熊本県警八代署は21日までに八代市の放課後児童クラブの20代の児童支援員の男を、勤務先の児童クラブに通っていた男子児童にわいせつな行為をしたなどとして逮捕したとの報道が出ています。
警察発表を受けた同報道によると、児童支援員の容疑者は先月5日ごろ、八代市にある自宅の浴室で、勤務先の放課後児童クラブに通っていた男子児童にわいせつな行為をし動画を撮影したとして、強制わいせつと児童ポルノ製造の疑いが持たれているといいます。
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NHK 熊本県のニュース 01月21日 16時37分
児童支援員男児にわいせつ行為か
去年10月、「犯罪性の高い悪質な動画を投稿するユーザーがいる」という情報が警察に寄せられ、警察がデータの解析などを進めた結果、松本容疑者が関与した疑いが強まったということで、自宅を捜索したところ児童が撮影された動画が見つかりました。
警察の調べに対し、容疑を認め「自分の性的欲求を満たすためだった」などと供述しているということで、警察は押収した記録媒体からほかにも複数の児童ポルノが見つかっていることなどから、余罪についても捜査を進めています。
時事ドットコム 2021年01月21日11時02分 引用
小学生男児にわいせつ容疑 児童支援員を逮捕―熊本県警
容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年12月5日ごろ、自宅アパートで、勤務先の学童保育施設に通っていた男児にわいせつな行為をし、ビデオカメラで撮影した疑い。
テレビくまもと2021.01.21 12:00 引用 ※容疑者実名は伏せました
男子児童にわいせつ児童支援員逮捕(熊本)
警察によりますと、容疑者は去年12月5日、自宅で県内に住む男子児童の下半身を触り、その様子をビデオカメラで撮影した疑いです。
容疑者は2017年から児童支援員として働いていて、被害児童は学童保育で容疑者と関わりがあったということです。
(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース 配信 引用 ※同
児童支援員を逮捕児童にわいせつ(KKT熊本県民テレビ)
SNSの運営会社からの通報を受けて警察がきのう容疑者の自宅を捜索したところ、男の子の動画を見つけ逮捕したという。容疑者は犯行を認めているという。 警察によると、容疑者は学童保育の支援員で被害者の男の子を去年9月まで担当し、今回は保護者から「3日間子どもを預かってほしい」と依頼されて預かっていたという。
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報じられている押収物品からも余罪の有無については徹底した捜索が求められましょう。2017年からこの職種についているのであればス性別を問わずすべての通所児童への聴き取りが要されましょう。
それにしても前欄の最後でも同性未成年を狙ったこの種の犯罪への防犯啓発の効果が出ない事へのいら立ちさを記しましたが、教育者やその周辺にいる方々のような日々、直接子どもと接する職種の方々によるこの種の犯罪も相変わらず陸続の体を示す現状はさらに暗澹たる気持ちにならざるをえないところです。
子どもを守る立場の者が己の情欲を満たすために子供を性的に虐待することは到底許される所業ではありません。
それにしても容疑者はよもや学童保育施設の経営者や施設長ではありますまい。「3日間子どもを預かってほしい」との依頼は施設を通して容疑者に指示された仕事の可能性もありましょう。放課後児童クラブを主管すると思われる八代市役所こども未来課はそのあたりの調査・検証および再発防止に向けた取り組みが要されるところです。
もちろん、同市に限らず全国の自治体はこうした不祥事を起こさせないための対策を真摯に行わなければなりません。
追記