ここ10年ほど、僕はずっと同じ散髪屋さんに髪を切ってもらっていました。

2002年に南行徳に引っ越してきてから、何件か廻って気にいったお店を見つけてそれからずっとです。

京都に単身赴任してからも、帰宅のタイミングにあわせて、髪を切ってもらってました。

3月末にいよいよ家族で京都に引っ越します。

散髪屋さんともお別れです。

そんな話をしてましたら、奇遇にも、散髪屋さんも2月末で今のお店をたたんで引っ越すとのこと。

なんというタイミング!

テナントの関係らしいです。

この散髪屋さん Cut inn CLIOっていいます。

南行徳駅の南口のドラッグセイムスの向いの2階にありました。

↓こんな感じのお店でした。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-Cut inn CLIO

3月1日からは北口の南行徳公園の南側のヘアーサロンユージでしばらく椅子を借りて、Cut inn CLIOの小林さんはお仕事を続けるそうです。

実は、急に立ち退きが決まったことで、小林さんがお客さんへの告知が行き届かないと悩んでいたので、私がこうやってブログを書くことにいたしました。

どれくらい効果があるかわかりませんが、何もないよりは良いかと思っております。

行徳、南行徳地区で腕の良い理容師をお探しの皆さん、ぜひ、小林さんをよろしくお願いいたします。

それはそれとして、京都で腕の良い散髪屋さん探さないと・・・・・
人って年齢を重ねるとキャラクターがしっかり立って来て、その人その人の存在感だけで十分お芝居を形成できるのだなということを実感しました。

劇研が50歳以上の方を対象に行っている演劇ワークショップから生まれたシニア劇団。
ふたつある組のうち水組の公演でした。

お話は、年齢を重ねた人たちが、日常生活の中でふつふつと抱く変身願望。
(正直、私にもあります)
それを叶える活動をしているのが「ドラマチックライブアート」という設定。

大まかな状況設定と配役だけ決めて、普通の街の中で、アドリブで行われるお芝居。
参加する人は誰がどの役かは行ってみないとわからない。

そんな「ドラマチックライブアート」もちょっとネタ切れ状態。
困ったエグゼクティブディレクター(おばさまです)の御主人が、「ある日ポシェットを拾って交番に届けた」というお話を聞き、それをネタに台本を書いた。

それが何と、落としたのは10億円の小切手で落とし主から謝礼とて1億円もらえるという話。
ところが、役名を御主人の本名にしてしまったため、たまたまその場面に通りかかった御主人本人がお芝居に巻き込まれてしまうと言うお話でした。

お話のスジ自体も実にコミカルで面白いのですが、出演している役者の皆さんが実に生き生きしていてすばらしく、かつ、それぞれの皆さんにキャラクターがしっかり立っているからさらに面白い。

もちろん脚本・演出の平岡さんがしっかりキャラクターを引き出しているのでしょうが、それ以上にそれにしっかり答えている役者の皆さんが実にすばらしい。

細かい、演技技術とかより、何より役者自身が楽しんでいる姿がとても清々しいお芝居でした。
芝居は理屈や技術ではなく、気持ちなんだーって再認識いたしました。

最後、御主人こと「山之内和夫」は1億円騒ぎに巻き込まれている間、何度も部長の呼び出しを断っているうち、ついに会社をクビになってしまいます。
ところが、クビになってもなんら悲壮感がなく飄々とした感じがとても面白く滑稽なのは、もちろん作品の良さもありますが、演じている田中賢一さんの存在自身がしっかり活きているからだと思いました。

私もシニア世代まで後2年半。
仲間に入れてもらえないかなぁ~。

写真は夜の劇研です。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-夜の劇研2012

円町に金曜日と土曜日だけオープンしているパン屋さんがあります。

自家製天然酵母ぱん「落花生」と言います。

円町に越してきてからずーっと気になっていたのですが、今日、思い立って行ってみました。

町屋の玄関先で売っていると言った感じのお店で、とっても雰囲気のあるお店でした。
私、知らなかったのですが、天然酵母って発酵に長い時間がかかるんだそうです。
レーズンとか米麹とかライ麦とかで起こした自家製酵母100%でつくっているそうです。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-落花生

白ごま抹茶と白餡のベーグルとクリームパンとミニ食パンを買いました。
どれも、もっちりとしてとてもおいしいパンでした。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-落花生のぱん

結構わかりにくいところにありますが、皆さんも気になったら探してみてください。




観てからちょっと経っています。
先々週の土曜日劇研アクターズラボ+正直者の会 鉄人漁船「白」を観てきました。
といいますか、サポートスタッフしてきました。

サポートスタッフをはじめて一年弱なのですが、アクターズラボのスタッフをさせて頂くのは初めてでした。
まあ、後輩がいるのに初めて観るなんてなんと薄情な先輩なんでしょうか、私は。

ほんと申し訳ございません。

さて、お芝居。
舞台は一面にかかる白Tシャツが実に見事!
で、お話。

主人公はA子さん、旦那さんは、おそらく建設会社の人で、長く海外出張に出る人。
そこで、A子さんはパートの仕事を始める。
それが、地図を作る仕事。
そして、パートナーのイトイさんと地図の測量にでかけるが、ある日イトイさんが測量中にいなくなってしまう。
家に帰っていたA子さんでしたが、そこへ会社から連絡が来てイトイさんを探す旅に出かけてゆく。

A子を5人の女優さんがかわるがわる演じてゆく。
男優さんも5人、それぞれが同じ人を演じたり、他の人を演じたり。
そして、展開するシーンの中で、現実のようなシーンと非現実のようなシーンが交互に重なってゆく。
イトイさんがいなくなったことも夢、もしかしたら働いていることすら夢なのかもしれません。

全編夢の中のようなお芝居。
とても詩的なお芝居。

展開するシーンはどれも美しかったです。
その美しいシーンの中に垣間見えるのは、主人公A子のいらだち。
そのいらだちは、働き始めて見えてきた世間だからこそという過程でなのかもしれません。

とてもきれいで素敵なお芝居でした。
ただ、結婚して16年。嫁と出会って22年の私のとってちょっと共感できないのはこのA子のいらだちを理解できない夫という設定。

そこは、おそらく「会話」で解決できると思うのです。
3年単身赴任している私が言うのだから間違いないと思うのです。

たぶん・・・・・

えっ!違うって!?・・・そんなぁ~。
先日、私が事務局を担当しているMCEI大阪支部定例会が京都で開催されました。

懇親会終了後、理事長が「角打ちへ行こう!」とおっしゃいまして・・・

行きました!「森帳酒店」

一度、行ってみたいと思っておりました。

まさかこんな形で実現するとは!

「角打ち」とは北九州方面の言葉で立ち飲みのことなのですが、もっと言うと、酒屋の店頭で飲ませてくれるところのことを言うそうです。

東京でも人形町や四谷や浅草にもありましたが、この森帳酒店はかなり年季が入ったお店で、とても雰囲気がありました。

正直、こんなお店でお酒を頂けるのはほんと光栄です。

まさに、酒飲みが酒を飲むためのお店。

お店調度も、店内の色あせたポスターも抜群でした。

また、行ってみたいですね。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-森張酒店1
写真は乾杯の瞬間!

もう一枚はお店の前で、写っているのは某食品メーカーのKさんです。

mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-森帳酒店2