怒り
クソヤローどもを焼き尽くす無限の炎を夢想する。
絶望感は終わらない。心に救う圧倒的な虚や無の死への憧憬も消えることはない・・・
だが少しだけ闘志が湧いてきた。
望みもしない世界に一方的に存在させられている怒り――反逆の狼煙をあげよ。
不眠
新聞配達のバイクの音がすると、不眠であることを自覚させられる。
身体は不快な倦怠感の中、思考は霞が掛かったよう、それでも睡魔だけは訪れない。やがて東の空が白み始めたころ、少しだけまどろむことができるのだろうか・・・
ブルースカイ
- 桜庭 一樹
- ブルースカイ
過去、未来、現在の三部構成で描かれる桜庭流「少女論」。
まあ、面白いことは面白いし、桜庭一樹の描く「少女」は魅力的だと思う。だけど作品としての統一感がない。タイトル、テーマ、内容・・・バラバラ。なんですかこれは?
・・・多少は批判もしますが、基本的には桜庭一樹作品は好きですよ!
桜庭さんはきっと「感性」と「勢い」で書いちゃう派なんだろうなぁ。短編小説でも書いてくれないかなぁw
絶望という病
世界は汚ねえ、社会は欠陥だらけ、人間は超醜い、俺は最低のクズ。どいつもこいつも使えねーカス野郎ばかり。ピーチクパーチクやかましい・・・気ぃ狂うて死ぬわ!ボケ!
とにかく、疲れた。
キモチワルイ
焦燥感に気が狂いそうになるのです
何も生み出さず
何も理解せず
何もすることができない
ただ存在し続けるだけ
カラフルで美しい外の世界に比べて、ぼくの世界は乾いた灰色
もし
ふっと消えてしまったとしても
きっと何も変わらない
そして誰も気付かない
世界の仕組みなんて何一つわからない
何を書けばいいのかわからない――
焦燥感がひどいのでハルシオンとコンスタンのダウナーカクテルをキめてみる。心が落ち着き、全身に心地よい倦怠感、そして薬物に支配されているという現実に対する絶望的な空虚感。
ぼくには何が何だかわからないよ。もう、なにも・・・
ヒキコモリックス
無気力――
全身は脱力し、思考は真っ白に
倦怠感は水銀に沈むかのよう
焦燥感と虚無感の矛盾に満ちた共存の中、不気味な発狂の予感に恐怖する・・・
100通りの自殺法を考え、100通りの恐怖を覚え、100通りの挫折を繰り返し、自己嫌悪に苛まれる。
ぼくの生活はそれほどに無意味なんだ。
bad again
睡眠時間は3時間ちょっとくらいかな・・・?
睡眠と言っても、クスリとアルコールが相互作用を起こしただけのような気もするけど。とにかく、目が覚めてしまった。眠れそうにない。一応ハルシオンは貰ってるけど、今さら飲むのは勿体ない気がする。
SF染みた不安の中、無意味すぎる毎日を孤独に過ごす。
抗不安薬がぼくの感情を麻痺させ、巨大な虚無がそこに巣食う。薬のシートを眺めていると、一度に全て飲んでしまいたい衝動に駆られる・・・こうして人は無謀なオーバードーズをするのだろう。病院のベッドで目覚めて、きょとんとした表情の医師や家族に対してこう言うのだ。
「魔が差しました」
・・・まったく馬鹿げてる。
もうだめだ・・・
コンスタン効かなくなってきたのかな・・・
カオスのような感情から焦燥感だけがすっぽりと抜け落ち、巨大な虚無感だけが残るような感覚。やる気は萎え、行動力は皆無、罪悪感だけが肥大していく。
――不快だ。
結局のところ、アルコールがコンスタンに代位したに過ぎないのか。耐性がついて、中毒になって、苦しみが先延ばしにされるだけ・・・?
シニタイシニタイシニタイシニタイシニタイ