こんにちは!
ずっと投稿していないのに、
続けて投稿、恐縮です(;´∀`)
投稿の仕方を忘れてしまうので
覚えているうちに投稿しとこうと
さて、またもや
「カウンセリング型1on1」
についてです。
今日は少し事例を書きたいと思います。
「カウンセリング型1on1」では、
仕事のことだけしか話さないのではありません。
仕事と関係ないことを話したりする。
でもそれが、その方の課題だったり、
成長に繋がる重要なことだったりするのです。
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企業への出張カウンセリングの事例です。
(ご本人の了解を得て書いています)
真面目でおとなしそうな50代男性。
「今まで専門性の高い職場で
黙々と仕事をしていたが、
人と関わることが多い部署に異動になった。
人と話すのが苦手。
人から嫌われるので人が多いところが嫌」
と話されました。
「人から嫌われる」
というのが気になったので
具体的に聞いてみると、
挨拶しても返してくれないことなどから、
しょっちゅう
「自分は嫌われている」
と思うことが多いとのこと。
これは最近思い出したのではなく、
だいぶ長いこと思いこんでいると思い、
いつから
「嫌われている」
という言葉が浮かんでくるのか、
みていきました。
すると、小3の時の出来事を
思い出されました。
それは、
隣の席の女の子や
後ろの席の子たちが
自分の机から机を離し、
顔をしかめたりされた出来事でした。
そしてその方は
「自分のうちは豚を飼っていて、
豚臭かったんだと思う」
と苦しそうな表情で話されました。
そこで、
その隣の女の子が今隣に座っていると仮定して、
その席に座って女の子を感じてもらい、
考えずに口に出てくることを話してもらいました。
すると、
「ちょっと臭ってたのが嫌やった。
○○君(その方)が嫌いなわけじゃない。
何か悪いことされたわけじゃない。
ごめんね。
また仲良くしてね」
という言葉が出てきました。
自分の席に戻ってもらうと、
その方はポロポロポロポロ涙を流し、
「誰にも言えなかった。初めて話した」と。
その後、
「どんなによくしても、
嫌う人はいると思う。
今挨拶して返ってこなかったらどう思う?」
と確認すると、
「気にならない。
挨拶をしてくれる人はいっぱいいる」
と力強く答えられました。
今後のためにトラウマケアをし、
カウンセリングは終了しました。
これは30分のカウンセリングの1コマです。
心理療法も入っているので、
普通のカウンセリングとは少し異なります。
しかし、カウンセリングを学ばなくても、
部下の心に触れるような1on1ができる。
それが「カウンセリング型1on1」です。
もしかしたら、
下手なカウンセリングよりも
効果があるのではないかと思います。
そんなとてもよくできた「型」を学び、
出来るように訓練するワークショップです。
申込は、
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSeKhPTJHhZ.../viewform...