続・教職員による性被害者をダシに保身や正当化を図る横浜市教委の悪しき構造
横浜市教育委員会の弁明や名分の矛盾を指摘関連を続けましょう。
匿名審理は可能であったはずとの指摘はたえません。
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エキスパート - Yahoo!ニュース 引用 5/24(金) 15:11
横浜市教育委員会による「傍聴ブロック」 いまいち腑に落ちない「プライバシー保護」の説明(小川たまか)
被告人氏名さえ非公開
性犯罪事件でのプライバシー保護
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まず、横浜市教育委員会はこういった法廷でのプライバシー保護を児童・生徒(保護者)側に説明したのかどうかが気になります。説明した上でも、理解が得られなかったということなのでしょうか。
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ほとんどの裁判は抽選にも満席にもならない
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動員がなかった場合、一般傍聴者は多くても10人程度だったのではないでしょうか。その傍聴者をブロックするためだけに教育委員会が大量の動員をかけたという説明は、どうも腑に落ちません。
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2024年05月27日 15時01分 - 弁護士ドットコム
教員わいせつ事件裁判、横浜市職員の席埋め“傍聴妨害”を弁護士が痛烈批判「隠ぺい疑われても仕方ない」
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私の横浜市教委の問い合わせでは、「俎上にあげられている4被告4公判のうち、2019年初公判の事案のみ、司法当局に匿名審理を要請し拒否されたので傍聴動員を始めた、残り3公判については最初から要請していない」との説明でした。
横浜市教委の暴挙は「一般の方の傍聴する機会を損なう行為」だけに非ず
しかし上記記事でのルポライター氏の指摘を思えば、同市教委は最初から匿名審理の申請などしていないのではないかとの疑念が生まれてきます。上記リンクに示した東京地裁立川支部が匿名審理に応じたように、さほど困難を要する申請ではないものと思われて仕方ありません。もしかすると市教委は二回目以降の公判での傍聴動員を正当化するため、第一回目の公判で司法当局が匿名審理にう応じなかったからやむなく動員をかけたとの言い訳に向けての虚偽説明を私に行ったのでしょうか?
市教委のダッチロールは続きます。
当初の内部弁護士による検証委員会は当然ながら外部弁護士チームによるのへの変更を余儀なくさせられています。
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NHK 首都圏のニュース 05月27日 20時26分
横浜市教委 職員裁判傍聴に職員動員 外部弁護士チームで検証
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この問題で、教育委員会は27日改めて会見を開き、動員を始めた理由について、2019年に被害者を支援する市民団体から、2次的な被害を避けるためという趣旨で教育委員会に動員を求める要請文が提出されたことがきっかけだったと説明しました。
また、3人の外部の弁護士による検証チームを今後立ち上げ、当時の教育長や職員に聞き取りを行って組織的な動員の詳しい経緯を確認するほか、動員を業務として扱い出張旅費を支給したことが法的に妥当だったのかなど見解をまとめて、来月中をめどに報告することにしています。
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傍聴動員を「市民団体」のせいにしちゃいけませんね。
それから私も当初の市教委への問い合わせで「内部弁護士主導の検証になりそう」(趣意)の返答を聴いたときはいぶかしく思いましたが、やはりそうした不条理が通用するはずもありませんね。27日になって決まったという外部弁護士変更云々は同市教委顧問弁護士からのアドバイスに基づくものとの説明を本日お聞きしましたが、その実、常識知らずが外圧により是正されたといったところではないでしょうか。
同市教委は問題発覚後、当初は市が契約している顧問弁護士が主導する検証委員会立ち上げを予定していましたが、お分かりですね、内部弁護士だとお手盛りの総括との批判を恐れてか、27日、外部弁護士によるものに予定を切り替えると発表したと本日、問い合わせに応じてのご説明でした。
ともあれ市教委事務局や教育事務所などに勤務する傍聴業務に動員された方々は本来持つ多忙な業務があるはずです。しかるに出張旅費すら伴う傍聴動員業務が本来の業務を犠牲にしてまでのものかどうか、ひらたくいえば問題がはたして「一般の方の傍聴する機会を損なう行為」のみなのかどうか、の検証が待たれるところです。
問題点をいわば矮小化したカバーアップの有無についても厳しい検証が要されてきましょう。
追記
被害少年側から提訴された練馬区側は全面的に争う姿勢(NHK)
同
横浜市教委の悪しき構造への住民監査請求受理(同市監査委員会事務局)