こんにちは(*^-^*)

 

カウンセラー・セラピスト・

企業研修講師の内海眞由美です。

 

私は生命保険に加入されている方で、

カウンセリングを申し込まれた方の

カウンセリングもしています。

(生命保険によっては、

申し込むと無料のカウンセリング券が

送られてくるんですよ。

ご自身のご加入の生命保険を

一度確認なさってくださいね)

 

今回は以前その5回券でカウンセリングに

来られた方のお話です。

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その方は来られた時

お仕事のお悩みを相談されていましたが、

かなりしんどい状態に見えました。

 

5回である程度結果を出さないと

と思った私は、

カウンセリング1回目に

認知行動療法をやってみました。

 

(認知行動療法というのは、

日本で鬱状態の方などによく推奨される

心理療法です)

 

しかし、2回目に来られた時、

その方は前回の話で出た

考えや行動を少し変えてみることに対し

「〇〇しょうと思ってしたんですが…」

と暗い表情で話されました。

 

やはりこれは思考、頭で考えることだから

上手くいかないだろうなと感じて、

その時の流れのまま今ここで、

内海眞由美という一人の人間として

ゲシュタルト療法やフォーカシングを使って

話を聞きました。

考えても考えてもどうにもならない人に、

思考を使うカウンセリングや心理療法では、

考えがぐるぐるまわったり

余計自分を責めてしまう結果になることがあります。

身体の感覚や動きなど、

「身体の声」は感情と繋がっているので、

それを使った心理療法はダイレクトに

自分の感情と繋がりやすいのです。

 

その後の4回のカウンセリングの中で、

いろんなことが起きました。

 

その後の経過で、

カウンセリング後に予定されてた、

その方が一番恐怖に感じておられた仕事が、

少しの緊張でやりきれた!

という報告を聞いて、

本当に良かったと私の胸の中で

喜びが広がっていきました。

 

5回が終わってその方は、帰り際に

 

「初めカウンセリングに来た時、

実はもう人生を終えようかと思ってたんです」

 

ぽつんと、

そして少し微笑んで言われました。

 

やっぱりカウンセラーとかの役割ではなく、

頭で考えるのではなく、

1人の同じ人間として、

お互いの感情を大事にしながら

「今目の前の人と一緒にいる」

と言うことを大事にする

ゲシュタルトはいいなぁと感じた出来事でした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。