なんか今更って感じですよね…、朝日新聞comにこのような記事が載ってました。
東日本、西日本、中日本の各高速道路会社(NEXCO)は、高速道路の案内標識に使ってきた独自の書体を、米アップルのiPad(アイパッド)などに採用されている市販のものに変えることを決めた。高速走行中でも見やすく、バランスが良いという。書体の変更は、1963年に国内初の高速が開通して以来、初めて。
新しい書体は、大日本スクリーン製造(京都市)の「ヒラギノ角ゴシック体 W5」。書籍や雑誌、テレビ番組のテロップなどに広く使われる。文字を構成する一画一画の間の空白の大きさが均等に見えるのが特徴だ。
3社は今年7月、新規開通や付け替えなどで標識を業者に発注する際に、今後はヒラギノを使うよう指示することを決定。今月開通した東九州自動車道(宮崎・門川―日向間、13.9キロ)の標識に早速登場した。
これまでの書体は、昭和30年代に旧日本道路公団が考案し、角張った独特の形状で「公団ゴシック」と呼ばれた。字の印象を決める部位を強調したり画数が多い漢字は大胆に省略したり、ドライバーが一瞬で認識できるよう工夫が凝らされた。
ただ、省略が多すぎるとの指摘があるほか、新しい字が必要になるたびに一からデザインするため、当初の開発者が亡くなった後は「統一性に欠ける」との問題もあった。(榊原謙) (引用ここまで)
公団ゴシックとヒラギノの違いを示した標識イメージがあったので、一部編集して、載せます。

果たして、NEXCO西日本で採用されていた、「デカ文字」とヒラギノはどちらが見やすいのだろうか…?
2社に比べて設置が遅かった東日本でも、東北道上河内SA、那須高原SAで設置されたという情報がある。
但し、新直轄方式が採用された尾道道では、NEXCO西日本で採用されていた、「デカ文字」が採用されている。
JB本四高速は、今のところ情報がない。
公団ゴシックとヒラギノ、それぞれいいところがある。そして、残るところでは残ると思う。
そのうちNEXCO区間では、公団ゴシックが絶滅してしまうのだろうか…?
別に僕は、ヒラギノ反対派ではないです。これも、時代の流れなんだろうな…、と思います。
公団ゴシック好きですけどね。
ただ、まだNEXCO区間でヒラギノが使われた標識を見たことがありません…。今度走る、常磐道と東名には、交換されヒラギノになっている標識はあるのだろうか…?
AD