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スマホにおけるSNS競争はtwitterの圧勝!

こんにちは。モバイルマーケティング・ジャパン、インターン生の六車です。
最近急激に寒くなりましたね。体調など崩さないようお気をつけ下さい。

さて、iPhone4Sも発売され盛り上がっているスマホ市場ですが、増え続けるスマホユーザーは一体どんなアプリを好み、ダウンロードしているのか?
スマホユーザーの動向について自主調査を行いました。

画像
⇒リリースはこちら

≪トピックス≫

◆スマホ市場でのSNS競争は「Twitter」が40%で圧勝
◆人気アプリは「いつでも・どこでも」便利/楽しい
◆人気スマホゲームは「シンプル」「簡単」「分かりやすい」
  パズルゲームをなんと5割が利用
◆ゲームアプリ:プレイは「クチコミ」、課金は「経験則」

スマホユーザーに現在スマホで利用しているSNSを聞いたところ、twitterが40%とダントツに高い割合を示しました。mixiやfacebookは約25%となりました。
twitterを利用している理由については、「情報が早い」、「手軽」などの点が挙げられ、即時性と簡易性が評価されているようです。
SNSもそれぞれ個性があり、ユーザーが見出す価値も異なります。ユーザー自身の生活スタイルが変化することによっても勢力図は変化していくでしょう。

アプリについては「いつでも・どこでも」というモバイルならではの利便性を求める声が多く挙がりました。
また、シンプルで分かりやすいゲームが人気で、パズルゲームの利用者は約半数を占め、ソーシャルゲームやロールプレイングゲームは約15%に留まりました。
電車の待ち時間や暇つぶしに気軽に出来るゲームが支持されているようです。

また、アプリをダウンロードするきっかけは口コミやランキングなど周囲の評価であるのに比べ、課金を行うきっかけは「無料版をプレイして面白かったから」、「もともと好きなシリーズだったから」、「キャンペーン/セール中で値段が安くなっていたから」などの理由が上位に挙げられ、自分の評価を基準にしていることがわかります。
実際に「面白い」体験をしてもらうことで、多くの課金ユーザーを生み出すことが出来るのです。

進化し続けているスマホ市場。新たな技術が次々と生み出され、機能も増えてづけています。
しかし、ユーザーがスマホに求めているものは意外にシンプルなものなのかもしれませんね。


(六車@モバイルマーケティング・ジャパン

iPhone5がauから発売

こんにちは。モバイルマーケティングジャパン、インターン生の六車です。

先日の台風は大変な騒ぎになっていましたが、みなさんも帰宅の道などお困りになったのではないでしょうか。お疲れさまです。
関東は台風も去って晴天に恵まれていますが、いまだ北海道などでは台風が猛威をふるっています。お気をつけください。

話は変わりまして、昨晩Twitterを見ていると、TLがiPhone5がKDDIから発売されるというニュースでとても盛り上がっていました。
私にはiPhone=SOFT BANKという固定概念があったため、常識が覆された様な気分でいっぱいでした。
しかしapple側にも様々な事情が絡んでいるようで、今まで原則としていた「一国一通信会社」の制度を崩しつつあります。
アメリカでもiPhone5からは大手3社すべてから発売されるようです。
softbank独占状態であった日本ではiPhone効果もありsoftbankの新規契約者数が飛躍的に増加してきました。
ソフトバンクは公式発表していないものの、累計販売台数は750万台前後にも上り、現在のソフトバンクの月間加入者数20万~30万件のうち半数程度がiPhoneの新規契約者と見られています。
ソフトバンク内での機種変更を合わせればiPhoneが月間30万件近い契約を獲得していることになるのです。(調査会社ガートナー調べ)
しかし、その成長にも歯止めがかかってしまうのではないでしょうか。

