今回はドラゴンボールGTに登場する邪悪龍7体について紹介していきます。
邪悪龍とは?
集めれば大体なんでも叶えてくれるドラゴンボールですが、実は願いを叶えるたびマイナスエネルギーと呼ばれる負のエネルギーが発生します。
このマイナスエネルギーが許容量を超えることで邪悪龍が誕生します。
ちなみにマイナスエネルギーは超17号編でこの世とあの世が繋がる一因にもなっていました。なのでマイナスエネルギーがなければミューとゲロの計画はそもそも破綻していた可能性もあります。
マイナスエネルギーを完全に浄化するには100年程の時間が必要であり、本来ならドラゴンボールを全て揃えられる者は少ない筈でしたがブルマによるドラゴンレーダー開発と悟空の協力もあり、簡単に願いを何度も叶えたり一度に3回叶えられるようにするなどドラゴンボールに負荷をかけたこともあり邪悪龍が誕生してしまいました。
ちなみに原作でも老界王神がドラゴンボールの使用を渋っており、その理由が後押しされることとなりました。
邪悪龍はドラゴンボールの数に合わせ7体存在し、その7体を倒すのがドラゴンボールGT最終章の邪悪龍編です。
では討伐順に邪悪龍達を紹介していきます。
二星龍
ナマズのような見た目をした邪悪龍で純粋な強さは邪悪龍最弱と言えるでしょう。
パンに一方的にボコボコにされていますが二星龍は毒素を操る能力を持ち霧状のマイナスエネルギーを充満させ相手を弱体化させます。
これにより悟空は超サイヤ人への変身もできずボコボコにされますがギルが見つけた湖の底の湧水により汚染を免れた区域で力を取り戻し二星龍を倒します。
ちなみにボラを生き返らせる願いによって生まれています。
五星龍
恐竜のような見た目の邪悪龍です。
電気を操る能力を持ち、電気を持つ物体から電気を吸収する電気スライムを使役します。作中ではこの力で都市一つを停電させました。
悟空達との戦いではこのスライムを体に取り込み巨大化。10倍かめはめ波をもお腹で跳ね返し、電撃攻撃で悟空達を追い詰めますが突如降り始めた雨によりショートしてしまい自滅します。
最後は降参するふりをしてパンに攻撃を仕掛けますが失敗に終わり倒されます。
天気に助けられた悟空達でしたが雨が降らなかったら危なかったですね。
ちなみにラディッツに殺された悟空を生き返らせる願いから生まれており悟空には兄弟みたいなものと言われています。
六星龍
女性の見た目をした邪悪龍で六星龍の活動区域の村では乙姫と呼ばれ崇められていました。その真の姿は化物のような見た目ですが本人もこの姿を嫌っているのかほとんど女性の容姿で戦います。
風を操る能力を持ち風圧による攻撃や竜巻を展開することによるバリアを得意とし通常状態とはいえ悟空を苦戦させます。
しかし竜巻の性質上、上が無防備である弱点を見抜かれ悟空とパンのダブルかめはめ波によって倒されます。
ちなみにギャルのパンティーの願いから生まれております。
七星龍
他者への寄生能力を持つ邪悪龍です。
初登場時はモグラに寄生しており大地からのエネルギー波を放つなどして悟空達に攻撃を仕掛けるも敗北。
しかしその後、不用意に七星球に触れたパンに寄生。超七星龍となり今までとは比べ物にならないパワーアップを果たします。そして寄生中に受けるダメージは全て寄生されている側が受け七星龍を殺せばパンも死亡してしまう為、悟空は超サイヤ人4に変身するも本気で戦うことができず戦意喪失してしまいます。
勝ちを確信した六星龍は「死ぬ前に孫と対面させてやろう」とパンを体外に露出させます。
その隙を見逃さず悟空はパンを無理矢理、六星龍から引き剥がし、寄生相手のいなくなった六星龍は倒されます。
ベジータやフリーザにも情けを与えた悟空ですら六星龍には「殺すのも惜しくない」と言われています。
六星龍がサイヤ人並みの舐めプをしなければ悟空は倒されていたかもしれませんね。
ちなみに魔人ベジータが天下一武道会の観客を蘇生させる願いによって生まれています。
四星龍
たらこ唇の邪悪龍であり他の邪悪龍達と違い卑怯なことを嫌う正々堂々とした武人肌な性格で、悟空との関係も敵というよりはライバルや戦友に近いものを感じます。
炎系の能力を使い最大で体温を太陽と同じ温度まで引き上げることもできます。
その強さは超サイヤ人4とも互角に戦える程でありこれまでの邪悪龍とは違い本格的に強い邪悪龍といった感じです。
悟空とは互角の戦いを繰り広げますが三星龍の横槍によって勝負は中断されてしまいます。
三星龍との戦いで目にダメージを負った悟空に薬を渡しておりもはや半分味方みたいな立ち位置になりますがこれを見限られた一星龍に狙撃され倒されます。
ちなみにこの薬はどこから調達したのかは不明です。戦いの前にドラッグストアにでも寄ったのでしょうか。
しかし後に悟空が四星球を飲み込んだことで邪悪龍でありながらマイナスエネルギーを浄化された状態で復活。悟空の味方となり一星龍を追い込みますがとどめの瞬間に一星龍に身体を奪われ死亡してしまいます。
ちなにピッコロ大魔王の若返りの願いから生まれています。
三星龍
四星龍の兄です。邪悪龍に兄弟の概念があるのはよく分かりませんが実力は四星龍には及ばず、超サイヤ人4の悟空には敵いません。
能力も性格も弟とは対照的になっており氷を扱う能力で目から放つ冷凍ビームを受けると超サイヤ人4悟空ですら脱出が困難です。性格も弟と違い卑怯な性格であり、パンを人質にとったり降参するフリをして奇襲を仕掛けるなど作中でもかなりゲスな性格といえるでしょう。
ちなみに地球人達からブウに関する記憶を消去する長いから生まれています。
一星龍
邪悪龍最強の存在でありドラゴンボールGTのラスボスです。
徹底的で容姿がない性格でありその強さは超サイヤ人4悟空をも超えており10倍かめはめ波の直撃すら耐え、それをそのままコピーする戦闘センスも待ち合わせます。
追い込まれる悟空ですが悟飯達からサイヤパワーを吸収することで超フルパワーサイヤ人4になり一星龍を撃破します。
しかし一星龍はギリギリ生き残っており悟空の集めたドラゴンボールを吸収することで超一星龍へと進化。これにより今までとは比べ物にならないレベルの強さになった上に今まで戦ってきた邪悪龍の能力も使えるようになっており、電気スライムや寄生など1つでも厄介な能力を複数使うことができます。ちなみに二星龍のデバフ攻撃は使っている描写はありません。
GT最強戦士の超4ゴジータには手も足も出ず赤子扱いされますが時間切れによりフュージョンが解けた後はほぼ一星龍のワンサイドゲームでありベジータを庇った悟空を撃破。
絶体絶命の中抵抗を見せるベジータ達を圧倒しますが死んだ筈の悟空が元気玉を溜めながら現れ超ウルトラ元気玉により死亡します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後の敵がドラゴンボールであり、ドラゴンボールを便利アイテム化していた付けを払うといったシナリオは最高だと思います。
そして最後は悟空とドラゴンボールのいない世界を残された者達が守っていくという展開も好きという人は多いのではないでしょうか。
以上、邪悪龍のまとめでした。