裁判報道でも被害児童の性別が伏されている不思議 甲府市50代元教諭によるわいせつ初公判 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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続・被害者の性別や学校の種類については明らかにしていない」理由は保身でしょう(山梨県教委)

続報

 

強制わいせつの罪に問われている甲府市の公立小学校に勤務していた50代の元教諭の男を被告人とする初公判を伝える報道でもなぜか被害者児童の性別についてはなんら報じられていません。

法廷で判明した事として、この男が、この教え子にわいせつな行為を10数回繰り返していたことが分かったことが報じられているものの、その子の性別については依然、報じていません

 

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(YBS山梨放送) - Yahoo!ニュース 配信

教え子にわいせつ行為「十数回繰り返した」 初公判で50代元教諭の男

 

強制わいせつの罪に問われているのは、甲府市の公立小学校に勤務していた50代の元教諭の男だ。

 起訴状などによると男は今年2月、勤務先の教室で当時10歳の児童に抱きつき下半身を触るなどしたとされる。 裁判で、検察側は、男は30代後半から子どもを性の対象として見るようになり、去年ごろから被害児童について関心を持ちはじめたなどと指摘した。 

男は被害児童に対し、「去年7月ごろにわいせつな行為をした以降、少なくとも10数回に渡り犯行を繰り返した」などと供述しているという。

記事画面

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裁判でも性別が言及されなかったことは私見では考えにくい事です。裁判は様々な角度からの審理が要されます。特に「勤務先の教室で当時10歳の児童に抱きつき下半身を触る」ことが法廷で言及されているのなら、その被害児童の性別の開陳が前提となりましょう。

もしかしたらつい立て等をたてての被害者証言もあったのかもしれませんが、いずれにせよ、性別をスルーした報道は不自然な事このうえありません。

 

被害児童の性別が明らかになることで被害者が特定されることを非開陳の理由としているなら、この種の報道は全てが被害者性別は伏されているはずです。しかし実際は被害年少者の性別は多くが公表そして報道されています。

どうして甲府市の事案はそればかりjか裁判報道まで男児か女児のどちらが被害者であるか伏せているのでしょうか。

 

追記

初公判を報じたNHKが被害児童の性別を報じていました。

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NHK 山梨県のニュース 05月13日 15時51分

女子児童への強制わいせつ事件 被告の元教諭が起訴内容認める

 

ことし2月、勤務する甲府市の小学校で女子児童の体を触ったとして強制わいせつの罪に問われている元教諭の初公判が開かれ、起訴内容を認めました。

記事画面

追記2 

ついさきほどの配信記事です。

 

(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 配信

元教諭が校内で女児にわいせつ行為10回超、「遅い下校」で発覚…初公判

記事画面

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裁判で性別が明示されていたのであれば、性別を報じないメディアはそうした姿勢を再考していただきたいものです。さかのぼっての逮捕や送検の報道も同様です。

 

追記3

被害児童の性別は?校内での教諭による強制わいせつ容疑での逮捕・懲戒免職