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↓スタッフ吉田のこれまでの連載↓
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こんにちは!
スタッフ佐藤、もとい、吉田です!(いろんな事情があり…割愛します💦)
令和がはじまり、仕事復帰してバタバタ…瞬く間に令和最初の月が終わり、そして梅雨の季節に…。
息子の長引いている体調不良も相まって毎月が師走のよう〜。みなさまは元気でしょうか?
さて、今回は「電話」について書いてみたいと思います。
ん?吉田って全く聴こえないしあんまり声で話せなかったような…?
いえいえ。そんな人でも使える電話サービスがあるんです。
今回紹介するのは実際私が使っている2つのサービス。
1つは、日本財団電話リレーサービスです。
どういうものかというと…
利用者が手話(テレビ電話)or文字チャットでサービス事業者の通訳オペレーターに伝え、
電話相手からの音声を手話or文字チャットで通訳して頂く、というものです。
↓↓詳しくは↓↓
このサービスは2013年9月からモデルプロジェクトとして発足されました。
(岩手・宮城・福島はもう少し早かったかも?震災の後、必要な人のために一足先に始めたそう。)
私がこの情報を知った時は既にモニター募集終了してしまって、2014年春に新規モニター募集があると知りすぐ登録しました。
これが本当にもう、すんごく便利でして。
お店や病院の予約したいけどネット予約がないところ、荷物の再配達連絡、ちょっとした問い合わせ…などなど。
ちょっとしたエピソードですが、東京にいた頃電車(山の手線だったかな)に忘れ物をしてしまって。
慌てて乗った駅から順番に各駅に電話リレーサービスでかけまくって・・・。
そしたらある駅に届けられて無事取りに行けました(笑)
電話リレーサービスがなかったら…わざわざ各駅の窓口に赴くことになるのかしら…と思うとゾッとします💦
あと、携帯電話に着信があって、何だろう?と折返し電話リレーサービスでかけてみると、
病院に忘れ物があった!とか。銀行の投資のご案内だった、とか(笑)
聴者だと電話一本で済むものが今まで出来なかったので、このサービスは本当に画期的でした。
ただ制約があります。
サービス時間も事業者によりますが、最長でも朝8時〜夜20時まで。
そしてシステム的に110や119などの3桁の番号、#から始まる4桁の番号、0120〜といったいわゆるフリーダイヤルが使えない。(現在は0120は使えるようになりましたが、他は変わりないです)
また、クレジットカードなど本人でないといけないものもNGです。(これは今も変わらないが、いくつかのクレジットカード会社が独自に手話通訳付きの窓口を設けているところも)
そして自分から掛けることしかできません。(今は特定のやり方で電話を受け取ることが出来ます)
折り返したい場合、一旦私の携帯電話番号を伝え、そこにかけてもらって、着信履歴を見て
さらに私から折り返し電話リレーサービスで掛けると言ったやり方でやっています。
電話を受け取りたい場合は特定のやり方がありますが、
相手に色々伝えなければならず(リレーサービスのシステムと事業者の電話番号と自分のID等…)、
また、自分もすぐ出れるかどうか分からないので、個人的にはちょっと使い勝手が悪く今は使ってません…
あとは、電話リレーサービスのことを説明しても相手にご理解頂けなく、すぐ切られることもありました。
それでも、だいぶ生活が変わった気がします。
文字と手話、どっちがいいの??
私の場合は…両方です(笑)
登録当初はなんだかテレビ電話でサービス事業者と顔を合わせて話すことに気恥ずかしさを感じ、文字でのチャット中心でした。
しかし、文字だと、相手を待たせないために結構急いで打つので誤字脱字もあり、文字なので細かいニュアンスが伝わらないのと、
長文の場合タイムラグがかなり大きく、相手を待たせるなぁと感じました。(区切って送ればよかったのですがそれも難しく…)
手話ですと、こちらの気持ちやニュアンスが伝わりやすい、タイムラグが文字より少ない反面、
(サービス事業者は全国各地にあります。北海道から沖縄まで!!)地方によっては
手話が読み取れない場合もあり、正確に伝えないといけない情報(番号や住所など)は慎重に伝えています。
また、当たり前ですがテレビ電話なので、安定した電波と、両手を使えるようにするためスマホをおける場所、
そして気にする人はスマホの位置(部屋が散らかってる時とか笑)やある程度の身だしなみが必要です(笑)
なので、最近はケースバイで使っています。
ほんっとに便利です!!(本日二回目笑)
ただ、これ、あくまで2021年までのモデルプロジェクトなんです。(現時点での情報)
その後は国の制度次第…。
アメリカや韓国などの二十数ヶ国は結構前から制度化されています。
そしてなんと、ある資料では17ヶ国が24時間365日対応!(今ではもっとあるかもしれませんね)
是非日本も頑張ってほしいですね!
次回はドコモの「見える電話」について、実体験と共に紹介します〜!