AORなのです。
Fine
Fine(フィーネ)とは音楽用語で、終わりを意味する言葉です。KAMOMEの営業は9月半ばまで続きますが、僕らにとってKAMOME finalのオールキャストです。
そんなわけで、海外ドラマのストーリで例えると僕の何シーズン目かのストーリーが昨夜終わりました。これを引き継いでストーリーが始まるか、全く違うストーリーが始まるか、自分にも予測ができていませんが…。
画像を見て僕の右隣にいるのが何日か前のブログにも書いたBassの池田達也さんで、達也さんは海外の武者修行から帰ってきてすぐだったパーカッションの一匹くんとの出会いを作ってくれた人です。また、善明さんとも元々知り合いです。そもそも、このKAMOMEとのきっかけを作ってくれた恩人でもあります。こうしていろいろな人との出会いの中で自分の人生が構築されているのだと改めて思う瞬間でもありました。
しかし、不思議なことにがんばって繋いで行こうと思っても、繋げていけない人たちもいます。逆に、繋がっていたいと無理に思わなくても自然につながっていられる人たちもいます。それが日本語の良い言葉で言う『縁』というやつなんだろうと思います。
なにはともあれ、昨夜初めて見にきてくれた人も居て満員御礼の素晴らしいフィナーレを迎えることができました。これも、普段から見に来てくれていたお客さんあってのことです。
さて、ここですこし僕が印象に残ってるメンバーの昔話を。
一匹くん(パーカッション/竹本一匹)は最近では強面の不思議な雰囲気醸し出してる男ですが、実にいい奴で十数年前まだ年賀状をやり取りしてた頃、世間はプリントゴッコやパソコンプリンターが全盛だというのに、鉛筆手書きで文字びっしりの年賀状を毎年送ってくれていました。そんな所に彼の誠実さが見えてとても嬉しい気持ちになったのを覚えています。それは最近のメールでのやり取りにも現れています。
もっち(サックス/岩本義雄)は、淡々として僕のように感情を露わにするタイプでは無いので一見掴み所がないようですが、本当に掴み所がありません(笑)いやいや、そんなこともなく穏やかでいい奴です。僕のようなポップスのサックスばかり吹いてるように見えますが、おそらく音楽的なインテリジェンスは一番持ち合わせている人でしょう。某テーマパークでその演奏パフォーマンスを見たときに感動したのを今でも覚えています。機会があったら彼の本気のジャズやブラスセクションを見てみてください。
森くん(ドラム/森靖)14年前くらいだったかな?彼は渋谷にあった音楽学校のドラム科の生徒でした。ちょうどその頃僕は講師に慣れた頃でしたが、学生時代の彼は残像程度しか僕は覚えていませんでした。数年後、彼はドラム科の講師として学校に戻って来た時、同じバンドアンサンブルの授業受け持つことになり、彼のドラムプレイをしったのです。生徒から講師になったプレイヤーはたくさんいるのですが、おそらく好きな音楽ジャンルが似てるんでしょうね。それにとても勉強熱心でその誠実さがドラムプレイに現れています。
古谷さん(ベース/古谷圭介)年齢は僕の方がはるかに上なんですが、出会ったスタンスが互いに講師ということもあって未だにそう呼んでます。当時の学校は講師同士の呼び名とかもうるさくてちゃんと●●先生と呼ばないといけなかったりしてね。僕は早々に、そういうのめんどくさいなあとおもって、生徒からは先生と呼ばれることよりも学さんって呼ばれるようになってましたが(笑)僕の話はともかく、彼のロック好きはかなりのものですよ。学校ではよくバンT着てますしね。でも、なかなかのインテリでして、これまた音楽に対しても物凄く真摯に向き合う人なんです。だから安心して彼の思うまま弾いてもらえればそれで形になるとおもってます。そうそう、僕の友人で昔一緒にバンドやっていた秋山瑞穂さんという人がいるのですが、秋山さんは音楽学校の講師で、秋山さんに教わってたそうです。世間は狭いですな。
ゆきさん(ピアノ/青木ゆき)一緒に演奏するようになってから7〜8年くらい経つのかな?カンタンに言うとちょー真面目で才女であります。たしか、教員免許ももってたと思います。大学時代はジャズバンドでドラムやってたらしいです。プレイは聞いた事ないですけどね。僕が適当な譜面ばかり書くのでいつも怒られてます。というか、呆れられてると思います。なにかの時にレコーディングでピアノを弾いてもらったのですがまるでクオンタイズ(リズムに合わせて弾いたデータを修正する機能)を掛けたようにジャストタイミングで驚いたことがありました。少々かっちりしすぎるところはありますが、僕のユルさと合わせたらちょうど良いかなと勝手におもってます。始めた当初は現場対応が追いつかなくてかなり大変な思いをさせたとは思いますが、見た目の華奢さとはちがって、いまではだいぶたくましくなりました。
