放課後デイ元職員の男(35)を約5年前、男児(9)への強制わいせつ容疑で逮捕(京都府警) | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

京都府警は9日、京都市下京区に住む無職の男(35)を今から約5年前の2020年9月下旬の深夜、当時放課後等デイサービスを提供する事業者の職員だった京都市伏見区に住む無職の男(35)が業務とは別に保護者から了承を得て預かっていた通所者の男児(当時9)が同車内で熟睡しているところ性的暴行を加えその様子をスマホで動画撮影していたとして 強制わいせつと児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕したことが複数のメディアにより報じられています。

今年1月、関係者からの通報が摘発の動機ともいいます。

 

NHK報道によると当該のデイサービスの施設は障害がある子どもを放課後などに預かる施設とも報じています。

 

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産経ニュース 2025/4/9 15:17 引用 ※容疑者名は伏せました。

車内で熟睡の男児に性的暴行し動画撮影、容疑で放課後デイ元職員の男を逮捕 

「間違いありません」と供述し、容疑を認めている。


関係者から府警に情報提供があり、容疑者の関係先を捜索。押収したスマホから犯行を記録した動画が見つかった。容疑者は令和4年にこの事業所を退職している。

記事画面

 

NHK 京都府のニュース 04月09日 16時56分 引用 ※容疑者名は伏せました。

放課後デイサービスの児童に強制わいせつか 元職員逮捕 京都

 

障害がある子どもを放課後などに預かる施設の元職員が、利用者の小学生の男子児童にわいせつな行為をしたとして逮捕されました。

警察によりますと、容疑者は5年前の令和2年9月、当時勤務していた「放課後等デイサービス」の利用者の小学生の男子児童にわいせつな行為をし、その様子を撮影した動画を持っていたとして、強制わいせつと児童ポルノ禁止法違反の疑いがもたれています。
(略)
容疑者は業務とは別に、児童を保護者から預かり、2人で京都市伏見区の駐車場で車中泊をしている際に犯行に及んだとみられていて、調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

記事画面

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「業務とは別に」(NHK)ということはバイト等の名目で業務で知りえた男児を預かっていたのでしょうか?その場合、勤務先はそのことを許可掌握されていたのでしょうか?

産経報道によると容疑者は令和4年にこの事業所を退職しているということですが、退職理由も気になるところです。

 

そしてなぜ約5年間も摘発がなかったのかと考えてみました。

被害男児は現在は中学生の年齢です。かわいそうに被害時から被害意識を引きづったまま特に保護者等を通して警察に親告しなかったのかもしれません。

男児・少年の同性成人からの性被害が特にクローズアップされたのはジャニーズ事務所創業者による子飼いの少年たちへの構造的な性加害がクローズアップされてからですね。

この事案の被害少年も周囲も、男の子も深刻な性被害者になりえることをメディアやその後の社会風潮を通して自覚したからではないでしょうか?

 

9歳の年齢で同性成人よりの性被害体験は、もしかしたらその時はさして被害意識は希薄だったのかもしれませんが、高学年そして中学生になるにつれ心象への好ましくない影響は着実に出てくるのかもしれません。

今回の摘発で約5年間、被害少年が内心にかかえていたであろう心象が少しでも好転することを願わざるをえません。

 

またこの摘発からの教訓として、たとえ一時の欲望から出来心等で未成年者に手を出してその時は問題が発生していなくても官憲等による捜査や糾弾手続きは時効を迎えない限りは相当の期間はついて回り自らも苦しまなければならないことがあげられましょう。否、時効を迎えても道義上からの指弾は不可避です。発覚・摘発の有無は関係ありません。

 

それにしても容疑者名で検索すると京都市役所および内閣府のサイトにヒットします。

 

京都市告示第357号

NPO法人ポータルサイト - 内閣府

 

いずれも京都市在住の同姓同名にして同類職種のお方なのでしょうか?そうであれば被疑者と誤解される可能性もありとんだ受難と同情をさしあげます。

 

そうでない場合、今回の逮捕報道は私が認識したいずれの社も被疑者を「無職」と報じていますが、実際は違うのでしょうか?

 

 

NPO法人の代表(37)と児童養護施設職員(26)を逮捕

大阪府内の放課後等デイ 施設代表 (32)、同施設に通う男児(12)への盗撮容疑で逮捕・起訴

尼崎市役所、同市教委は福祉施設関係両名による複数男児へのわいせつ事案への教訓化が要され

 

追記

その後、地元紙がより詳細な記事を配信しています。

それによると府警と下京署による摘発にして強制わいせつの逮捕容疑は2020年9月22日午前0時10分ごろ、伏見区の駐車場に止めた車の中で就寝中だった当時9歳の男児に性的暴行を加えた疑いだそうです。

児童ポルノ禁止法違反については今年1月31日、当時の様子をスマートフォンで撮影した動画を下京区で所持した疑いとの趣意も報じられています。

 

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京都新聞デジタル 2025年4月9日 19:33

容疑を認めているという。

府警によると、男は当時、市内の同事業所職員として、親の了解を得て男児と2人で車中泊をしていたという。

市によると、男は現在、下京区で放課後等デイサービスのNPO法人代表を務めているが、利用児童はいないという。

記事画面

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記事が事実とするなら容疑者は保護者(親)の方の信頼を裏切ったことになりましょう。信頼されていたからこそ幼い息子との車中泊を含めた付き添いを了解されていたことは推して知れましょう。

 

そして、容疑者自らが代表を務める放課後デイサービスのNPO法人の利用児童がいない事はせめてもの僥倖といったところでしょうか。当初の報道が無職と報じていたこともこの記事で納得しました。

 

追記

放課後デイ元職員の男(35)は別の児童への性的暴行と強制わいせつの罪でも追起訴されていた等