ソフトバンクは従来からインフラ整備の弱さを指摘されてきました。私自身iPhoneユーザーですが、電波が届かないこともあり、合宿地などでは稀に入らなく、少し郊外に住んでいた頃は家の中でも圏外なんてこともありました。
今ではFree WIFIの使えるお店や駅も増えてきましたが、旅行中やアウトドア活動の最中に電波が入らないというのは、やっぱり不安ですよね。
KDDIはSOFTBANKに比べてかなり強いインフラを持ってるため、これからは繋がるiPhoneとしての価値が評価されそうです。
また、softbankの戦略といえばタダトモです。ほとんどの友人がiPhoneユーザーのため、タダトモ制度には私もすごくお世話になっています。
従来は、iPhoneだからタダトモだね!という会話になる機会も多くありましたが、これからは、どっちのiPhone??なんていう会話が交わされることでしょう。
電波かタダトモか。これから契約者数にはどのような変化があるのでしょうか。

しかしappleは、販売メーカーにノルマを課すことで知られています。今までのように独占状態でなくなってしまったsoftbank、ノルマを達成することはできるのでしょうか。
また、KDDIはノルマ達成のためどのような新プランや戦力を打ち出していくのでしょうか。
注目していきたいと思います。

NYへの旅行:アパートメントホテルの魅力とは

こんにちは、モバイルマーケティングジャパン インターン生の六車です。

私も含めて大学生は今夏休みの真っ最中です。友人が大学生の間は人生の夏休みだと話していましたが、まさにその通りだと思います。

人生において、こんなに好きなことや頑張りたいこと、贅沢な時間の使い方ができるのは今だけかもしれません。勉強、遊び、インターン、バイト、サークル、部活など、その自由な時間を使ってみんなさまざまな事に取り組んでいます。

私は今回の夏休みを利用してアメリカ ニューヨークに旅行に行ってきました。
経済、ファッション、すべてにおいて世界の最先端を進むニューヨークは、とてもエキサイティングで魅力的な街でした。
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また現地の人が親切にして下さったことも印象的でした。わたしたちが迷ったときも、目的地をわざわざiPhoneで検索して案内してくれたり、重いスーツケースを運んでくれたりと、素敵なジェントルマンの方々もたくさんいらっしゃいました。また、様々な人種の方がいるので、他の国に比べて外人扱いされませんでした。

明るくて楽しい、陽気な、遊びにも仕事にも全力のニューヨーカーをとても大好きになりました。
また、目があったらにこっとほほ笑む。これはアメリカでは何気なく行われていて当たり前のことですが、日本ではほとんどの場合、気まずくなり目をそらされたりと、日本では、人と人とが関わり合うことを避けているように感じられます。
日本人の真面目だったり、神経質だったりする国民性は嫌いではありませんが、笑顔をひとつ向けるだけで、心が少し明るくなのではないかと思いました。

話は変わりまして、今回のニューヨーク旅行でわたしたちは、マンハッタンにあるアパートメントホテルに滞在しました。
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アパートメントホテルとは、キッチンや家具、ランドリーなど生活に必要な設備が整った短期アパートのことで、自分の家のようにリラックスして過ごせることがポイントです。
通常のホテルとは違い、ベットメイキングや食事、アメニティはついていませんが低価格で立地条件が良いことが、アパートメントホテルの利点と言えます。

1日フリーで楽しみ、食事も好きなところで食べたかったわたしたちのニーズと合っていて、何より低価格なことが私たちにはうれしかったです。
日本人限定や女性限定など自分に合ったタイプを選ぶことができるのも一つの魅力でしょう。わたしたちも日本人経営のアパートメントホテルに滞在しましたが、日本語で細かい説明を聞けることにはとても安心しました。

アパートメントホテルは、日本でも東京や京都などにはいくつかあるようです。
その街の住人になったような気分で過ごすことのできるアパートメントホテル、これからも旅行の際には利用したいと思います。興味がある方はぜひ調べてみてください。

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旭山動物園に行ってきました。

こんにちは。モバイルマーケティング・ジャパンインターン生の六車です。
私事ですが、つい先日大学のゼミ合宿で北海道に行ってきました。その際に念願の旭山動物園に立ち寄りました**

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私は、動物園や水族館が大好きで、おすすめスポットは全国にあるのですが、旭山動物園もお気に入りに仲間入りしました。
旭山動物園は少し前にその経営改革が話題となり、テレビドラマ化もされるなど、前々から作りなどは知っていたのですが、実際に見て驚いた点も多かったので、写真も交えてご紹介したいと思います。

みなさん御存じの方も多いかと思いますが、旭山動物園と言えば”行動展示”です。
土地が広いことも関係しているかもしれませんが、人間が使うようなアスレチックがあったり、動物たちが、自然界で生きている姿に近い形で、生活していることが印象に残りました。

また私は、

→ぺんぎん館
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→あざらし館
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→ほっきょくぐま館
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のコースで動物園を進んだのですが、これは何の順番だか分かりますか?

