鷲の巣村@南フランス

8月16日、旅行5日目は”鷲の巣”村巡りの一日。

 

もともと8世紀頃にサラセン人(トルコ人、アラブ人、ムーア人を総称した名称)

の攻撃から逃れるために、高台に城壁を築いて移り住んだ集落を

鷲の巣村と呼びます。

南仏のコートダジュールにはこのような鷲の巣村が100以上あるらしい。

中世のたたずまいを残す迷路のように入り組んだ石畳の小さな村です。

 

私達は ビオットカーニュ・シュル・メールサン・ポール、エズ

4つの鷲の巣村をまわりました。

 

サンポールタイル サンポール遠景


左の写真は サン・ポールの陶器で出来た村の地図、

右はサン・ポールの村を遠くから撮った写真です。

見比べて見ると、同じなのがおわかりでしょうか。。

(すべての写真はクリックすると大きくなります)

 

鷲の巣村石畳

村の迷路のような石畳の道。

 

鷲の巣村ヴィオット 鷲の巣村 鷲の巣村アトリエ 鷲の巣村彫刻


鷲の巣村には、芸術家や工芸家たちのアトリエが多いのも特徴のひとつ。

石畳の通りに面して現代アートの画廊がたくさん並んでいました。

Sculpture・・・彫刻のお店の看板もとってもお洒落。

特にガラス作りで有名なビオットが街全体の色合いがとても可愛かったです。

 

鷲の巣村石鹸 鷲の巣村バルサミコ エズ雑貨バッグ


手作り石鹸、いろんな香りのバルサミコ酢専門店、籐のバッグを買い損ねた

ショップ・・・

雑貨好きな私にはたまらないお店がたくさんありました。

でも私達には時間がない。。。

お昼ごはんも食べずにいつものように走り回りました。

 

akuakugogoさんが薦めてくれたマティスの教会のあるヴァンスや、

香水の町グラースに行くことができなくて残念でした。

 

そして、この旅の一番の目的地のエズへ。

 

エズ地中海を見おろす


海抜420mの海から垂直に切り立った崖の上から、コートダジュールが

一望できます。

これこそ絶景。。素晴らしい眺めです。

山頂にはふたつのシャトーホテルがあります。

 

エズホテル エズシャトーエザ


エズの村は、石畳が螺旋を描きながら張り付くように崖の上にあるのですが

その一番の突端に建つのが シャトーエザ(写真右)。

私達は、もうひとつのシャトー・ド・ラ・シェーブル・ドールというホテルに

泊まりました。

 

エズ先端カフェパラソル エズレストランランチ


このエズのホテルには、この旅行中唯一2泊できました。

2日目のランチはこの絶景のレストランで食べました。

風がものすごく強くて、パラソルを途中で閉じられてしまい、

お店の人がそれを畳もうとしたら、ものすごい突風でパラソルが折れて

崖下に落ちていきました。

ものすごーく景色は良くて素晴らしかったけど、隠れるところもなくて

めちゃくちゃ焼けてしまいました。

 

トマトファルシー アーティチョーク


トマトのファルシー、アーティチョーク、ツナのパテ、ハーブのサラダに

美味しいフランスパン。。

ここでは(ごはん粒がなくても)新鮮な素材のランチがとても美味しかった~