今回はドラゴンボール超スーパーヒーローのあらすじと感想について語っていきたいと思います。


本記事ではがっつりネタバレしていきますのでまだ観に行ってない方はブラウザバックをおすすめします。



この映画面白かった?

今回のドラゴンボール超スーパーヒーロー、私の結論としては所々思うところはあるものの合格点を軽々超えてめちゃくちゃ面白かったという感想です。(評論家気取りみたいになってすみません。そういった意図はないです。)


前作のブロリーと違い、日常パートやギャグが多めだったり、バトル中にも軽いギャグを挟んできたりとブロリーのような作品を期待してる人には好みが分かれるかもしれませんが無印のドラゴンボールが好きな人には最高の作品になっているのではないでしょうか。

また悟飯とピッコロ好きな人にも最高の映画になっていると思います。


  あらすじ

最初はレッドリボン軍崩壊の歴史の解説と共に少年期悟空とレッドリボン軍の戦いの映像が流れます。

そしてドクターゲロが造り出した人造人間達も悟空達によって敗れました。



レッド総帥の息子であるマゼンダはレッドリボン軍の復活は絶望的と考えていましたが、ドクターゲロの息子であるドクターヘドが天才科学者であることを知り、組織に取り込もうとします。


ドクターヘドはゲロのような悪人ではなく、むしろ「正義のヒーロー」に憧れを抱く人物でしたがマゼンダに「悟空達は世界侵略を目論む極悪人」と嘘をつき、ドクターヘドを利用します。


それから半年後、悟空とベジータがビルス様の星に修行に行っており2人が不在の地球ではいつも通りの平穏な日常が過ぎていました。



ピッコロはパンに修行を付けており、悟飯よりも筋が良いと評価しています。

またビーデルに頼まれ幼稚園にパンを迎えに行くなど悟飯一家に振り回されるピッコロさんも拝めます。


悟飯も修行を怠っており、いざとなれば悟空とベジータがなんとかしてくれると言い楽観的な様子。ピッコロは「その気になれば悟飯は悟空よりも強い」と話していましたが、修行を怠っている悟飯にはもう期待していない様子。


そしてピッコロはパンを幼稚園まで迎えに行くまで瞑想をしますが、そこにガンマ2号が襲撃。



ピッコロを「ピッコロ大魔王」と呼ぶ2号はピッコロに襲い掛かります。

ガンマ2号に押されるピッコロですが、隙を作り何とか逃げることに成功。



その後ガンマ2号を尾行しレッドリボン軍兵士に変装しアジト内に潜入。


そこでピッコロは、レッドリボン軍はガンマ1号、2号を完成させ、更にセルを模倣して造り出したセルマックスの研究を進めていることを知ります。


ピッコロはブルマを通じてビルス様の星にいる悟空達に連絡を取ろうとしますが、ウイスはブルマの呼び出しに気づかず。


自分で何とかするしかないと考えたピッコロはデンデに最長老がやったような潜在能力解放をしてもらおうとしますが、デンデには出来ず。代わりに神龍に頼み自身の潜在能力を解放してもらいました。

因みに残った2つの願いではブルマがお尻を引き締めるのとシワを失くすのに使われました。


レッドリボン軍に戻ったピッコロは、レッドリボン軍が悟飯を誘き寄せる為、パンを誘拐しようとしてることを知ります。


パンが誘拐されれば悟飯もやる気を出すと考えたピッコロは兵士と組み2人でパンを誘拐しに行きます。


ピッコロと同行した兵士は力ずくでパンを誘拐しようとするも一瞬でパンに気絶させられてしまいます。

その後ピッコロはパンを説得しパンに誘拐されたフリをしてもらいます。


パンが誘拐されたことを知った悟飯はブチ切れレッドリボン軍アジトへと乗り込みます。



ガンマ1号と戦う悟飯

しかし戦いの勘が鈍っていた悟飯は超サイヤ人2に変身しても苦戦してしまいます。

そこでピッコロはパンに叫び声を出させます。


これを聞いた悟飯は更にブチ切れアルティメットに。ガンマ1号と互角以上の戦いをします。


加勢に行くガンマ2号ですが、そこでピッコロが正体を表しピッコロvsガンマ2号となります。



ピッコロは潜在能力を解放し身体も黄色になった新たな形態でになりますが、それでも2号には及ばずピンチになります。

しかし神龍が「オマケ」で付けた能力が目覚め、やや巨大化し目つきが悪くオレンジ色になる新たな形態になります。(この形態は後に自身でオレンジピッコロと名乗る)


