F-86F セイバーが完成しました。
ゴジラを追って出撃だあーっ!(でも役に立たないw)



1954 年製作の「ゴジラ」第一作は日本怪獣映画の金字塔であり、私にとっても思い出深い作品です。
1980 年代前半のゴジラ復活前夜、劇場のスクリーンでこの映画を初めて観た時、ラストシーンで泣きました。悲壮な決意を抱いた芹沢と、彼と運命を共にするゴジラ、その両者の悲しい最後に涙が溢れた事を覚えています。



その作品の 4K UHD 盤が昨年(2023)十月に発売されたので、さっそく購入して再見しますと、画面の中で F-86 がゴジラを攻撃しています。それを観て、「最初にゴジラと戦った戦闘機」であるこの機体を作りたくなりました。



F-86 の模型はたくさんのメーカーから発売されていますが、古い物はモールドが凸だったり合いが悪かったりするので、比較的新しいハセガワの 1/48 キットを選びました。あいにく空自仕様の商品がなかったため、店頭にあったブルーインパルス仕様の商品を使っています。

 



特に改造はせず、手を入れたのは下記のような基本工作のみです。
・コクピットのパーツが胴体のパーツに干渉する箇所を削る
・主翼が胴体と接する面のバリを整形
・機首に入れる錘を固定できるよう加工
・キャノピーのパーティングライン消し
・パイロットの手が操縦桿に届くようシートの位置を調整
なお、組み立て説明書には記載の無いサイドワインダー(AIM-9B?)らしきミサイルのパーツが同梱されていたので、翼下に装備してやりました。

 



自衛隊に F-86 が配備されたのは 1955 年ですが映画は 1954 年に公開されているので、劇中の機体と現実の自衛隊仕様とは異なります。そのため私が製作した模型も「なんちゃって1954ゴジラ戦仕様」となっていますので、実機と相違があるところは突っ込まず、生暖かく見守ってくだされば幸いですw



セイバーと言えば銀色のイメージがあるので、メタリックカラーで仕上げることにしました。下地としてGSIクレオスのGXウィノーブラックを吹いた上に、SM204「スーパーステンレス2」を吹きました。この塗料を初めて使いましたが、ギラリとしていい感じの色です。
エナメル塗料で軽くスミ入れをしてから、コーションマークのデカールを貼り、保護のため水性トップコートを吹いて完成です。

 


「飛行機のハセガワ」らしく、組み易くていいキットだと感じました。
いろんな機体を作って並べたくなりますね!


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