実は、ペンギンはアザラシの餌であり、アザラシはホッキョクグマの餌となるのです。自然界は弱肉強食の世界なのだと痛感しました。

旭山動物園では、”ただかわいい”だけの展示ではなく、ホッキョククマがどのようにアザラシを捕えるかなど、厳しい自然の掟も知る機会を与えてくれているのです。
事実、わたしもホッキョクグマはかわいいという認識しかありませんでしたが、アザラシの目線からホッキョクグマの動きを体感できるゾーンでは、あまりの迫力に驚きました。
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またオオカミの森とエゾジカの森は隣り合っていて、「危険じゃないのかな?」と思いました。
また、オオカミの森の中にはオオカミが絶滅の危機に直面にしている現状について、イラストで解説されていました。
人間によってオオカミの駆除が盛んに行われたことで、オオカミは減少し、天敵のいなくなったエゾジカが大量発生し、人間はエゾシカの被害に苦しめられているのです。

人間が自然に手を出すことによって生態系を壊してしまった歴史がつづられ、胸が苦しくなりました。

このように旭山動物園はかわいいだけでなく、動物が自然界に近い形で飼育されていることで、その中で直面している様々な問題を感じることができました。

旭山動物園は、ピーク時からは入園者数は減少しているものの日本最北にありながら最も人気の遊園地となっています。

一時は閉園の危機に瀕したこともありましたが、動物園とはどうあるべきか?と議論を重ね、”動物と共に生きる”というビジョンを全スタッフが共有したことが、この成功につながっているのではないでしょうか。
どこの動物園にもいる種の動物たちが、ここでしか見れない姿であるということが、旭山動物園の魅力だと思います。

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北海道に行かれる機会がありましたら、少し時間はかかりますが、足を運ぶことをお勧めします。

家族の絆・お弁当メール

こんにちは。
はじめまして。モバイルマーケティング・ジャパンでインターン生をさせていただいている六車です。

震災や政治の混乱などの悲しいニュースが多いですが、日本を元気づける明るいニュースも増えてきましたね*
先週九州新幹線のCMがテレビで多く取り上げられ、目にした人も多いのではないでしょうか?
カラフルで、温かい気持ちになるとても素敵なCMだと思います。日本のCMがカンヌ国際広告賞で賞を獲り、世界に評価されたことも嬉しいですが、日本の国民が前を向いて笑顔でいるということを知っていただけたらうれしいと思いました。

今日ご紹介したいのは九州新幹線のCMではなく、東京ガスのCMです。私も友人に勧められて動画サイトで初めてCMを見ましたが、とても心が温かくなる、お母さんにありがとうと伝えたくなるCMです。

東京ガスはメッセージ性の高いCMを数多く作成していて、わたしのお気に入りのCMは、その中の「家族の絆・お弁当メール」です。

モバイルマーケティング・ジャパンのコーポレートブログ-弁当1
モバイルマーケティング・ジャパンのコーポレートブログ-弁当2
Copyright:東京ガス


みなさんも学生時代はお弁当で育ったという人か多いのではないでしょうか。
毎日当たり前のようにお弁当を持たせてくれるお母さんに、感謝の気持ちでいっぱいでも、なかなか恥ずかしくて伝えられないものですよね。
このCMはそんな、誰しもが経験してきた懐かしい気持ちや感謝の気持ちが込み上げてきます。


内容は、会話の減ってしまった息子に対して母親がお弁当でメッセージを伝えるというもの。是非見て感動していただきたいので内容については詳しく書きませんが、お弁当には栄養以上にお母さんの愛情がたくさん詰まっているのだなと心がぽっと温かくなりました。

