■東京電機大学・埼玉鳩山キャンパス(埼玉県鳩山町石坂) 

 

電大が神田キャンパスのあまりの手狭さに耐えかね、1977年に埼玉県に作った第二キャンパスだ。 

 

 

1,2年生は埼玉、3,4年生は神田という、よくある役割分担にはせず、新設の理工学部とその上の大学院が入居した。 

 

 

高齢化問題でよく取り上げられる鳩山ニュータウンで知られる鳩山町のそば、高坂ニュータウンからちょっと山に入ったところに広がる、33万平米の広大なキャンパスだ。 

 

というわけで交通手段はバス。 

 

学生専用のスクールバスはもちろん、一般の乗り合いバスも東武東上線・高坂駅から多数発着している。 

 

で、大学。 

 

 

8号館と本館の間を抜けてキャンパスのハートランドに突入。 

 

芝生広場。 

 

 

見どころはと言えば、逆L型、しかしながら角が湾曲したつくりの1号館(図書室など)だろうか。 

 

 

基本的にこのキャンパス、山中の斜面を切り開いて作られたところなので、斜面と人工地盤を駆使した景観が楽しめる。 

 

 

 

学食もこんな感じ。 

 

 

下が池とか断崖絶壁だったら、さらに写真映え間違いなし。 

 

 

建物的に言うと、衒いのない機能的な昭和モダニズム。 

 

 

シンプルで清潔。 

 

 

しかし決して退屈ではない。遊びや差し色も入ってる。 

 

 

 

そのまま鳩山に戻ってもいいが、山中を30-40分ほど踏破して、大東文化大東松山キャンパスに出るのもいい。 

 

 

  交通メモ 

 

東京電機大学・埼玉鳩山キャンパス 

 

場所: 埼玉県鳩山町石坂 

 

東武東上線で池袋駅から1時間、高坂駅下車。バスで10分、さらに徒歩10分。帰りは隣駅の東松山に出て、名物の焼き鳥はいかが?豚のカシラ肉をピリ辛みそだれで食べるというものだ。ついでに、東松山市役所隣の総合会館も必見。同市出身で、金沢駅東広場で知られる白江龍三の設計だ。