に続きます。
静岡県の県立福祉施設に勤務する主任級の女性職員(36)は昨年10月中旬~11月上旬、施設内で、10歳代の男児に繰り返し抱擁やキスをしたことが、同僚の目撃から発覚・明らかになり、同県は児童相談所による性的虐待認定を受けこの職員を4月28日付で懲戒免職処分にしたことが報じられています。
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(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 配信
福祉関連施設で10歳代男児にわいせつ行為、女性職員を懲戒免職…「恋愛感情を抱いていた」
施設では、男性職員が女児と接する時は2人だけにならないように注意していた。女性職員に制限はなかったという。
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県が懲戒免職処分としたということはこの施設は県立であったものと思われます。
36歳というこの女性職員は歳の差も顧みることなく恋愛感情の対象とした男児は内心でのみ愛すべきでした。
もし、口止めなどしていたのであればそこも糾弾されなければならないでしょう。誇大な想定での口止め効果狙いなどの有無も施設長や県ははたして査問したのでしょうか?
それから施設が通常の施設同様に男児の親代わり等を自負しているのであれば、当然、この女性職員の所為に対しては警察に被害届を出すべきではないでしょうか。
身内への甘い対処は公務員の世界ではまま見受けられますが、加害者が女性の場合はさらに甘い対処となるのでしょうか?
それにしても記事末にて報じられている児童と接する際の男女職員の接遇の差が古色蒼然としています。この調子だと男同士・女同士なら何も起こり得ないとの古めかしい固定観念も職員管理の面でも幅を効かせているのかもしれません。
後記
女性職員による小学高学年男子児童へのわいせつ行為の現場となった自らが勤務する福祉施設は案の定、県立施設であったことは別記事が報じています。
併せて報じられている別事案も深刻ですね。
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(静岡朝日テレビ) - Yahoo!ニュース
児童福祉施設の県職員を不適切行為で免職処分 別の職員には厳重注意も 静岡県
県によりますと、女性職員は去年10月中旬から11月上旬にかけて、施設に入所していた10代の男子児童に対して抱きしめたりキスをしたりする不適切な行為を繰り返したということです。
また、この施設では別の10代の男子児童に対し別の職員が、注意する際に児童の衣服を掴んで壁に押し付ける身体的な虐待もしていたということです。県はこの職員については厳重注意処分としています。
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このことが原因で被害男児は施設を対処せざるをえなくなったのでしょうか?大人のゆがんだ性欲行動の犠牲となるのはいつも年少者たちです。
別の職員の性別は記事だけでは定かではありません。いずれにせよ今後時系列にかかわりなく心象にも被害が及ぶ可能性を考えれば、わいせつ同様に深刻な不祥事と考えざるをえません。
追記