モバイルマーケティング・ジャパンのコーポレートブログ-弁当3
Copyright:東京ガス

このCMにおいて東京ガスは何を目的としているのでしょうか?東京ガスのサイトには、食育と料理への取り組みがけ掲載されていました。東京ガスはこんなに多くのことに取り組んでいたのだとその時サイトを見て初めて知りました。
http://www.tokyo-gas.co.jp/


CMは、もちろん商品やサービスの売上げや認知度のアップにも効果的ですが、東京ガスのように有名である程度需要の確立されている大手企業にとっては、イメージ向上や企業にアクセスするきっかけ作りも重要な役目なのだと思いました。


余談ですが、わたしも中高と6年間お弁当で育ちました。
嫌いなものが入っていて怒ったり、食べないで帰ってしまうこともありましたが、今ではお母さんのお弁当がすごーく懐かしいです。
私もお弁当は作りますが、お母さんには敵わないものですね。

みなさんも良かったら、東京ガスのCM見てみて下さい。心がぽっと温かくなりますよ*

(六車@モバイルマーケティング・ジャパン(インターン生))

「震災結婚」&「震災離婚」

こんにちは。
モバイルマーケティング・ジャパン丸山です。

3月の震災後、しばらくたってから
幾つかのメディアで「結婚する人が増加した」という記事を
何度か見聞きしました。

結婚情報紹介サービス大手のオーネットでは、
4月の資料請求件数が前年同月比、関東の女性でみると24%も増加。

「ノッツェ」で知られる結婚情報センター郡山支店(福島県郡山市)は、
震災前と比べて入会者が1.5倍以上増えたそうです。

(元の記事:asahi.com,2011/5/15

また、朝のテレビ番組では、女性の結婚したい男性像が
変わった
、とも報じられていました。

男らしさやカッコ良さを求めていた女性が
やさしさ、生命力の強さを求めるようになったとか。


一方で、離婚率も増加したというニュースも目にします。
ある東京の法律事務所では、離婚に関する相談の影響で
震災以後、相談件数が2割増加。
仙台市の離婚相談所では、離婚相談が震災前の3倍となったそうです。
(元の記事:Jcastテレビウォッチ,2011/5/30

震災のような深刻な場に際して、
助けあえた夫婦もいたと思いますが、
価値観の違いや、お互いの頼れない点などを
感じた人も少なくないため、「震災離婚」が増えたと考えられています。



「震災結婚」と「震災離婚」相反する社会現象のようではありますが、
実は同じ震災が人の心理に与えた影響、
「一緒にいる人について、真剣に考え行動に移さなくてはいけない」
と無意識に考えさせる影響を、表しているように感じます。

(丸山@モバイルマーケティング・ジャパン

震災時のメディア利用:SNS が役立った人はわずか5%!?

こんにちは。
モバイルマーケティング・ジャパン丸山です。
梅雨時、ザーザー降りは少ないですが、不安定な天気が続いていますね雨


東北地方太平洋沖地震から、3か月が過ぎましたが、
その際に、メディア接触ができる地域の人が、
どのようなメディアから、どのような情報を得て、
どのように活用したのか…。

そんなことを改めて、みなさんにお聞きし、
調査リリースとして発表させていただきました。

モバイルマーケティング・ジャパンのコーポレートブログ-震災時メディア
⇒リリースはこちら

≪トピックス≫
◆震災時にもっとも役立った情報源はテレビで71.9%、SNS と答えた人はわずか5%
◆震災後にツイッター活用を始めた人は8.6%、フェイスブックは1.5%
◆震災当日からしばらくの間に必要と感じた情報は、「震災の実態」、「被災地の情報」、「余震情報」など主にマスメディアで報じられた情報が上位に



「TwitterやFacebookが家族や友人の状況把握に役にたったため、
それらSNS会員が増えた」と何となく報じられていたのですが、
実際の調査結果を見ると…
震災後にツイッター活用を始めた人は8.6%、フェイスブックは1.5%
新規登録をした人はわずか1.8%、0.4%。


