよう、お伝えできればと思います。
保護者の皆さんにとっても、我が子の本当の姿や本当の想いを知ることで、子育てが楽しくなること間違いなし
シリーズでお伝えできるよう、長いことお休みしていたブログを書こうと決意した2021年4月1日でした。
ご父兄には、園と同じ方向を向いて進んでいってもらいたい。
こんな気持ちでモコを運営しています。
子どもの命をおびやかす出来事は、出来る限り防ぐようにしよう。
一方、命にほとんど関わりのない危なさからは、子どもが積極的に学べるようにしていこう。
挑戦しなければケガは避けられるであろう。
でも、子どもたちには挑戦もケガも絶対に必要なものだ。
なぜなら、そこから学ぶことは誰かに教えられるよりも、はるかに為になることが多いからだ。
雨の日散歩。
レインコートを着て長靴を履いて、雨の日の散歩はまた一味違って新しい発見がいっぱい!
子ども達のために、お父さんやお母さんと選んだ長靴とレインコートを着て嬉しそうに雨の日散歩を楽しんでいます。
さて、子ども達にとってレインコートも長靴も初めての経験です。
「これね、ママに買ってもらったんだよ。」
「わたしのもね、パパとママと選んだんだよ。」
嬉しそうに沢山お話してくれています。
さて、レインコートや長靴に関わらず、新しい物を用意した後どうしていますか?
物を選ぶまでは、親子で「あれがいい、これがいい・・・」と楽しく選んでくださっていると思いますが。。。
そのあと、そのまま園へ持ってきていませんか?
子ども達は、新しい物への嬉しさが大きいぶん、自分で思うように履けなかったり、着ることが出来なかったり、開けられなかったり、しまえなかったり、、、、、大泣きになってしまう子どもも。
思うように出来ない自分に悲しくなったり、怒れてしまいひっくり返ったり、人に八つ当たりして叩いたり、とにかく新しい物が一つ出現しただけでクラス内は大パニックです
そんな中でも平常心でいられる子どもってどんな子?
年齢相応の体の大きさに合っている物を選択し、家で使い方を練習してきている子どもです。
自信をもってスイスイです。
そんな子どもがいる中、出来ない子どもは、おいて行かれるんじゃないか出来ない自分に怒れて怒れて
益々パニック状態で大暴れ
する姿をよく見かけます。
また、子どもが使うには不向きな物を持ってきている子どもは、もっと大変です
とにかく大人にやってもらわなければ出来なかったり、出来たとしても大変時間がかかってしまったり、いつもお友達に遅れを取ってしまう自分にまたまた大泣きです
お母さんお父さんが思っている以上に、子どもはいつまでも小さいわけではなく、思っている以上に成長していますし、お母さんお父さんが思っている以上にまだまだ幼かったりもします。
園でも、年齢や月齢にあった、「こんな物」をご用意くださいと伝えますが、物をそろえる際には年齢や月齢にあった物ということも少し気にしてもらえるといいなと思います。
また、新しい物が登場する際は、必ず家で練習してスムーズにできるかどうかを確かめてみることもお忘れなく。
子ども達が、無理なくスムーズに園で生活をするためにお願いしたいことです。
大人の感覚で、「もったいない」とか「すぐに小さくなってしまうから」という気持ちもわかります。
それでも私たちが年齢相応の物を選択することや、家で練習することを薦めるには、それらが一つ一つ積み重なってその子の自信になり、次もやってみよう!と思う心を育てることにつながるからなのです。
暮らしの中で何よりも大切なのは【おもしろさ】だそうです。
なぜかって??
【おもしろさ】には心が躍り、心が動かされ興味を持ち大切にするからだそうです。
興味を持って大切にするということは【愛】が生まれるということだそうです。
愛を注げば注ぐほど、どんどんおもしろいものに発展していくのでしょう。
子どもも大人も同じです。
【おもしろさ】がなくては興味はわかないし、大切なものにもならないということです。
お子さんは、どんなあそびに夢中になっていますか?
何に【おもしろさ】を感じていますか?
そしてそれは発展していますか?
子どもの【おもしろさ】への追及を親が規制していませんか?
【おもしろさ】への追及を止められた子どもは【おもしろさ】を求めて嘘をつくようになるでしょう。
『大切にする』ことを知らない人間になるでしょう。
何かを求めてばかりいて自分から何かを与えることができる人間にはならないのです。
子どもの【おもしろい!】はとっても大切。
十分に【おもしろい!】を体験させてあげましょうね