バトン指導者が所属チームの少年(当時18)に重大なセクハラ(外部調査委員会)から協会の姿勢に?
続報
協会理事長による謝罪表明を伝える記事が配信されています。また朝日新聞デジタルはこのチームの創業者のホームページによると、チームは国内外の大会で複数回、金メダルやグランプリを受賞していることを報じています。
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NHK 2023年12月30日 16時57分
バトントワリング男子選手 指導者からセクハラ 協会理事長謝罪
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この問題は、当時18歳の男子選手がことし2月から3月にかけて3回にわたって所属チームの男性指導者から重大なセクシュアルハラスメント行為を受けていたもので、今月6日、外部調査委員会の調査結果が日本バトン協会の臨時理事会で報告されました。
これを受けて、日本バトン協会の内田理事長が30日都内で取材に応じ、「大変申し訳ない。隠し事は一切せずこの問題に真摯に取り組みたい」と謝罪しました。
そのうえで調査報告を受けて、選手が所属するチームの責任者を会員資格停止6か月の処分にしたほか、ことし6月に退任した前の理事長を問題解決の責務を怠ったなどとして会員資格停止1年の処分にしたことを明らかにしました。
一方、男性指導者は、協会を退会して海外に渡り、連絡がとれない状態だということです。
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朝日新聞デジタル 2023年12月30日 18時30分
バトンチームで10代男子選手が指導者から性被害 協会、関係者処分
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被害を覚知した協会の前の理事長は「同意の上の事案」などと決めつけ、話し合いで解決するよう促していたという。
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調査によると、男子選手は2月から3月にかけて、チームの代表で指導者だった男性の京都市内の自宅で、3回にわたって性被害を受けたという。
選手は拒むことができなかったといい、精神的なショックを受け、選手生活を継続できなくなった。指導者の男性はその後、代表を辞任し、海外に渡航して連絡が取れない状態という。
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まず現時点で協会の公式HPこちらはこの問題について世間(不特定)への周知や表明を行っていません。なんのためのHPであり、バトントワーリング指導現場における ハラスメント「ゼロ」宣言なのでしょうか?
また朝日新聞デジタル記事を前提とすれば、前理事長はとんでもない決めつけを行っています。性行為の同意を一方的に前提としての理事長としての責務放棄が事実であれば、これは協会除名に該当しましょう。が、はたして協会はこの前理事長を査問の上、厳格な処分を下したうえで公表したのでしょうか?
性加害が明るみになって海外に渡航し連絡がつかないチームの代表にして指導者への人事措置大変厳しいものが当然視されてきていましょう。NHK報道での現理事長談話がいみじくも宣言する今後は「隠し事」はしないが事実なら加害関係者にして連絡を故意に寄こそうとしていない可能性のある京都市在住の現海外渡航の渦中の人物への様々な角度からの措置が公表とともになされて然るべきではないでしょうか。
それなくしてのポーズだけの真摯な取り組み宣言なら、関係者への情実対処も疑われても仕方ないのではないでしょうか?
追記