調査を行った私たちも意外な結果でした。

また、もっとも有用な情報源となったメディアは「テレビ」。
続いて「ラジオ」と、やはりマスメディア情報が頼りにされたようです。


とはいえ、マスメディアで得られるのは震災の実態や被災地の状況、
SNSなどで得られるのは家族や知人の状況とコミュニケーションなど
メディアの性質そのものが違うので、
必要な情報を得るメディアを把握し、
時と場に応じて使うことが、賢いメディア利用法と言えると思います。

(丸山@モバイルマーケティング・ジャパン

「顔本(Facebook」始めました-vol.3 「大事なことは、目的を明確にすること」

前回までFM横浜さんの事例を紹介してきました。
では、なぜ弊社がFacebookの運用をしているのか?
そして、「何」をしているのか?

我々からみたFacebookはツールです。
もしかしたら、Facebookじゃなくてテレビがツールになるかもしれません。
でも、FM横浜さんにはFacebookを使って頂いています。

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実は、初めにお話を頂いた際に、各種の分析ツールを使って、
現状の「課題の洗い出し」や「なりたい姿」を明らかにしました。
そして、ツールを通して伝えたい「キーメッセージ」を開発し、
「キーメッセージ」を軸にコンテンツ開発をすることになりました。
その際に、ツール選定を行い、Facebook採用に決めた経緯もあります。

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FM横浜さんの場合、「番組を通してコミュニティを形成する」という
明確なキーメッセージがあったので、メディアだけに頼らない、
オペレーションが出来たかと考えています。

他方、会社が実施する場合、明確なメッセージが無く、各担当者の「想い」や
「知識」で始め、運営がうまく行かないことが多いと思います。
しかし、その前の段階をしっかりと設計することで、メッセージの強い
Facebookページを運営出来ると思います!!

では、毎週土曜日にFacebook & ラジオでお会いしましょう!!

「顔本(Facebook」始めました-vol.2 「オペレーション」編

時間が経ってしましました。
もう少し、早く更新する予定でしたが、申し訳ありませんでした。

さて、前回からの続きになります。
前回、Facebookの導入について記載させて頂きましたが、
今回は、「オペレーション」の話になります。

改めて考えてみると、Facebookを導入するには、
各社それぞれの動機があると思います。
blogやtwitterでも「導入」というハードルを越えた先に見えるのが、
「オペレーション」です。
FM横浜さんの場合、放送は週1回2時間。
当然のことながら、放送時間以外はラジオを通しての
コミュニケーションは出来ません。
そこで、放送日と放送日以外の「オペレーション」方法を
ご紹介させて頂きます。

①:「放送日」のオペレーション
Smilin'! Groovin!」の放送時間は毎週土曜日の11時~13時までの2時間。
Facebookでの番組開始は、10:30分前後から番組DJのVanceとトッチーの投稿から開始します。
Smilin'! Groovin!」は、スタジオからUSTREAM配信もしており、USTREAM配信の開始が
Facebookでのスタートになります。
その後、放送開始5分前に、担当DJ2名がスタンバイ中の写真を投稿し、
番組開始とリクエスト&メッセージのリマインド投稿を行います。
また、この時間帯から、番組のFacebookで投稿が活性化し始めます。
実は、番組として放送時間中に投稿しているのは、「テーマ」「かかっている楽曲」
程度なのです。
それ以外は、リスナーの方から投稿頂いた内容に対して「コメント」を記載したり、
「いいね」をする程度です。
もちろん、番組で紹介するコメントもモニタリングし、
ディレクターがOKを出した内容に関しては、番組で採用しています。

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更に、FM横浜さんが提供しているイベントなどをURLをつけて投稿しています。


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:「放送日」以外のオペレーション
放送日以外のオペレーションは、いたってシンプルです。
週の前半は、放送日に紹介出来なかった内容や伝えきれなかった内容の投稿。
週の後半から、
1) 次週番組の「テーマ」発表
2) 次週番組の「ラストソング」投票開始

など、番組に関する内容に加え、Facebook限定「裏企画」も行っています。
例えば、DJ2名の似顔絵コンテストなどのイラスト&写真投稿企画。
最寄りの「桜写真」投稿企画など、Facebookの特性を利用した企画を実施しています。

