教え子少年の局所を手触した男性教諭(31)を懲戒免職@東京都教育庁(都教委)
続報
都教委(都教育庁)によるとは同日(13日)中に当事案のHP周知をしたそうです。
ただし現時点で二つの非行(処分理由)にうちの一つ(個別補習の男子中学生へ「罰ゲーム」と称して下着姿になるよう指示)を懲戒公示から捨象するという重大な手抜かりをされています。
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教職員の服務事故について このことについて、下記のとおり発令(3件)したのでお知らせします。
記 Ⅰ
1 教職員に関する事項
(1) 校 種 中学校(多摩地域)
(2) 職 名 教 諭
(3) 年 齢 31歳
(4) 性 別 男
2 処分の程度
懲戒免職
3 発令年月日
令和4年4月13日
4 処分理由
令和2年7月下旬頃の日の午後5時30分頃、勤務校において、同校生徒に対して、 右手の指で、着衣の上から同生徒の股間を触るなどした。
※ 本件については、氏名等を公表することにより上記生徒が特定される可能性がある ことから、生徒の人権に配慮し、被処分者の氏名及び学校名を公表しないこととした。
(記 Ⅱ以下は別事案につき転載からは略します。)
教職員の服務より
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教諭による教え子少年への立場を利用した下着姿指示は都教委が自らメディアに公表しながら肝心の上記での言及を略した事案の報道引用を冒頭リンク欄より以下に併記しましょう。
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また、去年7月にも、補習中に同じ男子生徒が問題の解答を間違ったなどとして服を脱ぐよう指示し、下着姿にさせたということです。(NHK)
また、去年7月には、補習の指導中に、問題を間違えた同じ生徒に対し「罰ゲーム」として、服を脱ぐように指示し、下着姿にさせたということで、7月下旬に保護者から学校に連絡があり、発覚しました。(日テレ系)
この教師は同じ生徒に去年7月の補習中にも、回答を間違えた「罰ゲーム」で服を脱ぐよう指示し下着にさせたということです。(FNN)
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勤務校において二人きりの補習時に、右手の指で、着衣の上から気に入りの男子生徒の股間を触ることも悪ですが、同様に立場を利用しての脱着指示も悪でしょう。
またこの悪しき指示も懲戒免職の理由となっていることも歴然としています。
恥じらいも一番多感な時代に実質的に強制して下着姿にさせることが今後、時系列にかかわりなく被害生徒の心象に悪影響をもたらすことが懸念もされましょう。
懲戒免職はそうした悪を防止する社会的制裁の一形態でもあるのですが、かくも深刻かつ重大事案を処分理由に記されている「などした。 」の「など」に押し込める都教委の了見が疑われます。
所詮は机上での事務仕事であり、時系列や老若男女を問わずそのような脱着やそれに類する被害にあったあるいはこれからあうであろう不特定を考慮しない怠慢でしょう。
制服の上からの性器弄びよりそちらの方がトラウマになりやすいとの見方も当然ありましょう。
そちらを主とした見出しで報じているテレビ局もあるほどです。
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(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース 配信 引用
「罰ゲーム」で生徒を下着姿に 男性教諭を懲戒免職
東京都教育委員会は、教え子である男子生徒を「罰ゲーム」と称して下着姿にさせたなどとして中学校の男性教諭(31)を懲戒免職処分としました。
略
また、去年7月の夏休みには同じ男子生徒と2人きりで補習をしている時に、問題に答えられなかった罰ゲームと称して教室で服を脱がせ、生徒を下着一枚の姿にさせていました。
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お気に入りの生徒と二人きりの教室にして他の生徒や学校関係者がいないから問題なしとでもおもったのでしょうかね。いずれにせよ不謹慎にもほどがある懲戒免職事由の一つでしょう。
都教委が事態を深刻に受け止めているのであれば少なくとも懲戒公示には略することなく載せなくてはならない事案でしょう。
都教委へは15日、懲戒公示の処分理由に脱着指示のことも加筆するよう毅然としてかつて成人青年からわいせつ被害を受けたこともある人間の一人(前欄参照)として申し入れさせていただきましたが、この教育当局に真意が伝わるかどうかはわかりません。
担当部署たる人事課が体面を重視して不作為を決め込む事も十分予想されますが、懲戒免職の二大理由のうち一方を略してしまうことが不問に付されるのであれば、懲戒する側に処分の意義が分かっていないことが案じられてきましょう。
追記