昨日は10時ジャストに退院し、透析クリニックに向かった。

クリニックでは、主任さんがシャントのチェックをして、月曜日の透析時に貼るリドカインテープの位置の指示をもらった。


ナースさんたちからは第一声『痩せたねぇ』だった。

入院中は、脚で血圧を測ってて、ずっと200前後だった。腕と脚の血圧差は、20〜30ほど脚の方が高いと言われているが、それにしても高い血圧だったので、ドライを毎回500gずつ下げてきたが、血圧はほとんど変化がなかった。


退院時には、入院時の−5kgのドライウエイトになったが、それでもBNP(B型ナトリウム利尿ペプチド)が300近かった。


夕食はエビフライが食べたかったので、近所のとんかつ屋に向かった。



ご飯の量を半分にしてもらったが、それでも全体の半分強しか食べられなかった。


入院で胃が小さくなったんだろうか?







本日、退院することになりました。


ご心配・応援していただいた方々に感謝します。

ありがとうございました。


1ヶ月いた病室からの今朝の風景。



別になんていうことはない風景だけど、今朝は愛おしく思える。


手術後にあと2日が山場なので、身内に連絡するよう言われたときは、家族は死を覚悟したようですが、本人はそんなこととはつゆ知らずICUで眠り続けてた。


運ばれたときには、カリウムが8.5といつ心臓が止まってもおかしくない状況だったようです。

だから、あと2時間遅かったら、助からなかったと言われた。


シャントの感染は、吻合部を超えて、動脈や静脈に及んでいたようだ。

特に、動脈をそこで遮断してしまうと、指先に血液が行かなくなるので、前腕の切断を決断しなければならず、執刀医達は相当悩んだらしく、手術中にどう処置するかを相談しながらメスを進めていたと、以前クリニックの回診に来ていた顔見知りの腎臓内科医(この先生はスタッフがいなかったので、手術に立ち合われた)から聞いたときには、背筋が凍る思いがした。


シャントの手術を繰り返していたので、機能していない静脈を動脈のバイパスとして使い、前腕を切断することなく済んで、主治医には感謝しかない。


動脈血のPaO2(酸素分圧:肺における血液酸素化能力)が35.1Torrしかなく、人工呼吸器の装着を迷われたようだが、デメリットの方が多いとの判断で装着しなかったことが早い回復に繋がったようだ。


退院した足で透析クリニックに寄っていろいろと報告しようと思っている。













今、入院している医大病院では、入職3年目までのナースさんが着る2種類と4年目以降のナースさんが着る2種類(オールブルーとオールピンク)の計4種類のナース服がある。

さらに、入職1年目のナースさんは、名札に若葉マークが貼ってある。


4年目以上のナース服はこんな感じ。



写真では白いパンツになっているが、実際は同色のパンツである。


7〜8年前は、何と個人の自由だったそうで、病院指定の白を基調としたナース服は病院から貸与されるが、それ以外のナース服は自腹だったそうだ。

それでも、自分の好きなナース服が着られるってことが人気で、応募してくるナースさんが後をたたなかったらしい。


ただ、病院の投書箱にナースらしくないので、誰がナースさんか分からないという意見が寄せられたようだ。(数は不明)

そこで、病院は今までの方針から一転して今の4種類のナース服にしたようだ。


投書の力って、結構あるんだね。


ただ、来年からはオールブルーとピンクのナース服が廃止され、今の入職3年目までの2種類になってしまうんだとか。




2枚目の写真はブルーであるが、実際は1枚目と同じターコイズブルーである。
いずれも下は白のパンツである。


制服マニアとしては、楽しみが半減するので、寂しい限りである。(笑)











『いくら?』といっても、金額のことではありません。


昨日の回診で創部のキュティポアというドレッシング材を貼り替えた際、創部の写メを撮った。

ま、実際に撮ったのは、主治医の先生なんだけどね。(汗)



右上の創部はほぼ上皮で覆われていた。

残りの2箇所は、まだ傷口が開いているので、もう一度キュティポアで覆うことななった。(湿潤療法)


キュティポアは、不織布を使用した吸収パッド付きのドレッシング材である。


治療が終わり、先ほど撮った写真を拡大して見てたら、チョー驚いた。



右下の創部を拡大してみると『いくら』のようなものが確認できた。

ナースセンターに行き、何人かのナースさんに見てもらうと、きれいな創部だから光の加減じゃないかと言われた。


納得がいかなかったので、主治医に聞いてみると、上皮の下の肉だからまったく問題ないと言われた。


あ〜、良かった。







実習は土日はお休みで、実習生とは一昨日は透析で会えなかったので、昨日はたっぷり2時間ほど、いろいろ質問された。

せっかく優秀患者賞に選ばれた(?)ので、実習生には真面目に答えないとね。


TBS系列で放送されたドラマ『3年B組金八先生』の第1シリーズは、『15歳の妊娠』が根底のテーマにしたシリーズだった。

中学3年生が妊娠・出産という当時では過激な内容だったので、賛否両論が渦巻いてた。

妊娠・出産する役を演じたのは、浅井雪乃役の杉田かおるさん、子どもの父親役は宮沢保役の鶴見辰吾さんだった。

無事に出産した子どもの名付け親になったのが、坂本金八役の武田鉄矢さんだった。

実習生の名前がその名付けた名前とまったく同じだったので、金八先生の話をしたら、金八先生そのものを知らなかった。


ジェネレーションギャップを感じた昨日だった。


実習生は、これまたTBS系列で放送されてた『渡る世間は鬼ばかり』の泉ピン子さんが演じた小島五月の娘の小島愛を演じた吉村涼さんにそっくり。



金八先生でジェネレーションギャップを感じたので、このことはだまってた。(汗)