では、効果はどうなのか?
具体的な数値は発表出来ないものの、Facebook開始後、メールなどを含めたリクエストや
メッセージ数はかなりの量になっています。
さらに、放送エリア以外の方からもリクエストやメッセージを受けることも多くなってきています。

FM横浜さんの場合、メディアである特性を活かして集客したのは事実ですが、
メディアの力だけに頼っていたら、ここまでの結果は出せていなかったと思います。
では、何故か?
次回は、その謎をお伝えします。

「顔本(Facebook)」始めました - vol.1 「導入編」-

導入の経緯 ~「番組改編。Facebookを使った企画を考えて欲しい」~

前回、Facebookをラジオで採用したFM YOKOHAMAさんのお話をしましたが、
今回は、より具体的な「導入」に関してです。

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親交のあるマネージメント会社の方より「Facebookを使った企画を考えて欲しい」
との連絡があったのが、3月初頭。

頂いた要点を整理すると、

①:4月から番組の構成が「ランキング番組」から「リクエスト番組」に変わる
②:DJは改変前と変わらない
③:他の番組と差別化するので、Facebookを使おうと思う
④:ただ、中身は何も決まっていない
⑤:スタッフもこれからアカウントを作る
と、ほぼゼロベースからの相談。

これまでの「ランキング番組」では
リスナーからの「声」> 構成が重要

「リクエスト番組」の場合、
「番組の構成要素」=「リスナーの声」
となるため、コミュニケーション手段が重要になることから、
「3月中旬までに企画を固めて、プロデューサーと会食しながら方向性を決めよう」
と話が進んでいた最中、大地震が発生。
当然、番組の構成内容は非常体制に変わり、会食はおろか、打ち合わせも
全てキャンセル。しかし、番組のスタートは4月と変わらず。

与えられた課題をもとに、「何が出来るか」を考えた結果

①:Facebookが「分からない」前提で初回の放送を行う
②:「使い方を教えてあげる」ではなく、「一緒に使えるように」成長していく
③:twitter、blog、USTREAMをFacebookを軸に繋げる

上記3点を軸に初回の放送を迎えることに。
(ちなみに、やりとりも全てFacebook上で行いました。これは今もですが…)

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では、具体的に何をしたかと言うと、
①:Facebookが「分からない」前提で初回の放送を行う


放送中に「声」でFacebookアカウントの作り方をレクチャー。
さらに、放送終了後に、「アカウント開設の方法」を動画で撮影し、
番組のblogとtwitterで告知。

②:「使い方を教えてあげる」ではなく、「一緒に使えるように」成長していく

既に番組の名物企画になっている「ラストソング投票」。
1週間に1つ、Facebookの機能を使いこなそう。を合い言葉に始めたこの企画に
使用する「投票アプリ」をリスナーに聞く。という所から始めました。
(現在は「poll」を使用しています)

③:twitter、blog、USTREAMをFacebookを軸に繋げる

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番組に参加してもらうのに、考えたのが「映像配信」。
通常の「声」だけの放送では、番組内で話をした内容だけが「ネタ」に
なってしまうため、スタジオにカメラをセットし、USTREAMで配信することで、
各DJの表情を配信するほか、番組終了後にUSTREAM視聴者のみに
別番組を配信することで、リスナーとの距離を縮める施策に。
(番組開始当初は「Livestream」を使用し、現在は「USTREAM」に変更)

さらには、twitterとFacebookを連携させた他、長い文面はblogで紹介し、
Facebookのウォール上に貼付けるなど、これまでの資産もフル活用しています。

と、ざっとした経緯と初回放送までをご紹介させて頂きました。

既に気づかれた方も多いと思うのですが、上記の文面は全て
「テクニカル」なことなのです。ページは作って、ラジオの盲点をついた
フックのあるコンテンツを作ったというだけなんです。
ただ、これだけでは、週一回の放送に参加してくれるリスナーが
増えるはずもありません。
と、そこで、次回は「参加して頂く施策作り」、
「オペレーション」と「導線」をご紹介したいと思います。

それでは!
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