今回はドラゴンボール サイヤ人編でベジータが地球を破壊していたら自分も死亡していたのでは?という疑問について考察していきたいと思います。


サイヤ人編で悟空とベジータが戦った際にベジータは格下だと思っていた悟空が界王拳により自分に喰らいついてきたことで地球に向けてギャリック砲を放ちます。


ベジータ「よけれるものならよけてみろ!貴様は助かっても地球はコナゴナだ!」


悟空「考えたな!ちくしょう!」


そして地球に向けて放たれるギャリック砲に対して悟空はかめはめ波で向かいうちます。4倍まで引き上げたかめはめ波でギャリック砲を押し返します。

しかしもしベジータが撃ち合いに押し勝ち、悟空ごと地球を破壊してしまったらどうでしょう?

地球がコナゴナになってしまったらベジータも困るのではないでしょうか。宇宙空間でも生存できるフリーザならともかくベジータ達サイヤ人は宇宙空間では生きられません。

ということで今回はこの時のベジータの意図について考察していきます。


  宇宙船で脱出する作戦


ベジータは地球を破壊した後、すぐに宇宙船に乗り込み地球を脱出するつもりだったのではないでしょうか。個人的にこの説が1番納得しています。アニオリですが昆虫のような異星人が暮らすアーリア星を破壊した際も星の消滅を確認した後、宇宙空間で宇宙船に乗り込んでいました。

バーダックも大気圏外でフリーザと戦っていましたし宇宙空間でも星の近くだったり星が消滅してもしばらくは生きていられるのでしょう。

その場合ベジータの宇宙船ポットは星の爆発に巻き込まれて壊れてしまう気もしますが。

あと復活のF編で地球が消滅した際にベジータが死亡したことを考えるとこの説は成り立ちませんね。


  一瞬でコナゴナにはならない


ナメック星で悟空とフリーザが戦っている時フリーザはエネルギー弾でナメック星を破壊しようとしますが、星の爆発に巻き込まれるのを恐れてパワーを抑制してしまった為、一瞬で星が消滅することはなかったものの、5分後にはナメック星が消滅すると言う状況に追い込まれます。

この描写から考えるとベジータの力では一瞬で地球を消滅させる程の力は無いか、もしくは威力を調整してギャリック砲を撃つつもりだったという考え方もできます。

地球消滅まであと5分という状況になれば悟空にとっては最悪の状況でしょう。悟空は5分以内に勝負を決めなければいけませんしベジータを倒しても結局地球は消滅してしまいます。

  地球破壊はハッタリだった


ベジータが地球を破壊するのはハッタリだったという考え方です。

ベジータはギャリック砲を放つ時「避けられるものなら避けてみろ!貴様は助かっても地球はコナゴナだ!」と言っています。

これは地球を破壊することが目的ではなく、あくまで悟空を避けさせないことが目的ということが分かります。

もちろん悟空が避ければ地球はコナゴナになっていたと思われますが

地球を守らなければいけない悟空がギャリック砲を避ける訳がないと思ったわけですね。


  ベジータがバカだった

ベジータが後先考えず、下級戦士である悟空にダメージを受けたことにより頭に血が上り地球を破壊しようもしていたという説です。

これはとても考えにくいですが本当にベジータが後先考えていないだけだったらベジータは悟空に命を救われたことになりますね。

  まとめ

いかがでしたでしょうか。

私がこのシーンを見たときは特に違和感はありませんでしたがよく考えるとツッコミ所のあるシーンでしたね。

以上、ベジータがもし本当に地球を破壊したらどうするつもりだったのかについてでした。