2014年、東京の中高一貫校は事態を掌握し然るべき対処や大阪の転職先との連携をとっていたのか?
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容疑者が東京の中高一貫校の教員時代の2014年に起こしたとされる、勤務校に籍を置く男子高校生への準強制わいせつ容疑についてあらためておさらいしておきます。
準強制わいせつ罪は準の字から強制わいせつ罪よりわいせつ行為の度合いが薄いとの誤解もありましょうが、実際は、強制わいせつ行為に変わりはありません。したがって有罪が認定された場合の量刑や公訴時効期限も変わらないようです。
刑事訴訟の手続きの中で、被害者がわいせつ行為をされた意識が昏睡中などでなければ摘発時に準強制わいせつが適用されるようです。
強制わいせつtと準強制わいせつの違いについてのより詳細な情報は
それから東京の私立中高教諭(当時)への大阪府警による、7年前の2014年の出来事での逮捕(2021年9月8日付)ですが、準強制わいせつの公訴時効は7年のようです。
強制わいせつも準強制わいせつも時効の扱いは同じのようです。
参考まで日本の公訴時効については上述では触れなかった民事の時効も含め下記の後段でも言及しています。
そして今年2021年は本件(私立中教諭の東京時代の容疑)からちょうど、刑事での公訴時効年に当たる7年目となります。
男子児童ポルノの同好の士ともいえそうな滋賀県内の公立小学校の電子機器に保存された少年被写体から足がつかなければ、東京の私立中教諭(当時)の教え子への準強制わいせつは犯罪としては公訴時効となっていたところと思われます。
続・滋賀県内の公立小学校の男性教諭(32)を書類送検
逮捕された当事者は、児童ポルノ法違反容疑を既に認めているという滋賀県内の公立小学校教諭とは異なり、「今は話せない」と認否を保留している(毎日新聞)といいます。
もしかすると今年中の公訴時効をひかえたうえでの予期せぬ発覚にショックも大きかったのではあにでしょうか?
そして容疑が事実の場合まさに
てんもう【天網】 恢恢(かいかい)疎(そ)にして漏(も)らさず
を地で行くような展開ではないでしょうか。
追記
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教員同士が男子生徒の裸動画を交換…自宅から児童ポルノ1万8000点発見の“世も末”
2021年09月19日 09時26分日刊ゲンダイDIGITAL 引用 niftyニュース ※被告名は伏せました
被告は2014年、東京都内の私立中学に勤務していた際、渋谷区の自宅に教え子だった男子高校生を連れ込み、薬物で眠らせて男性器をもてあそび、スマホで撮影。事件後、警視庁が捜査したが、証拠が隠滅され、立件できなかった。
その時、消去された動画が滋賀の小学校教諭のガサ入れで見つかったため、府警は被告を9月8日、時効1カ月前に準強制わいせつの疑いで再逮捕したのだ。
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「7年前に立件さえできていたら・・・」と残念に思うのははたして私だけでしょうか。立件されていたらその後の大阪の私立中高一貫校への転職なども不可能だったはずです。
加えて立件を阻害したという「証拠隠滅」の手法が何であったのかも大変気になるところです。
追記
何が、「内緒。魔法をかけた」だ!@初公判で少年わいせつの起訴内容を認めた元私立学校講師(37)
同