14日(木)の報道ステーションで透析患者の新型コロナ感染者を扱ってたので、見た人も多かったのではないだろうか。


番組のホームページにも記事があったのでリンクを貼っておく。リンクには放送された映像を見ることができる。(記事は、こちら。)


東京都内の透析患者の病床数は45床で、2週間で50人くらいが発症しているので、入院できない人が出てきていて、すでに医療崩壊が始まっている。

透析患者の新型コロナウイルスによる死亡率は11.9%とで一般の感染者の8倍以上である。

透析患者は高齢者が多く、約4割が糖尿病を合併していてもともと免疫力が低い傾向にあるので、6割の人に酸素投与が必要で中等症以上の患者が非常に多い。

映像に流れていた下落合クリニックは、ブログで紹介したWEB講座を担当していた3学会の対策合同委員会委員長である菊池先生のところのクリニックである。


今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
 
透析患者の感染者は、なんと85名増えて785名に、死亡者数は7名増えて90名だった
感染者が増えた地域は、北海道地区が1名、東北地区が1名、南関東地区が13名、東京地区が30名、甲信越・北陸地区が1名、東海地区が1名、愛知地区が15名、近畿地区が12名、大阪地区が7名、中国地区が1名、四国地方が2名、福岡地区が1名だった。死亡者は、東京地区が2名、東海地区が1名、愛知地区が2名、大阪地区が1名、福岡地区が1名だった。(詳細は、こちら

東京、愛知、南関東、近畿、大阪で感染者が多いが、北海道や東北では感染者の増えはずっと少なく推移している。

透析室では、感染が伝播することを恐れているが、伝播が起きたかどうかの情報はない。

 


大好きな食べ物のひとつに『バターしょうゆご飯』がある。このご飯に味付けのりがあったら、おかずなしで数杯は食べることができる。
ただ、家では子どもたちが真似をするから、食べることを禁止されてる。


食べることができるのは、出張のときの朝食バイキングのときである。(汗)
だから、ブログのカテゴリーは『出張めし』にした。

バターしょうゆご飯のことを話すと大体気持ち悪がられる。

クリニックに函館出身のナースさんがいて、ひょんなことからバターしょうゆご飯の話になったら、北海道ではメジャーな食べ物だということが分かった。

愛知県も緊急事態宣言が出てしまったので、前回の緊急事態宣言時よりも厳しく遠距離出張が制限されている。

いつになったら、ワサワサとバターしょうゆご飯が食べられる日が来るんだろうか。(笑)

1/9より神奈川県では、積極的疫学調査をしないことを表明した。
すなわち、陽性患者の行動を細かく聞いて、濃厚接触者を見つけ出すことを放棄した。
陽性患者の家族やcocoaで通知のあった人だけのPCR検査費用を公費で賄い、それ以外の人は自費でのPCR検査になるようだ。

それだけ、感染が市中に蔓延しているということのようだ。

この対応は神奈川県に留まらず全国に波及する恐れがある。
というのは、今までは濃厚接触者が県外にいる場合、その県の保健所に連絡していたが、それをしなくなる。

調べてみると、昨年の11月に厚生労働省は積極的疫学調査に優先順位をつけても構わないという事務連絡を出してた。(事務連絡の本文は、こちら。)

ブログを書いてて、もう一度確認してみると神奈川県以外にも東京都、埼玉県、千葉県も積極的疫学調査をしなくなるようだ。

日本透析医会、日本透析医学会、日本腎臓学会の3学会共同で『COVID-19透析患者の新規感染者数急増に対する対策へのご協力について』と題した文書が1/8付で出された。

東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に緊急事態宣言が再発令された。
12/25の発表から2週間のみで、それまでの総数の1/3に当たる方が新規に発症している。
透析患者は無症状・軽症でも入院という原則が保てなくなってきた。さらに、入院中の患者が重症化した場合でも、転院先を見つけることが困難になっており、透析領域では医療崩壊と呼べる状況だ。
以下の点について、対応および徹底をお願いする。
○COVID-19透析患者の新規の受け入れや増床
○維持透析施設への退院患者の速やかな受け入れ
○患者教育の徹底
○透析室での感染対策の徹底
○外来維持透析施設における無症状者および軽症者の透析

学会等からいろいろな通知が出されているが、うちのクリニックでは、患者への指導ということで降りてきてる感じはない。