オレンジピッコロはガンマ2号の連続攻撃をもろともせず逆に2号を一瞬で倒しました。


ガンマ1号、2号が劣勢になり焦ったマゼンダはその場から逃げ出しセルマックスを起動させようとしますがパンに邪魔されます。


マゼンダがパンに発砲したことでガンマ1号、2号はレッドリボン軍を「悪」と認識し悟飯達に付きます。


マゼンダはその場から何とか逃げ切り、その後ドクターヘドに倒されますが、最後の力でセルマックスを起動させます。


そしてセルマックスが起動。巨大な第二形態セルのような姿ですが、まだ試作段階で制御ができていない為、知能のない化物になっていました。


セルマックスは圧倒的な力を振るい、悟飯達を圧倒、ブルマが助っ人として悟天、トランクス、18号、クリリンを連れてきますが、それでもどうすることもできませんでした。


しかしドクターヘドはセルマックスに弱点を作っており、それは頭のてっぺんであることを話します。


暴れるセルマックスに対し悟飯達は総攻撃を仕掛け、ピッコロは頭に攻撃しますが、生半可な攻撃ではもろともしないようです。


悟天とトランクスはフュージョンで合体しますが指の角度がズレ太っちょのゴテンクスになってしまいます。

しかし偶然太った体でセルマックスの頭部に体当たりが直撃しダメージが通ります。


勝機を見出したガンマ2号は己の命を賭けた全身全霊の攻撃を上空から繰り出そうとします。

悟飯達はセルマックスの気を引き、2号の攻撃を成功させようとします。


そしてクリリンが太陽拳でめくらましを行い2号が突撃しますが、頭を狙った2号の攻撃は左腕によって防がれてしまいます。

2号の命懸けの攻撃はセルマックスの左腕をちぎりますが、倒すには至りませんでした。


左腕を失ったセルマックスに対しオレンジピッコロは巨身術で巨大化しセルマックスを足止めします。

セルマックスに圧倒されるピッコロは悟飯に「自分が取り押さえている間に気を溜めろ」と言います。


しかし気を溜めている間にピッコロは意識を失います。ピッコロにとどめを刺そうとするセルマックスに対し悟飯はブチ切れ覚醒します。


悟飯の覚醒した姿は銀髪に赤目といった変身形態で(作中で名前や詳細は語られていない)

覚醒した悟飯はセルマックスを圧倒し、意識を取り戻したピッコロが巨大化状態で腕を伸ばしてセルマックスを拘束。その間に悟飯は師匠の技、魔貫光殺砲をセルマックスの頭部に放ち、セルマックスを倒しました。


ピッコロはセルマックスを悟空とベジータがいても危なかったと発言します。


ガンマ2号は力を使い果たした為死亡してしまい、ドクターヘドとガンマ1号はカプセルコーポレーションで雇ってもらうことになりました。


最後はベジータが組み手で悟空に勝利し映画は終わります。


感想

前作のブロリーとは違ったタイプの作品で、戦闘シーンの迫力も凄かったのですが、日常パートや悟飯とピッコロの関係性などにスポットが当てられた作品でした。

シリアスな戦闘中にも鳥山先生らしいギャグが詰められていたりと無印好きの方は特に好きなのではないでしょうか。

私は悟飯が好きなので悟飯とピッコロが大活躍したこの映画は本当に刺さりました。


ということでここからは本作の良かったところについて紹介していきます。


  日常パート

本作品は日常パートが多く、ギャグシーン多めで鳥山先生らしさを感じることができました。

ピッコロがパンの幼稚園のお迎えに行ったりビルス様の意外なタイプが明らかになったり、ピッコロがガンマ2号との戦いで思わずツッコんでしまった「なぜ文字が出る!?」という台詞も面白かったですね。

無印やアラレちゃんが好きな人には刺さる作品となっているのではないかと感じました。


  フルCG

本作はフルCGということで不安という声も多かったですが、そんな心配はなくCGでも大迫力のドラゴンボールを楽しめました。

カメラワークもぐるぐる回るなどフルCGである利点を活かしていました。


  悟飯とピッコロが大活躍

ドラゴンボール超からは活躍が控えめだった悟飯とピッコロですが本作品では主役となっていました。

インフレに置いてかれていた2人ですが本作にてついに新形態を手に入れ悟空やベジータにも劣らない強さにまでなりました。

2人の関係にもスポットが当てられており、ピッコロが修行をしない悟飯に期待しなくなる一方で「本気を出せば誰よりも強い」と信じている所が良かったです。


そして何と言っても悟飯が最後に放った魔貫光殺砲は激アツでしたね。まさか野沢さんの声で魔貫光殺砲が聞けるとは…。

密かに練習していたというのも師弟愛を感じましたね。



  まとめ

いかがでしたでしょうか。

個人的には日常パートよりバトルを期待していましたが、本作品は日常パートが面白くいい意味で期待を裏切られました。

また悟飯好きな私としてはとても嬉しい内容となっていました。

続編が決定されたら悟飯の新形態の詳細や名前、強さについて知りたいですね。


以上、ドラゴンボール超スーパーヒーローのあらすじと感想についてでした。