他者に動脈を握らせる危険性
おはようございます
Yahooニュースに、「奈良観光大打撃」との見出しで、人手が10分の1くらいになっているとの内容が！
新型コロナウィルスの影響で、観光業を中心に様々な業界に渡って、かなり大きな影響を受けている事と思います
世界一美しい湖畔の街と言われるハルシュタットも、中国からの団体の方々が多くいらしてたので、日本に限らず、世界的にも大きな影響が
それとは少し話が変わりますが、パーソナルスタジオやマイクロジムの経営において、集客に関する相談を受ける事は多くありますが、基本的な前提として、「他者に動脈を握らせない」という事をお伝えしています
パーソナルスタジオやマイクロジムブームに伴い、パーソナルトレーニングやスタジオなどに関するポータルサイトが多く見られる様になっていますが、こうしたポータルサイトに登録をして集客を行う場合、ポータルサイトだけの集客や、新規集客の過半数をそのサイトから得る形にならない様にすることが大切です
なぜなら、「売り上げ」というものを「血液」と考えた場合、これって他者に動脈を握らせているのと同じで、もし、そのポータルサイトが突然閉鎖をされたり、急にそのサイトの順位が落ちたりしたら、一気に経営が立ちいかなくなります
更には、手数料の値上げを要求されても、そのサイトからしか集客をしていなければ断ることが難しいですし、そのポータルサイト自体の登録店舗などが増えていくと、多くの場合は価格競争に陥ることになり、利益率が悪化をすると考えられます
これはホットペッパービューティーなどを見れば分かりますが、美容院激戦区の池袋などでは、「カット×カラー」で2,980～3,980円など、どうやって利益を出しているの？という驚きの価格設定も多く目にします
先日も書いた様に、私達トレーナーは、専門知識や技術などのソフト面で差別化が出来ると考えがちですが、一般のお客様がパーソナルスタジオのサイトを見ただけで、「ここは専門知識や技術が高い！」と、その違いを感じる事は難しい訳です
そうすると、体験レッスンなどを選択する時に、「先ずは体験料が安くて、近い所や通いやすい所を試してみよう」と考える方が多いのではないでしょうか？
もちろん、サイトの順位変動などは、自社でのサイト運営でも同じことが起こり得ますが、自社でSEO対策などを行っている場合は、今までの知見が蓄積されていきますので、一度順位が下がったとしても、様々な仮説を考えながら、対応はしやすいと考えられます
全てを内製化しようとすると固定費が高くなりやすいなど、一概に良い事だとは思いませんが、集客がポータルサイト頼みになってしまうと、自らがコントロール出来ない要素が多くなり過ぎる為、その比率などを考えて提携をすることが大切ですよね
としお
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日時：2020年2月11日（祝）10：30～18：30
●2020年2月22日、23日、3月14日、15日 残り１名様
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https://pro.form-mailer.jp/fms/303b7a04184512リスクとチャンス
こんばんわ
先日、スタッフと話をしている時に、いわゆる「リスク」の話になったのですが、一般的に「リスク」という言葉を聞くと、負の側面だけをイメージしがちですよね
ただ、投資に関する書籍などにも、よく書かれている様に、「リスク＝危険」という訳ではなく、「リスク」というのは「不確実性」を表す言葉なんですよね
その為、物事がプラスに振れるかもしれないし、マイナスに振れるかもしれないというのが「リスク」な訳です
下町ロケットの殿村さんが、「リスクの無い所にビジネスは無い！」と言い放ったのは有名かと思いますが、何か新しいことに挑戦をすれば、マイナスの出来事が起こるかもしれないし、プラスの出来事が起こるかもしれない訳です
この時、マイナスの出来事が起こることを恐れて、何の挑戦もしなければ、プラスの事も起こらない訳です
そして、何の挑戦もしなければ、そこに成長は無いんですよね
もちろん、どの様なリスクがあるのかを予測し、準備をすることも大切ですし、どこまでなら許容が出来るのか？といったことを考える事も大切ですが、それらを勘案した上で、挑戦をするということが大切ですよね
そして、挑戦をして、マイナスの出来事が起こったとしても、それを試行錯誤して乗り越える内に、リスクを許容できる範囲が拡がり、前よりも更に大きな挑戦を行う事が出来る訳です
人はそれを成長と呼び、このサイクルを如何に高速で回していくかで、人生が変わる様に感じます
マイナスな側面ばかりに目を向けず、プラスのリスクをワクワク楽しみながら、前に進んでいきたいですね
としお
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井の中の茹でガエルにならぬ様
こんばんわ
本日は、朝から横浜でReformer for Motor Learningの養成セミナー
お陰様の満員御礼で、少しでも多くの方に、リフォーマーを活用した脳や動作のコンディショニングをお伝え出来ればと
さて、話は変わりますが、様々な意味で、色々な場所へ行くって大切ですよね
セミナーへの参加など、外に学びに行く事もその１つで、セミナーって何が大切か？と考えると、「未知の未知」を減らすことなんじゃないかなと
「知らない事を知らない」と、そのことについて調べたり、学んだりするという選択肢が生まれないので、「知らない事を知っている」状態にすることが大切で、例えば、グーグル先生に「私の知らないことは何ですか？」と聞いたところで、適切な答えは得られないですよね
グーグルだったり、Pubmedだったり、「知らない事を知っている」状態には、もの凄い役に立つのですが、「知らない事を知らない」状態では、あんまり意味をなさないのです
具体的に考えてみても、SLRで脚が上がらない原因が、15年前などは「ハムストリングスが短い」だった訳ですが、そこから「コアの安定の問題」となり、「脳の活性や機能の問題じゃない？」みたいに考え方が変化をしていっている訳ですが、こういう事も気が付けなければ、ずっと、ハムをどうやったら伸ばすことが出来るのか？に終始してしまう訳ですよね
そうすると、問題点は大きく2点あり
１つは、SLRってあれでしょ？ハムの問題でしょ？そんなん知ってるよ！となってしまい、井の中の蛙大海を知らず状態になり、危機感が生まれない為、行動に繋がらないんですよね
そしてもう１つは、努力量はしっかり積んでいるんだけど、努力の方向性がズレているせいで、得たい成果が得られない！といった状態になります
また、観点は変わりますが、地方へ行く事や海外旅行へ行く事もそうで、地方などへ行くと、商店街や駅前のビルのさびれ具合にビックラこく訳です
こんなにテナントが入っていないガラガラのビルがあるんかいな！と
その一方、アジア諸国などに行ってみると、えっ！！東京でも見かけない様なこんなデザイン性の高いビルが建っているの？
日本の地方都市より、むしろ物価高くない？みたいな気付きを得て、えっこのままいくと日本まずいよね？みたいになったりしますよね
外界を知らずに、井の中の蛙の方が、幸せなこともありますが、井の中の蛙として幸せに暮らしていたけど、気が付いたら何だか水が熱くなってきていて苦しいぞ！！と思った時には、手遅れというリスクもあります
その為、日頃から積極的に色々な意味で外に出て、自らの知見を拡げ、未知の未知を、既知の未知に変えていく事がやっぱり大切かなと
バンコクはかなりオススメです
としお
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