始まりの物語はこちらから読めます↓
つづき
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姑が帰ってから少しずつ前駆陣痛が始まりました。
そして母が来て3日後の夜中に陣痛が始まりました。
元夫に陣痛がきたことを教えました。
元夫:「ん?おぉ」
間隔が早まり病院へ連絡すると今すぐ来るように指示。
私:「もう病院行かなきゃ・・・(痛い)」
元夫:「おぉ、いってらっしゃい」
いってらっしゃい?
今、いってらっしゃいって言った?
妻が陣痛が進んでこれから出産に挑むかもしれないのに「行ってらっしゃい」?
おい、モラ夫思い出せ。
誰のために今回の出産を里帰りではなく名古屋にしたと思っているんだ?
寂しいからこっちで産めって言ったのはどこのどいつだ?
え?
わらかないって?
じゃ、教えてあげるよ。
よく聞いててよ。
おまえじゃボケーーーーー!!!!!!
痛くて苦しい。
でも元夫は使い物にならない。
というか寝てる。
母を起こしました。
私:「お母さん・・・ごめん。起きて。陣痛がだいぶ早まってるから病院に送ってほしい・・・」
母:「・・・わかったよ。」
母にはふすま一枚越しで隣の部屋に寝ていたので元夫との会話が丸聞こえだったと思います。
寒い冬の日。
母には入院バックを持ってもらい、車の準備をしてもらいました。
エレベーターのないマンションだったので
4階から1階まで歩いて降りようとしましたが、
痛くて一歩下りるのがやっと。
元夫は助けに来ません。
寝てるので。
痛い。
動けない。
でももう産まれる。
降りなきゃ。
ガチャッ。
ドアの開く音がしました。
うそ。
絶対来ないと思ってたのに、
元夫が助けにきてくれた。
と、思ったら隣の家のおじさんでした。
おじさんはタクシーの運転手でこれから出勤するところでした。
私に気づき、1階まで降りるのを助けてくれました。
1階で母が手を貸してくれておじさんにお礼を伝え、
車に乗ろうとしますが、痛くて足をあげれず乗れない。
やっとの想いで車に乗って、病院まで行きました。
病院について車いすに乗りすぐに分娩台へ上がりました。
つづく
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