シナプスモデルのF2025を製作しています。

現代F1マシンの黒く見える部分は、タイヤのゴムの部分以外は、
全てカーボンの素地仕上げとなっています。

近年は、車体重量が重い為、少しでも軽くしようと塗装面(ラッピング面)を少なくする傾向がある為、
よりカ-ボンむき出しの素地部分が多いです。

エンジンカウルや、ポンツ-ン下部に見える特徴的な市松模様のカ-ボンデカ-ルが用意されています。
この手のデカ-ルは大きさ、色がピッタリ合うものはまず手に入らないので、助かります。
これを準備してくれるシナプスモデルは素晴らしい。

その他の黒い部分には、自力で何らかのカ-ボン処理が必要です。
カ-ボンには様々な織り目と色、大きさがあり、使用する場所、必要な強度などで、織り込む繊維素材が変わり、
結果的に、見た目にも違いが出ます。
今回はKAの平織/綾織を主に使用します。

こちらは平織。今回は主にサスア-ムに貼ります。

こちらは綾織。主にウイング類に貼ります。
共に韓国のKAモデルの物です。ご覧の通り、イタリアのカルトグラフ社製で、
かつてのモデラ-ズ製の様なデカ-ルの薄さと、貼り心地を備えています。
ホビ-フォ-ラムで10枚単位で1枚当たり100円で購入した物でしたが、今回の使用分で、いよいよストックも底を尽きました。
その他、10数種類ある手持ちのカ-ボンデカ-ルをすべて引張り出し、在庫処分すべく、すべて使い再現していきます。
カ-ボンデカ-ルはメ-カ-や物によって、見た目ではパタ-ンと大きさ、色味がそれぞれ違い、厚みが厚かったり、水につけるとバラバラになったり、ピンセットで摘まんだだけで割れたり、硬くて平面にしか貼れなかったり、そもそもデカ-ル自体が品切れで手に入らなかったり・・・等々
なかなか良いデカ-ルに巡り合わない難しさがあります。

カ-ボンデカ-ル貼りに先立ち、赤/白の塗分け部分の赤ストライプを再現します。

細切の白色デカ-ルをメタリックレッドの上に貼り、塗装済みの赤ストライプを残してラインを再現します。
ストライプの幅はかなり細いので、これを塗装で再現するのはほぼ不可能ですが、
この白色ストライプデカ-ルは全く透けないので、この様な事が可能になります。

ご覧の通り綺麗なラインが再現出来ました。
この2025年のモンツァ仕様のリバリ-は、2026年のSF26のカラ-リングに似ている気もします。

アンダ-トレイは、隙間が出来た時なども目立たない様にあらかじめカーボンに近い色に塗装しておきます。

まずは市松模様のデカ-ルを貼りました。

エンジンカウルのル-バ-に掛かるラインがモデラ-泣かせです。

白/赤の塗分けラインと平行に市松模様が来るようですので、デカ-ルに多少の調整が必要でした。
この部分のデカ-ルに掛かるカウルファスナ-の穴は0.8Φ→0.9Φにサイズを大きくしておきました。

リアサス、クラッシャブルストラクチャー、リアウイングにそれぞれカーボンデカ-ルを貼りこみました。

完成後に見えないであろう裏側は貼りませんが、
1/20ですと使うカ-ボンデカ-ルの量もかなりの量です。

フロントサス/サイドポンツ-ンインテイク廻りは、複雑にカ-ボンパタ-ンが切り替わる為、
資料を見ながらなるべく雰囲気が出る様にカーボンデカ-ルを貼り増しました。

貼り増してるデカ-ルはドット柄に特徴があるMFHの物です。

様々なデカ-ルを組み合わせて、おおよそこの様になりました。

ミラ-ステイ、ヘイロ-脇の整流フィンの縁にもカーボンデカ-ルを貼り込みました。

インテイクの内部に見える市松模様柄のカ-ボンデカ-ルも、
エンジンカウルのスリット部分で使わなかったデカ-ルを2枚重ねて貼り込みました。
寝ても覚めてもカ-ボンデカ-ル貼りの連続・・・完全に”カ-ボンデカ-ル修行僧”状態です。
しかしこのキット、カウルファスナ-の位置や間隔など、
資料と見比べれば見比べる程、完璧に合致していて、思わず笑ってしまいます。
高い分析力を確かな技術力で作り出されたキットなのだな、と改めて感じました。
そして何より製作し易い。是非多くの方に製作してみて欲しい良キットです。
今回はここまでです。