善明さん(ギター/善明 響一朗)まるで芸名みたいな名前ですが本名らしいです。でも字がちがっんだっけな?一見、僕とは全く接点がなさそうに見えますが、僕も高校生の時はハードロック少年でフライングVなんかを弾いてましたからまんざらでもないのですよ。そのあとAORやブラックミュージックという音楽に目覚めるまではね。それに、ニューミュージック時代のど真ん中を生きてきた人だからその辺の名曲をたくさんしってるわけですよ。もちろん、僕もそんな名曲を知ってるわけで、その辺で善明さんを見る目が変わったんだと思います。そして、本当に優しいです。知らない人だったら絶対に近寄らない人でしょうけどね(笑)いつだったか、色んなことを深く考えすぎる傾向にある僕を見て、声をかけてくれたのを覚えています。そして、楽屋で「俺たちサイコー!」っていう言葉にいつも勇気をもらってました。
そんな愛すべきメンバーと、積み重ねてきた音と時間がKAMOMEにはありました。そのKAMOMEがなくなってしまうの忍びないのですが、これも時の流れというか仕方のないことであります。おそらく、次に進め、もしくは、何か違う展開をという暗示のように思えてなりません。
正直いうと、これを機に表にでるのをやめてしまおうかともおもっていました。
僕は「楽しくイェー」って言うような歌や楽曲がメインではないですし、そう言うのも得意ではありません。そして、かなりの率で自分を追い込んで曲を作ったり歌ったりするので、物凄く精神的なエネルギーを消費して歌ってるんだと言うことに今更ながら気がついたこともあったりして。
若ければそんな自分を改善してと言う考え方もあるのでしょうけど、もうそれが自分なのだと開き直って受け入れるのも人生だろうなと思っています。
ひとまず、メンバーはまだ一緒にやってくれると言ってくれるので新天地を求めつぎは10月に予定しています。場所は横浜のHey joeです。詳細はまた改めて掲載します。
KAMOMEでのライブをご贔屓にしてくださった皆さん、ありがとうございました!
D.S. al Fine
6年間、いや、14年間かなKAMOMEが馬車道にできてからだから、いまのように隔月でやる前も年に2〜3回は出演させてもらってたからね。今日が最後になるわけですよ。
しかし、横浜という地は縁があるらしく、ビクターからデビューしてた頃にやってたFMラジオはFM横浜だったし、事務所の社長が横浜の人だったり…だからKAMOMEというお店に出会ったのはそういうことだったのかな?なんて思ったりね。
今日は曲の合計時間だけでも2時間半だから、休憩もあるし余裕で3時間は越すだろうなぁ。
ということで、今日は
17時オープンの18時スタート
ですのでお間違えのないように。
でも最初から見に来られなくても全然構いませんので
三部構成、ゆるりとやっております。
いまこの瞬間
あれからセットリストを少しいじりました。
多分、これでいい感じだと思います(*^▽^*)
明日は17時オープンの
18時スタートですので
最初から見ようと思っている方はお間違いなく!
曲順が…
それは、今年(2018年)4月の二回目のライブのリハーサル前の時でした。KAMOMEのマスターがおもむろに近付いて来て
「まだオフレコなんだけれど、9月に閉めることにしたんだよ」
「え?」
「一応、よく出てもらってる人にだけ伝えておこうとおもってね」
「…」
永遠というのはないので、いつかそんな日が来るかもしれないとは思ってましたが、ただ僕としては、マスターが体調不良などでKAMOMEを閉めることにしたわけではないということだけが救いでした。
隠すことでもないのですが、今年10月に僕は50歳になります。普段、20代前後の若い生徒たちと過ごすことが多いので、自分でもそんな歳になったことが信じられないくらい年齢的な自覚がほとんどありませんが、確実に身体的には衰えてきていることを感じずにはいられないのは本音です。KAMOMEで過ごしてきた時間と重ね合わせて50歳を迎えるライブができたらいいなとは思っていたんですが、それはできなくなってしまいました。
年初めに、今年が何かの節目になる年だということは、すでに感じてはいたのですが、いつもこうして対外的にというか強制的に何かの変化を受けてやっとそれを認識するような感じです。
今日も朝から19日用に選曲した曲順を考えていました。やり残したことがないようにとメンバーからのリクエストをメインに選曲したらなんと全部で32曲。普段の約3倍の曲数なので18時開演にしました。なんとなくの3部構成です。でもここからもう少しだけ変更するかもしれません。といっても増やすことはもうできないですが…。
3部構成なので、どこから来てもらってもいいように曲順を並べてたら、ちょっと面白い感じの曲順になってしまいました。
長丁場になるのでMC控えめにしたいとはおもってますが、どうなることやら。
いずれにしても、曲数が多いとはいえ、普段のように歌うだけです。これまで一緒にやってきた仲間がいるので何も心配はしていません。僕はソロシンガーではありますが、彼らとは一つのバンドのようなものなのですから。







